「ニューバランス425って、どんなスニーカー？」そんな疑問を持つ人、多いかもしれません。
ニューバランスといえば「574」や「996」が有名ですが、実は“425”というモデルも静かに人気を集めています。
スケートボードシーンから誕生したモデルでありながら、街履きにもぴったり。今回はその魅力を、履き心地やサイズ感、人気カラーまでじっくり紹介します。
ニューバランス425とは？クラシック×機能性のスケート仕様モデル
ニューバランス425（正式名称：New Balance Numeric NM425）は、スケートボードライン「New Balance Numeric」シリーズの一足。
クラシックなコートシューズデザインに、スケートシーンで求められる耐久性と安定性を融合したモデルです。
425の最大の特徴は、アッパーのワンピース構造。縫い目の少ないスエードや合成皮革で仕上げられており、スケート中の摩耗を軽減。見た目にもすっきりしたシルエットで、日常のコーディネートにも馴染みやすいのが魅力です。
また、カップソール構造とC-CAPミッドソールを採用し、足裏の安定感と程よいクッション性を実現。スケート用途だけでなく、普段使いにも心地よい履き心地が体感できます。
デザインの魅力：クラシックとストリートが共存
ニューバランス425のデザインは、まさに“シンプル＆クリーン”。
コートタイプのローカットシルエットに、サイドのNロゴが映えるミニマルなデザイン。過剰な装飾がなく、どんなスタイルにも合わせやすいバランスが取れています。
素材構成もポイント。
スエードの質感が柔らかく、使い込むほどに足になじむ仕上がり。
メッシュカラーや合成皮革を組み合わせることで、通気性と耐久性の両立を実現しています。
カラー展開も豊富で、「ホワイト×レッド」「ブラック×ガム」「ネイビー」「グレー」など、多様な組み合わせが登場。
ガムソール仕様のモデルは特に人気が高く、クラシックなストリート感を演出してくれます。
履き心地は？しっかり感と軽快さのバランスが絶妙
実際の履き心地についても高評価。
C-CAPミッドソールが適度なクッション性を提供し、着地時の衝撃を吸収。スケートボード中の激しい動きでも安定感があります。
一方で、柔らかすぎず、地面をしっかり捉えるようなフィーリングが特徴。
いわゆる「ボードフィール」を重視する設計のため、スケーターにとっては安心感のある感触です。
普段履きでも、フラットソール特有の安定した重心で歩きやすく、軽やかな足運びをサポートします。
ただし、クッション性はランニングモデルほど強くないため、長距離のウォーキングや立ち仕事にはやや硬めに感じる人もいるかもしれません。
その場合は、別売りのインソールで調整すると快適に履きこなせます。
サイズ感の目安：普段通りでOK、幅広にも優しいフィット
サイズ選びに迷う人も多いですが、ニューバランス425は「サイズ通り」で選ぶのが基本です。
海外レビューでは約7割のユーザーが「ジャストサイズ」と回答しています。
幅（ワイズ）はややゆとりのある作りで、幅広の足でも無理なく履けるとの声が多いです。
そのため、これまでDワイズや2Eで窮屈に感じていた人にも試す価値あり。
一方、足幅が細めの人は少し余裕を感じるかもしれません。気になる場合は0.5cm下げてみるのもおすすめです。
履き口まわりのパッドも厚すぎず薄すぎず、足首を優しく包み込むフィット感。
スケート中はもちろん、普段履きでもストレスのない履き心地を保ちます。
人気モデル・カラー展開：好みで選べる豊富なバリエーション
ニューバランス425には、カラーや素材違いの派生モデルが複数存在します。
代表的な型番には「NM425HNT」「NM425BNG」「NM425RUP」などがあり、ショップやシーズンごとに限定カラーも展開されています。
・NM425HNT：落ち着いたトーンのグレー×ホワイトで、大人っぽい印象。
・NM425RUP：ネイビー×ガムソールのクラシックな組み合わせ。
・NM425BNG：ブラックベースにガムソールを合わせた定番デザイン。
価格帯も魅力で、国内正規販売では8,000円台と比較的手に取りやすい設定。
海外では£55前後（約6,000円台）で販売されており、スケートシューズの中では高コスパなモデルとして知られています。
どんな人におすすめ？用途別の選び方ガイド
ニューバランス425は、こんな人におすすめです。
・スケートボードを楽しむ人：
カップソール構造とトゥ補強で、耐久性と安定感を両立。
トリックの多いスタイルにも耐えうる設計です。
・カジュアルファッション重視の人：
スケートラインながら見た目がシンプルで、ストリートやデイリーコーデにも自然に馴染みます。
デニム、チノ、カーゴパンツなどとの相性も抜群。
・幅広めの足でフィットに悩む人：
425は少しゆとりのある木型で、窮屈さを感じにくい作りです。
他モデルで足が痛くなりやすい人にも履きやすい構造になっています。
一方、ランニングや長時間のウォーキングを目的とするなら、よりクッション性を重視したモデル（例えば990シリーズや880シリーズ）を検討すると快適です。
メリットと注意点を整理
425の良い点と気をつけたい点を、実際の使用感に基づいて整理しておきます。
【メリット】
・耐久性が高く、スケート用途でも長持ちする。
・幅広の足でも快適に履けるフィット感。
・デザインがシンプルで、ファッションにも合わせやすい。
・価格が手頃で、初めてのニューバランスにもおすすめ。
【注意点】
・クッション性は控えめなので、長時間の歩行にはやや硬め。
・雨や泥に弱いスエード素材のモデルは手入れが必要。
・在庫やカラーによっては入手が難しい場合がある。
スケート用途に限らず、「耐久性の高いシンプルスニーカー」を探している人には、非常にバランスの取れた選択肢です。
スタイル提案：街でも映えるニューバランス425の使い方
街で履くなら、ニューバランス425は“抜け感のあるストリートスニーカー”として使えます。
例えば、ホワイト×レッドのモデルならデニムやベージュパンツと合わせて爽やかに。
ブラック×ガムソールなら、ワークパンツやフーディと合わせてシックにまとめるのも◎。
スエード素材は経年変化も楽しめるので、履き込むほどに味が出ます。
きれいめファッションの外しとしても活躍し、シンプルながら個性を出せるのがこのモデルの面白いところです。
購入前にチェックしておきたいポイント
- サイズ選びは慎重に
普段通りのサイズが基本ですが、試着できるならベスト。
幅広の人はそのままで、細身の人は0.5cm下げるのもあり。 - 素材確認を忘れずに
スエードモデルは防水スプレーやブラッシングでケアすることで長持ちします。
合成皮革モデルは汚れに強く、雨の日にも安心です。 - 用途に合わせて選ぶ
スケート重視ならガムソールモデルを、タウンユース中心なら軽めカラーやホワイト系を選ぶと好印象。 - 価格と在庫の確認
国内ショップでは8,000円前後が目安。人気カラーは早めに売り切れるので、見つけたら即チェックが正解です。
ニューバランス425の魅力を再確認しよう
改めてまとめると、ニューバランス425は「クラシックなデザイン」「確かな耐久性」「手頃な価格」という三拍子が揃った隠れた名作です。
スケートボード由来のタフさを持ちながら、普段使いにも映えるシンプルなデザイン。
ファッションの幅を広げたい人にも、実用的で長く愛用できる一足としておすすめです。
幅広の足に合うスニーカーを探している人、ストリートテイストのコートシューズを試したい人にもぴったり。
ニューバランスらしい安定感と、Numericラインならではの遊び心が詰まった「425」。
自分らしいスタイルに合わせて、その魅力をぜひ体感してみてください。
