ニューバランスのスニーカーといえば、数字で型番が分かれているのが印象的ですよね。その中でも「400番台」は、知る人ぞ知る“ちょうどいい”シリーズとして注目されています。見た目のバランス、履き心地、そして価格。この三拍子が揃ったモデル群が400番台です。この記事では、その魅力や特徴、人気モデルの違い、そして自分に合った選び方をわかりやすく紹介していきます。
400番台とは?ニューバランスの中での位置づけ
ニューバランスの数字のルールには、ある程度の意味があります。ざっくり言うと「100〜300番台」は軽量&ベーシックなランニングモデル、「500〜600番台」はクラシック&ボリューム感のある定番、「900番台」や「1000番台」は高機能ライン。そして、その中間に位置するのが「400番台」です。
400番台の靴は、ランニングシューズをルーツにしながらも、日常使いにぴったりなデザインと機能を持ち合わせています。つまり、“走れるけど、街にも馴染む”。これが400番台の最大の特徴です。
見た目はスリムで、ニューバランスらしい丸みのあるシルエットを保ちながらも、全体的にすっきりしています。ボリュームが出すぎないので、どんなファッションにも合わせやすく、男女問わず人気です。
400番台の魅力①:ちょうどいい履き心地と機能性
400番台は、上位モデルのように最新テクノロジーを満載しているわけではありません。しかし、だからこそ日常使いに最適な“軽快さ”があります。
ソールにはEVAフォームという軽量クッション素材を使用し、長時間歩いても疲れにくい構造。厚底すぎず、地面の感覚を程よく感じられるバランス感が魅力です。ウォーキングや通勤、ちょっとしたお出かけにもぴったり。
一部のモデルでは、アウトソールに耐摩耗性ラバーを採用し、滑りにくく長持ちする仕様もあります。派手さはないけれど、実際に履くと“良さがじわじわ伝わる”シリーズなのです。
400番台の魅力②:細身でスタイリッシュなデザイン
「細身でシュッとしている」――これが400番台を語るうえで欠かせないポイントです。500番台のような丸みと厚みのあるフォルムではなく、よりスリムで軽やかな印象。これにより、ジーンズやチノパン、スラックス、スカートなど、あらゆるコーディネートに合わせやすくなっています。
特に人気の「ニューバランス GM400」シリーズは、シンセティックレザーを使った上品なルックスで、きれいめカジュアルにもハマります。レトロランニングの雰囲気を残しつつ、現代的なミニマルデザインが特徴です。
また「420」番台のニューバランス UL420Mは、スエードとナイロンを組み合わせたクラシックな素材感で、男女問わず人気。どちらも、いわゆる“ロゴが主張しすぎないNB”として、ファッション好きからの支持も厚いです。
400番台の魅力③:コスパの高さと手に取りやすさ
ニューバランスと聞くと、1万円を超えるモデルが多いイメージがありますが、400番台は比較的リーズナブル。おおよそ6,000〜9,000円台で購入できるものが多く、「初めてのニューバランス」として選ばれることも多いです。
この価格で、NB特有の履き心地と品質が得られるのは魅力的。実際、口コミやレビューでも「コスパが良い」「軽くて毎日履ける」「疲れにくい」といった声が多く見られます。上位モデルほどのテクノロジーはないものの、日常生活では十分な機能を持っているため、普段使いには最適です。
人気モデル紹介:定番と注目の400番台
ここでは、400番台の中でも特に人気のあるモデルをいくつか紹介します。
● ニューバランス GM400
シンセティックレザーを使ったクラシックデザイン。見た目はシンプルながらも存在感があり、きれいめカジュアルや通勤コーデにも馴染みます。履き心地も軽く、普段使いに最適。
● ニューバランス M411/ニューバランス W411
軽量ランニングモデル。ウォーキングや長時間の立ち仕事にも向く万能選手です。幅広サイズ(2E、4E)も展開されているため、足幅が広い人にもおすすめ。
● ニューバランス UL420M
クラシックなランニングスタイルを踏襲した人気モデル。スエード×ナイロンの素材使いがレトロでおしゃれ。どんなファッションにも合わせやすく、男女問わず人気です。
● ニューバランス M413 v3
最新バージョンとして登場したM413は、軽量性と安定感を両立。通気性の良いメッシュアッパーが特徴で、春夏のデイリーユースに最適です。
これらのモデルはいずれも「軽さ・履きやすさ・合わせやすさ」が共通点。価格帯も手頃なので、複数のカラーを揃えて気分で履き替えるのもおすすめです。
自分に合った400番台の選び方
1. 用途を明確にする
まず、「どんな場面で履くか」を決めましょう。
・毎日の通勤や通学なら、レザー調のニューバランス GM400など落ち着いたタイプ。
・ウォーキングやランニング用途なら、軽量でクッション性のあるニューバランス M411。
・街歩きやカジュアルコーデ用なら、デザイン性の高いニューバランス UL420M。
このように、用途別に選ぶと失敗しません。
2. サイズと幅に注意
ニューバランスは、モデルによって“幅”の設定が異なります。400番台は比較的細身なので、足幅が広い人は「2E」や「4E」といった幅広仕様を選ぶと快適です。サイズは普段のスニーカーと同じ、または0.5cmアップが目安です。
3. 素材と見た目の印象
スエード・レザー・メッシュなど、素材によって印象が大きく変わります。
・スエードは上品で大人っぽい印象。
・メッシュは軽快で通気性が高い。
・レザーはきれいめコーデにマッチ。
ライフスタイルや好みに合わせて選ぶと、長く愛用できます。
400番台の実力:普段履きに“ちょうどいい”理由
上位モデルと比べると派手さはありませんが、実際に履くと「ちょうどいい」と感じる人が多いのが400番台の特徴です。
・クッションが効きすぎないから歩きやすい。
・軽いのにしっかりした安定感がある。
・価格が手頃で気軽に履ける。
つまり、気取らず“日常に寄り添うニューバランス”が400番台です。
毎日履く靴だからこそ、こうしたバランス感は大切です。
400番台を選ぶときの注意点
・最新クッション素材(Fresh Foamなど)は非搭載モデルが多い
・カラーやバージョンによって素材やフィット感が微妙に異なる
・細身シルエットのため、甲高・幅広の方はサイズ調整が必要
とはいえ、これらは事前に確認しておけば問題ありません。レビューや試着を参考にしつつ、自分に合うフィット感を探してみてください。
400番台が“隠れた名シリーズ”と呼ばれる理由
ニューバランスといえば、996や574などの有名モデルに注目が集まりがちです。しかし、その陰で quietly(静かに)ファンを増やしているのが400番台。
大きく取り上げられることは少ないものの、「履きやすさ」「デザイン」「価格」のバランスが絶妙で、“地味だけど良い”シリーズとして愛されています。
SNSでは、「ニューバランスは高いイメージだったけど、400番台で考えが変わった」という声も。ファッション性も高く、コーデに取り入れやすいのが人気の理由です。
まとめ:ニューバランス400番台の魅力を一言で言うなら
400番台は、派手すぎず地味すぎず、“生活に寄り添うニューバランス”です。
毎日履ける軽さとデザイン、無理のない価格帯。そして、クラシックで清潔感のある見た目。どんな世代にもおすすめできる万能シリーズです。
「ニューバランス400番台の魅力と特徴を徹底解説!人気モデル一覧と選び方ガイド」としてお届けした今回の記事をきっかけに、あなたにぴったりの一足を見つけてみてください。
履き心地の良さとデザインのバランス、その“ちょうどよさ”が、きっと毎日の足元を楽しくしてくれるはずです。


