子どもの足って、成長のスピードが本当に早いですよね。気づいたら靴がきつくなっていた、なんて経験をした方も多いと思います。そんな中で人気を集めているのが、安定感とデザイン性のバランスが抜群な「ニューバランス313シリーズ」。特に16cmサイズは、幼稚園〜小学校低学年くらいのお子さんにちょうどいいサイズ帯として注目されています。
今回は、ニューバランス313の16cmサイズをテーマに、「サイズ選びのコツ」「履き心地」「おすすめモデル」までを一気に解説していきます。
ニューバランス313ってどんな靴?
まずは、313シリーズそのものについて簡単に紹介しておきましょう。
ニューバランスの「ニューバランス313」は、キッズ・ベビー向けの定番モデルです。子どもたちの足の成長をしっかりサポートするために、柔らかくて軽い素材を使い、履きやすさと安定性を両立しています。
特徴的なのは、ベルクロ(マジックテープ)タイプのストラップ。小さな子どもでも自分で着脱できるように設計されており、幼稚園や保育園の通園靴としても人気があります。
さらに、ミッドソールには「C-CAP」と呼ばれる軽量でクッション性の高い素材を採用。アウトソール(靴底)には発泡ラバーを使い、地面をしっかりグリップしてくれます。日常使いから公園遊びまで幅広く対応できる万能スニーカーなんです。
アッパー素材はスエードとメッシュの組み合わせ。柔らかく通気性が良いので、汗っかきな子どもでも快適に履けます。見た目も大人顔負けのデザインで、「親子おそろいで履きたい」という声もよく聞かれます。
16cmサイズの選び方:まず知っておきたい基本
16cmというサイズは、ベビーからキッズへの移行期にあたる重要なステップです。ここで正しくサイズを選ぶことが、快適な歩行と足の成長を守るポイントになります。
サイズレンジの中での16cmの位置
ニューバランス313は、12.0cmから16.5cmくらいまで展開しているモデルが多く、16cmはその中でも「やや大きめの部類」に入ります。つまり、成長して足がしっかりしてきた子ども向けです。
年齢で言えば4〜6歳前後、または足の実寸が15cm〜15.5cm程度のお子さんにフィットしやすいサイズ帯といえます。
実寸とサイズの関係
子どもの靴選びでは、「実寸+0.5〜1cm」が基本とされています。足の長さが15cmなら、16cmを選ぶのがちょうどいいバランス。つま先に少しゆとりがあることで、足指の動きを妨げず、成長に合わせて長く履けます。
ただし、余裕を持たせすぎると靴の中で足が動きすぎてしまい、歩きづらさや靴擦れの原因になることも。特にニューバランス313はややゆったりめの作りなので、「大きめを選びすぎない」のがコツです。
フィット感と足型のポイント
子どもの足は一人ひとり形が違います。長さだけでなく、幅(足囲)や甲の高さも重要なチェックポイントです。
幅広・甲高の子どもには「W(ワイド)」モデルを
ニューバランス313には、通常幅(スタンダード)に加えて「W(ワイド)」タイプが用意されています。甲が高い、足幅が広いお子さんには、このワイドモデルがおすすめです。
逆に、細身の足でワイドタイプを選ぶと、ベルクロを締めても足が前にずれてしまうこともあるので注意。できれば試着して、かかとがしっかりホールドされているかを確認すると安心です。
フィッティングチェックのコツ
靴を履かせたときに次の3点をチェックしてみてください。
- つま先に5〜10mmほどの余裕がある
- かかとが浮かず、歩いても安定している
- ベルクロを締めたとき、足の甲がほどよくフィットしている
これらを満たしていれば、16cmサイズがちょうど良いと判断できます。成長を見越して少し余裕を持たせるのはOKですが、足が靴の中で動くほどのゆとりはNGです。
履き心地と使い勝手を徹底レビュー
実際にニューバランス313を履いた親子のレビューを見ても、「軽くて歩きやすい」「自分で脱ぎ履きできる」といった声が圧倒的に多いです。
軽さとクッション性のバランス
C-CAPミッドソールの柔らかいクッションが、歩くたびに足裏への衝撃を吸収。長時間の外遊びでも足が疲れにくい構造になっています。
アウトソールには滑りにくい発泡ラバーを使用しており、雨上がりの公園やツルッとした床でも安心感があります。
履きやすさへの工夫
ベルクロストラップは、子どもが自分で開け閉めできるちょうどいい固さ。大きく開くので足入れがスムーズで、登園準備もスピーディーです。
さらに、足首まわりには柔らかいクッションが入っており、靴擦れしにくいのもポイント。細かい部分まで「子どもが一人で履ける」を考え抜かれた設計です。
デザイン性の高さ
ニューバランスらしいクラシックなデザインも魅力のひとつ。スエードとメッシュ素材のコンビが高級感を演出し、カラー展開も豊富です。グレーやネイビーなどの定番色はもちろん、レッドやパープルなどのカラフルなバリエーションも揃っています。
通園靴としてだけでなく、カジュアルなお出かけにも違和感なく使えるのが人気の理由です。
16cmでおすすめのモデルをピックアップ
ここからは、16cmサイズを選べる人気モデルをいくつか紹介します。
ニューバランス IO313(スタンダードモデル)
最も定番の「ニューバランス IO313」は、柔らかいメッシュ素材とスエードの組み合わせが特徴。軽くて通気性が良く、デイリー使いに最適です。
カラーバリエーションが豊富で、ネイビー・グレー・レッド・ピンクなど、男女問わず選びやすいのも魅力。
ニューバランス IO313W(ワイドモデル)
足幅が広め、甲が高めのお子さんにおすすめなのがこの「ニューバランス IO313W」モデル。内部の設計が少し広く作られており、圧迫感がなく快適です。
靴下を厚めに履く季節や、冬場の使用にも向いています。
ニューバランス PO313(プレキッズモデル)
少し大きめサイズ(15〜18cm)まで展開しているシリーズ。ニューバランス313の履きやすさをそのままに、より安定性を高めた設計です。小学校入学前後にぴったりのモデルです。
よくある疑問:16cmと16.5cm、どっちを選ぶべき?
「15.5cmが小さくなったけど、16.5cmは大きすぎるかも」と悩む保護者の方も多いと思います。
ニューバランス313は全体的にやや大きめの作りなので、足の実寸が15.5cmくらいなら16cmでOK。
もし靴下を厚めに履く季節や、ワイドモデルを選ぶ場合は、16.5cmも検討してみてもいいでしょう。
ただし、かかとが浮いたり、足が中で動いたりする場合はサイズオーバーのサインです。成長を見越すにも限度があり、「大きすぎず、少しの余裕を持たせる」が正解です。
まとめ:ニューバランス313の16cmは“成長期のベストサイズ”
ニューバランス313の16cmサイズは、足がしっかりしてきた幼児期のお子さんにとってベストな選択肢です。
軽くて履きやすく、ベルクロで調整も簡単。クッション性も十分で、通園や公園遊びなどあらゆるシーンに対応できます。
また、ワイドモデルを選べば足幅の広い子にも快適。デザインも豊富なので、親子で一緒に楽しみながら選べるのも魅力です。
靴選びは、ただ「かわいい」「人気がある」だけでなく、足に合うかどうかが何より大切。
お子さんの足を定期的に計測し、成長に合わせて最適なサイズを選んであげてください。
その上で、ニューバランス313の16cmを選べば、日々の歩行もきっともっと快適になります。
ニューバランス313の16cmサイズの選び方と履き心地を徹底解説!おすすめモデルも紹介(まとめ)
ニューバランス313の16cmサイズは、ちょうど「自分で履けるようになる時期」と重なります。ベルクロの簡単な着脱、柔らかい履き心地、そしてデザイン性。どれを取っても、子どもにも親にも嬉しい一足です。
サイズ選びのコツを押さえれば、長く快適に使える靴になります。成長期の足をしっかり支えてくれる相棒として、ニューバランス313の16cmはぜひチェックしておきたいモデルです。


