赤ちゃんの靴を選ぶとき、「13.5センチってどんなサイズ？」「ニューバランスの13.5は大きめ？小さめ？」と迷う人は多いですよね。特にニューバランスはフィット感や作りがしっかりしているブランドなので、同じ13.5センチでも他メーカーと履き心地が違うことがあります。ここでは、ニューバランスの13.5センチモデルを検討している方に向けて、サイズ感や選び方のポイント、さらにおすすめのモデルを詳しく紹介します。
ニューバランス13.5センチはどんなサイズ感？
赤ちゃん靴の13.5センチというのは、実寸でおおよそ「足の長さが12.5〜13.0センチくらい」のお子さんに合うサイズです。子どもの足は成長が早く、数ヶ月でサイズが変わるため「実寸＋0.5〜1センチ」が目安とされています。つまり、足が12.7センチくらいであれば、13.5センチを選ぶとちょうどよいフィット感になります。
ニューバランスの靴は、全体的に「やや大きめ」「幅は標準〜やや広め」という特徴があります。中敷きを計測したレビューでは、13.5センチ表記でも実測14.7センチほどのインソール長があったという声もあります。つまり、他ブランドの13.5よりも若干余裕を感じやすい設計になっているということです。
この余裕がある作りは、歩き始めたばかりの赤ちゃんの足指の動きを妨げず、自然な足の成長をサポートする目的があります。
サイズ選びの基本：足の実寸＋0.5〜1センチが目安
まずはお子さんの足の実寸を正しく測ることが大切です。測るときは必ず「立った状態」で、体重が両足にかかっている姿勢で行いましょう。靴下を履いた状態で測ると、より実際の着用に近い数値が得られます。
赤ちゃん靴のサイズ選びでよく言われるのが「捨て寸」という考え方です。つま先部分に0.5〜1センチほどの余裕を設けることで、足指が自由に動かせて成長を妨げません。ニューバランスの13.5センチは、この“捨て寸込み”で実寸14センチ前後の設計が多いため、実際に足の長さが12.5〜13センチくらいであれば、ジャストもしくは少し余裕を感じるフィットになります。
幅や甲の高さもチェックしよう
子どもの足は幅や甲の高さにも個性があります。ニューバランスのベビーシューズは「標準（M）」と「やや広め（W）」の2種類のワイズ（幅）展開があり、足の形に合わせて選べるのが特徴です。
たとえば甲が高いお子さんや幅広の足型の場合、W（ワイド）モデルを選ぶと足全体がゆったり収まり、圧迫感が少なく快適です。逆に細身のお子さんには、標準幅のモデルを選ぶ方がフィット感が出やすいです。
また、マジックテープタイプの靴であれば、足の形に合わせて微調整できるため、甲高でも履かせやすく安心です。ニューバランスの13.5センチサイズは、こうした調整機能があるモデルが多く、成長期の足にやさしい設計になっています。
試着時のポイントとタイミング
サイズ選びで失敗しないためには、試着のタイミングと方法も重要です。以下のポイントを意識してみてください。
- 試着は夕方に行う：一日の中で足が最もむくんで大きくなる時間帯です。夕方に試すと、日中の使用時に窮屈になりにくくなります。
- 靴下を履いた状態で試す：裸足で履くと余裕がありすぎるように感じることがあるため、普段履く靴下を履いた状態で確認します。
- つま先・かかとの余裕をチェック：指先が靴に当たらず、かかとが浮かないかを確認します。
- ベルトやマジックテープの締まり具合：足首がしっかり固定され、左右のバランスを取りやすいかを確認しましょう。
成長の早い時期なので、3〜4か月ごとにサイズを見直すのがおすすめです。
ニューバランス13.5センチのおすすめモデル
ニューバランスの13.5センチ展開モデルは、歩き始めの赤ちゃんに最適な設計が揃っています。ここでは人気の3シリーズを紹介します。
1. NEW-B FIRST（ニュービーファースト）シリーズ
初めての一歩を踏み出す赤ちゃんにぴったりなファーストシューズ。軽量で屈曲性に優れ、足裏の感覚を大切にした設計です。面ファスナーで着脱が簡単なので、じっとしていられない赤ちゃんでもスムーズに履かせられます。
2. IZ996（アイゼット996）シリーズ
ニューバランスの定番モデル「996」をベースにしたキッズ・ベビー向けバージョン。クッション性と安定性のバランスが良く、外遊びデビューにも最適です。13.5センチからの展開が多く、歩きが安定してきた1歳後半〜2歳頃におすすめ。
3. FS313（エフエス313）シリーズ
ファッション性と機能性を両立した人気シリーズ。サイドのNマークが映えるデザインで、カラー展開も豊富です。柔らかいミッドソールとグリップ力のあるアウトソールで、活発に動くお子さんにも安心です。
どのモデルも、ニューバランスらしい安定感とデザイン性を兼ね備えています。特に13.5センチは、歩行が安定し始める時期の「セカンドシューズ」としても最適なサイズです。
成長を見越した買い替えタイミング
赤ちゃんの足は1年間でおよそ1〜1.5センチほど成長します。そのため、13.5センチを購入したあとも定期的に足のサイズを測り、次のサイズ（14.0センチや14.5センチ）に移行するタイミングを見極めましょう。
履いている靴をチェックするときは、
- つま先が当たっていないか
- 靴底が偏ってすり減っていないか
- 脱ぎ履きがしづらくなっていないか
などを目安にします。少しでも窮屈そうなら、次のサイズへステップアップしてOKです。
ネット購入の注意点とコツ
オンラインでニューバランスの13.5センチを購入する場合は、返品・交換ポリシーを確認しておくと安心です。実店舗で試着できない分、サイズが合わないリスクを考慮して、公式オンラインストアや返品保証付きショップを選びましょう。
また、レビュー欄で「大きめ」「小さめ」といった傾向をチェックするのも有効です。多くの口コミでは「ニューバランスは少し余裕がある」との声が多いですが、モデルごとにフィット感は微妙に異なります。特に996系と313系では形状が違うため、購入前に特徴を把握しておくのがおすすめです。
ニューバランス13.5センチのサイズ選びで失敗しないために
最後に、13.5センチを選ぶときに意識したいチェックポイントを整理しておきます。
- 足の実寸を測る（立った状態＋靴下着用）
- 余裕は0.5〜1センチを目安に
- 甲高・幅広なら「W（ワイド）」モデルを選ぶ
- 試着は夕方・靴下着用で行う
- 3か月ごとにサイズを見直す
- ネット購入時は返品可能な店舗を選ぶ
この基本を押さえておけば、赤ちゃんの足にやさしい一足が見つかるはずです。
まとめ：ニューバランス13.5センチで赤ちゃんの“はじめの一歩”を快適に
ニューバランスの13.5センチは、赤ちゃんの足の成長に寄り添うサイズ設計と機能性を兼ね備えた万能なサイズです。実寸が12.5〜13センチくらいのお子さんにはぴったりで、歩き始めから安定したステップを支えてくれます。
履かせやすく、歩きやすく、そしてデザインもかわいい。ニューバランスの13.5センチは、まさに“赤ちゃんの最初の相棒”と呼べる一足です。
ぜひ実際のサイズ感を確かめながら、お子さんの足にぴったりの一足を見つけてみてください。
