ニューバランス 996
ニューバランス 990
スニーカーを履くとき、つい見落としがちなのが「靴紐の結び方」。
実はこの小さなディテールひとつで、足元の印象も履き心地も大きく変わります。
特にニューバランスのように、シンプルで上品なデザインのスニーカーでは、靴紐の通し方や結び方に少し工夫を加えるだけで、おしゃれ度と快適さがぐっとアップするんです。
ニューバランスの靴紐は「見た目」と「履き心地」を左右する
ニューバランスの魅力といえば、上質な素材と履き心地の良さ。
でも、どれだけ良いスニーカーでも、靴紐の通し方が合っていなければその性能を最大限に引き出せません。
靴紐の結び方を見直すことで、次のような変化が期待できます。
- 足の甲やかかとにぴったりフィットする
- 歩いたときのズレや浮きを軽減できる
- スニーカー全体のシルエットが整い、清潔感がアップ
- 見た目の印象がスマートに
- 紐の余りを防ぎ、だらしない印象を回避できる
ニューバランスはホール(紐を通す穴)が多い構造が特徴で、結び方を工夫しやすいのも魅力です。特に最上部の「二重ホール(ダブルアイレット)」を活用することで、見た目にも機能的にもワンランク上の履き心地が手に入ります。
定番の通し方3選|オーバーラップ・アンダーラップ・ヒールロック
ニューバランスの靴紐でおしゃれかつ実用的な通し方を紹介します。どれも特別な道具は不要で、少しの工夫で印象が変わります。
1. オーバーラップ通し:定番で安定感抜群
最もベーシックな通し方が「オーバーラップ」。
靴紐を上から通して交差させる一般的なスタイルです。
履き心地が安定し、ニューバランスのクラシックモデル(ニューバランス 574、ニューバランス 996、ニューバランス 990など)にぴったり。
ポイント:
- 足全体をしっかりホールド
- 見た目が整い、スニーカーらしい立体感
- ホワイトやグレーなどの定番カラーに合わせやすい
きちんとした印象に仕上がるため、通勤・通学などのきれいめコーデにも相性が良いです。
2. アンダーラップ通し:抜け感を出したい人におすすめ
靴紐を下から通して交差させる「アンダーラップ」。
上から通すよりも圧迫感が少なく、甲が高い人にも向いています。
メリット:
- 締め付けがゆるやかで快適
- 紐が控えめに見え、すっきりとした印象
- 細身のパンツやミニマルコーデと好相性
平紐を使うと落ち着いた印象に、丸紐を使うと軽やかでスポーティーな雰囲気になります。
リラックス感のあるファッションに取り入れるとバランスが取りやすいです。
3. ヒールロック(ダブルアイレット):かかとが浮く人に最適
ニューバランスの多くのモデルにある「最上段の2つ並んだ穴」。
この2つを使ってループを作り、紐を通して固定するのが“ヒールロック”です。
特徴:
- かかとがしっかり固定され、ズレにくい
- 長時間歩いても疲れにくい
- 紐が余りにくく、見た目もスマート
靴の中で足が動く、かかとが浮くという悩みがある人には最適。
ウォーキングや通勤など、たくさん歩く日にもぴったりです。
結び方のバリエーションで印象を変える
靴紐は「通し方」だけでなく、「結び方」でもおしゃれに差がつきます。ここではニューバランスに似合う3つの結び方を紹介します。
シンプルな蝶結び:基本を美しく
最も一般的で、どんなモデルにも合うのが蝶結び。
結び目を大きくしすぎず、中心で整えるのがコツ。
余った紐は内側に入れ込むと清潔感が出ます。
ダブルノット:解けにくくアクティブに
歩いているうちに紐がほどけてしまう人は、蝶結びのあとにもう一度結ぶ「ダブルノット」がおすすめ。
特にランニングや旅行など、長時間歩くシーンで活躍します。
リボン結び:女性らしい華やかさをプラス
結び目をあえて少し大きめに作り、リボンのように見せるスタイル。
スカートやワンピースなど、フェミニンなコーデに合わせると一気にこなれ感が出ます。
紐をパステルカラーやメタリック調に変えると、遊び心も演出できます。
紐の色・素材で印象をカスタマイズ
同じ靴でも、紐を変えるだけでガラリと印象が変わります。
ニューバランスはシンプルなデザインが多いからこそ、靴紐の色・素材で個性を出すのがおすすめです。
おすすめアレンジ例:
- 白スニーカー × グレー紐 → 清潔感&上品さ
- 黒スニーカー × イエロー紐 → アクセントカラーで個性UP
- グレースニーカー × ネイビー紐 → 落ち着いた大人の雰囲気
- スウェード素材 × マット紐 → 秋冬のシックな印象
- レザー素材 × ワックスド紐 → 高級感と艶感をプラス
平紐はカジュアル寄り、丸紐はスポーティー寄り。
細めならすっきり、太めならボリューム感が出ます。
服装やシーンに合わせて変えるのもおしゃれ上級者のテクニックです。
よくある悩みと解決法
靴紐を工夫する中で、誰もが一度は経験する悩み。
その原因と解決策をまとめました。
1. 紐が長すぎて見た目がだらしない
→ 紐をヒールロックで通して余りを減らすか、短い紐に交換。
余った部分は靴の内側やシュータンの裏に入れ込むのも◎。
2. 歩くときにかかとが浮く
→ ヒールロックでしっかり固定。
特に通勤・通学や旅行など、長時間歩く人におすすめです。
3. 甲が圧迫されて痛い
→ アンダーラップ通しに変更して圧力を分散。
甲高さんには緩めの結び方が快適です。
4. すぐにほどけてしまう
→ ダブルノットにする、または摩擦が強い素材の紐に交換。
靴紐は「消耗品」と考えて、定期的に交換すると見た目も清潔に保てます。
おしゃれな足元は“靴紐”から始まる
ニューバランスのスニーカーは、シンプルだからこそ奥が深い。
ほんの少し靴紐を変えるだけで、履き心地が良くなり、足元が引き締まります。
見た目も気分もリフレッシュできる、最も手軽なカスタムといっても過言ではありません。
自分の足やスタイルに合わせて、今日から「靴紐の結び方」を見直してみてください。
おしゃれで実用的な結び方を取り入れれば、ニューバランスの魅力がさらに輝くはずです。
まとめ|ニューバランス 靴 紐 結び方 おしゃれで差をつけよう
ニューバランスの靴紐は、ただの“固定具”ではなく、
ファッションと快適さを両立させるための重要なパーツです。
- オーバーラップで王道のまとまりを
- アンダーラップで抜け感を
- ヒールロックで安定とホールド感を
そして、色・素材・結び方を工夫すれば、同じスニーカーでも何通りもの表情が楽しめます。
足元を整えることは、全身のおしゃれを完成させる第一歩。
今日からあなたのニューバランスを、自分だけのスタイルで結んでみませんか?


