スニーカー好きなら一度は訪れてみたい場所――それが「ニューバランス直営店」と「旗艦店」です。通販や量販店では感じられない、ブランドの世界観に包まれるような空間。足を通す前から「自分に合う一足」が見つかるような体験。この記事では、そんなニューバランスの直営＆旗艦店で得られる魅力を、実際の店舗情報を交えながら紹介します。
ニューバランスが直営・旗艦店に込める意味
ニューバランスが大切にしているのは「フィット」という価値。単にサイズが合うという意味ではなく、「足」「ライフスタイル」「使う目的」に寄り添うという考え方です。
その思想を体験できるのが、直営店や旗艦店。単なる販売の場ではなく、ブランドの哲学を“体感できるショールーム”のような存在になっています。店内の素材や照明、スタッフの動きまでが一体となり、まるでブランドの世界に入り込んだような感覚を味わえます。
中でも旗艦店は、その都市を代表する「ニューバランスの顔」といえる存在。最新のサービスや限定モデルが集まり、ブランドの今をリアルに感じられる空間です。
店舗空間が語る「ブランドの世界観」
直営店に足を踏み入れると、まず目に入るのが温かみのある照明とグレーを基調とした落ち着いた内装。ニューバランスが掲げる「機能と美の両立」という哲学が、空間デザインにまで貫かれています。
例えば、大阪・心斎橋に誕生した旗艦店では、店舗中央に“コミュニティサークル”と呼ばれる円形スペースを設け、来店者同士やスタッフとの自然な会話が生まれる設計になっています。吉祥寺店でも、商品より「人」を中心に置いたレイアウトを採用し、温かみのある空間を演出。どの店舗にも共通しているのは、「人と靴の関係をデザインする」という思想です。
什器や素材もこだわり抜かれています。阪急うめだ本店のリニューアルでは、環境配慮型マテリアルを使用した什器を導入し、ブランドとしてのサステナビリティを体現しました。商品を“並べる”のではなく、“語る”空間。それがニューバランスの店舗づくりの特徴です。
幅広いカテゴリーが一堂に揃うラインナップ
旗艦店や大型直営店の魅力は、圧倒的な品揃えにもあります。
ランニング、ライフスタイル、ゴルフ、バスケットボール、キッズモデルまで、ほぼすべてのカテゴリーが網羅されています。さらに、プレミアムラインの「Made in U.S.A」や「Made in U.K」も常設され、限定色やコラボモデルが登場することも。
たとえば、名古屋店ではランニングやウォーキング向けモデルを中心に、専門スタッフが常駐して的確なアドバイスをしてくれます。心斎橋や原宿の旗艦店では、限定販売の“Made”シリーズや、先行発売モデルを扱うことも多く、ファンにとっては“聖地”のような存在です。
体験できるサービスの充実度がすごい
ニューバランスの直営・旗艦店が支持される最大の理由は、「買う前から体験できること」。
3Dスキャンで自分の足を知る
店頭では3Dスキャンマシンによる足計測サービスを実施。足の長さや幅、高さ、左右差を立体的に解析して、最適なサイズやワイズ（幅）を導き出してくれます。これにより「試着しても何かしっくりこない」といった悩みが減り、自分の足に合った一足を選びやすくなります。
シューフィッター・ランニングスペシャリストの存在
各店舗には専門知識を持つスタッフが常駐。特に名古屋や心斎橋店では「シューフィッター」や「ランニングスペシャリスト」が在籍し、用途に応じた最適なシューズを提案してくれます。
単に“履ける”靴ではなく、“長く快適に使える”靴を選ぶサポートを受けられるのが魅力です。
試走・カスタマイズ体験
一部店舗ではトレッドミル（ランニングマシン）を設置し、実際に走りながらフィット感を確かめられます。また、原宿店の「CUSTOMIZE LOUNGE」では、刺繍やプリントを施したオリジナルデザインを作る体験も可能。まさに“履く楽しみ”を超えた“作る楽しみ”を味わえる場になっています。
限定モデル・イベント・ノベルティの特別感
直営店を訪れる楽しみのひとつが「ここでしか出会えない一足」。
オープン記念や季節ごとに、店舗限定カラーや先行販売モデルが用意されることがあります。札幌の直営店では「M990GY3」の数量限定販売を実施。堀江リニューアル時には「1500」35周年記念イベントが行われました。
さらに、アパレル購入者に限定トートバッグを配布するなど、ノベルティ展開も多彩。こうした“特別感”が、直営店を訪れる理由のひとつになっています。
コミュニティを生み出す店舗づくり
ニューバランスは近年、「人と人をつなぐ」店舗運営にも力を入れています。
ランナー向けの「Run Hub 代々木公園」では、ランニングイベントや練習会が定期開催され、購入後のサポートや情報交換の場として機能しています。
また、心斎橋や吉祥寺の店舗では、来店者同士の自然な交流が生まれるように、空間レイアウトや什器の配置が工夫されています。
店舗が単なる販売拠点ではなく、コミュニティの“ハブ”として活躍しているのは、ニューバランスらしいアプローチです。
来店前にチェックしたいポイント
直営＆旗艦店をより楽しむために、以下のポイントを押さえておくとスムーズです。
- 店舗ごとのサービスを確認
足計測やトレッドミル、カスタマイズなどは店舗によって異なります。事前に公式サイトで内容をチェックしておきましょう。 - myNB会員に登録する
イベントやノベルティ配布、限定商品情報は「myNB」会員向けに発信されることが多いです。 - 限定モデルやリニューアル情報を追う
オープン・リニューアル時期には特別モデルが登場することも。SNSや公式ニュースリリースをフォローしておくのがおすすめです。 - スタッフとの会話を楽しむ
シューフィッターや専門スタッフの知識は、まさに“ブランドの生きた教科書”。目的や悩みを共有することで、より理想の一足に出会えます。
主な注目店舗紹介
ニューバランス原宿
東京・原宿の中心にあるフラッグシップ。カスタマイズ体験「NB1」や「NB Lab」が人気で、若者からスニーカーマニアまで幅広い層に支持されています。現在はリニューアル中で、より体験型の店舗として再始動予定。
ニューバランス心斎橋
西日本最大規模を誇る最新の旗艦店。地下1階から3階までの4フロア構成で、ランニングからキッズまでフルカテゴリー展開。中心には“人が集まる”コミュニティサークルが設けられ、会話や出会いを誘発するデザインです。
ニューバランス堀江
日本初の直営店として1997年にオープンし、2024年に「グレー」をテーマにした新空間として再登場。落ち着いた雰囲気で、ライフスタイル志向の大人世代からも注目を集めています。
直営・旗艦店でしか味わえない“体験価値”
ニューバランスの直営＆旗艦店を訪れると、ブランドの哲学が自然と体に染み込んでくるような感覚があります。
足を測り、スタッフと話し、空間を感じ、限定モデルに出会う――それはまさに「ブランドと自分の接点を確かめる旅」。
オンラインでは叶わない、“リアルだからこそ得られる感動”がそこにあります。
一足を選ぶ体験が、日々の生活を少し豊かにしてくれる。ニューバランスの店舗は、そんな体験を提供するために存在しているのです。
ニューバランス直営＆旗艦店で体験するブランド世界観と店頭サービスの魅力で体験する世界観をあなたの足で
最後にもう一度、キーワードを。
ニューバランス直営＆旗艦店は、靴を買う場所ではなく、「ブランドの世界を感じ、自分を知る場所」。
3Dスキャンや専門スタッフの提案、心地よい空間演出、限定モデルとの出会い――そのすべてが“体験”としてつながっています。
もし、まだ一度も訪れたことがないなら、ぜひ次の週末に足を運んでみてください。
あなたの“フィットする一足”が、きっとそこに待っています。
