病院や介護施設など、長時間の立ち仕事が続く現場では、靴選びが身体の疲労を左右します。足の痛みや腰のだるさを和らげるために、「医療用シューズ」や「ナースシューズ」に注目している方も多いはず。
その中でも人気を集めているのが、スポーツブランドとして信頼の厚い「ニューバランス」です。医療や介護現場の動きを支えるために開発されたモデルが多く、「歩きやすい」「疲れにくい」と評判を呼んでいます。
ここでは、ニューバランスの医療用シューズの特徴や、看護師・介護士におすすめのモデルを詳しく紹介していきます。
医療現場に求められるシューズとは
医療や介護の仕事では、1日中立ちっぱなしだったり、病棟や施設を何度も歩き回ったりします。こうした環境で使う靴には、一般的なスニーカーとは違う条件が求められます。
まず大切なのは、疲れにくいクッション性。衝撃を吸収するソールが足裏や膝への負担を減らします。
次に安定性。急な方向転換や小走りにも対応できるよう、アウトソールにはグリップ力が必要です。
さらに、通気性の高さや軽量性も欠かせません。蒸れや重さは集中力を奪い、パフォーマンス低下につながります。
また、病院では「滑りにくさ」も重要。床が濡れていることもあるため、しっかりしたラバーソールが安心です。
ニューバランスの医療用モデルは、こうした現場のニーズを踏まえた設計がされています。
ニューバランスの医療用シューズが選ばれる理由
1. スポーツテクノロジーを応用した快適構造
ニューバランスはランニングシューズで培ったノウハウを、医療用モデルにも反映しています。
たとえば「DynaSoft」や「Fresh Foam」といった独自のミッドソール素材は、衝撃吸収と反発力のバランスに優れ、長時間の着用でも足が重くなりにくいのが特徴です。
これにより、立ち仕事だけでなく、患者搬送や介助など「動きながら支える」場面でも自然な足運びができます。
2. フィット感と脱ぎ履きのしやすさ
病棟では、急に靴を脱ぐ・履くシーンもあります。紐を結ぶ時間が惜しいとき、ゴム仕様のアッパーやスリッポン構造はとても便利。
一方で、紐タイプのモデルは足をしっかり固定できるため、長時間歩く方に向いています。
現場のスタイルに合わせて選べるのもニューバランスの魅力です。
3. 幅広サイズやワイズ展開が豊富
ニューバランスはもともと「足幅に合わせた靴作り」に定評があります。
医療現場では外反母趾や幅広足の方も多く、「2E」「4E」などのワイドタイプを選べる点は大きな利点です。
圧迫感が少なく、1日履いても痛みが出にくいという口コミも多く見られます。
4. 清潔感とデザイン性の両立
「白一色」だけでなく、落ち着いたグレーやブラックなどのカラーバリエーションも登場しています。
制服やユニフォームとの相性も良く、清潔感とスタイリッシュさを両立。
素材も汚れが落ちやすく、メッシュアッパーで通気性を保ちつつ洗いやすい仕様です。
医療・介護現場でおすすめのニューバランスモデル
ここからは、看護師や介護士に特に人気の高いモデルを紹介します。
どれも医療現場で実際に使われている実績があり、動きやすさと快適性を両立しています。
● DynaSoft NB SAMPER V2
ニューバランスの中でも代表的な医療用モデル。
「弾むような履き心地」と評されるDynaSoftソールが採用され、軽量ながらも反発力があります。
ゴム製のひも構造で、脱ぎ履きがスムーズ。
夜勤や立ち仕事の多い看護師から「1日履いても疲れにくい」と高く評価されています。
医療・介護の両現場で使える万能タイプです。
● GK578 V1 LACE
こちらも医療用に設計された人気モデル。
DynaSoft素材を使用し、衝撃吸収と安定感を両立。
紐タイプなので足のフィット感を細かく調整でき、足の形に合わせやすいのがポイントです。
通気性の良いメッシュアッパーを採用しており、蒸れが少なく快適。
長時間の勤務でも足元が軽く感じられるでしょう。
● W413 V3
女性スタッフに人気の高い一足。
「トレーニングにも使える」とされるマルチモデルで、歩行時の安定性と柔らかな履き心地を兼ね備えています。
軽量構造のため、立ち仕事が多い人や移動が多い人にもおすすめ。
医療用としてだけでなく、普段のウォーキングや通勤靴としても使えます。
● FF520 V9
医療用シューズとして直接の名称は付いていませんが、看護や介護にも適した性能を持つランニングモデル。
足圧データを基に設計されたミッドソールは、かかとにクッション性を、前足部に安定性を配置。
耐久性と滑りにくさを兼ね備えたアウトソールで、フロアの移動が多い現場でも安心感があります。
医療用シューズの上手な選び方
「ニューバランスのどの靴を選べばいいかわからない」という方のために、選び方のポイントを整理します。
- 現場の動き方に合わせる
立ちっぱなしが多いならクッション性を重視。歩き回ることが多いなら、軽さと安定性を優先しましょう。 - 足幅・サイズに合ったものを選ぶ
ニューバランスのワイズ展開(D〜4E)は豊富です。足の形に合わない靴は、むくみや痛みの原因になります。 - 滑りにくいソールを選ぶ
病院や介護施設では転倒防止が最優先。ラバーソールやグリップ構造のものを選びましょう。 - 通気性・メンテナンス性
蒸れにくく、汚れを落としやすい素材は衛生的。洗いやすいアッパー素材や抗菌加工も安心です。 - 施設の規定を確認する
勤務先によっては「白のみ」「黒不可」などの指定がある場合も。デザインを選ぶ際は職場ルールも確認しましょう。 - 実際に試し履きする
同じサイズでもシリーズによって履き心地が異なります。立ち仕事を想定して少し歩いてみるのが理想です。
医療・介護スタッフが実感する履き心地の違い
レビューや口コミを見ると、ニューバランスの医療用シューズは「疲れにくい」「足が軽い」といった声が目立ちます。
特に長時間勤務の看護師や夜勤スタッフからは、「一日中履いても足がむくまない」「通気性が良くムレない」というコメントが多く見られます。
また、「外反母趾でも痛くならなかった」「ソールの反発で立ち上がりがラク」という声もあり、個々の足の悩みに寄り添う点も人気の理由。
こうしたリアルな使用感が、ニューバランスが医療現場で信頼される大きな要因です。
介護・看護現場でニューバランスを履くメリットと注意点
メリット
- 長時間勤務でも足が疲れにくいクッション構造
- 滑りにくく安全性が高いアウトソール
- 通気性に優れ、ムレにくいメッシュ素材
- 幅広サイズで快適なフィット感
- 清潔感のあるデザインでユニフォームに馴染む
注意点
- 医療機器としての認証を受けた製品ではないため、法的に「医療機器」と誤解される表現は避ける必要があります。
- 職場によっては使用カラーに制限がある場合があるため、購入前に確認を。
- 口コミは個人の感想であり、効果や快適性には個人差があります。
ニューバランスの医療用シューズとは?介護・看護向けおすすめモデルを紹介
ニューバランスの医療用シューズは、看護師や介護士のように「一日中立ち続け、動き続ける」職種の強い味方です。
クッション性・安定性・通気性といった機能がバランス良く備わり、快適に働き続けられるサポートをしてくれます。
現場の動き方や足の形に合わせて、自分にぴったりのモデルを選ぶことが大切です。
日々の仕事を支える一足として、ニューバランスの医療用シューズを取り入れてみてはいかがでしょうか。


