体育館や室内コートで本格的にハンドボールをプレーするなら、まず注目したいのが「シューズ選び」。その中でも、安定感のある履き心地と確かなグリップ力で人気を集めているのがニューバランスです。
ランニングやウォーキングの印象が強いブランドですが、実は室内用・インドアモデルも多数展開されており、ハンドボールにも応用できる優秀なモデルが揃っています。今回は、そんなニューバランスのハンドボール対応シューズを徹底解説。性能・安定性・グリップ力を軸に、5つのおすすめモデルを紹介します。
室内ハンドボールに適したシューズとは?
ハンドボールは、横方向へのステップや急停止・ジャンプの着地が多い競技です。そのため、ランニングシューズのように前方向への推進力だけでなく、横ブレを防ぐ「安定性」と、床をしっかり掴む「グリップ力」が非常に重要になります。
特に体育館の床は滑りやすく、アウトソール(靴底)の素材や溝の形状によってパフォーマンスが大きく変わります。ノンマーキング仕様(床に跡がつかないゴム)で、柔らかく密着性の高いラバーを使用したモデルが理想的。
また、長時間の練習や試合でも疲れにくい「クッション性」、そして軽快に動ける「軽量設計」もチェックすべきポイントです。
ニューバランスのインドアシューズがハンドボールに向いている理由
ニューバランスは、アメリカ発祥の老舗ブランドでありながら、欧州ではインドアスポーツ向けのシューズでも人気があります。特に「室内コートでの安定したグリップ」と「足に優しいフィット感」で定評があり、ハンドボール用途でも十分に対応可能な設計が特徴です。
安定性の高さ
ニューバランスのインドアシリーズは、ミッドソールにクッション材を搭載しながらも、横方向の安定性を犠牲にしない作り。ヒールカウンター(かかと補強)やミッドフットシャンク(中足部の補強構造)が足のねじれを防ぎ、プレー中のブレを抑えます。
グリップ力とノンマーキング仕様
体育館の床で滑らないことは最優先事項。ニューバランスのインドアモデルは、ノンマーキングラバーを採用しており、床に痕を残さず強力なグリップを発揮します。滑りにくさと止まりやすさの両立が実現されています。
快適なフィット感
ブランドの強みである「ウィズ展開(足幅)」にも注目です。2Eや4Eなどの幅広設計を選べるモデルが多く、日本人の足型に合いやすいのも魅力。フィット感が高いほど、急な方向転換でも足の中でズレが起こりにくく、パフォーマンス向上につながります。
ニューバランスのハンドボール対応おすすめ5選
ここからは、ハンドボール用途でも高いパフォーマンスを発揮できる、ニューバランスのインドア・室内用モデルを5つ厳選して紹介します。
① 442 v2 Team ID
サッカー・フットサル向けに開発されたインドアモデルながら、ハンドボールでも優れた安定感を発揮する万能シューズ。
アッパーには天然カウレザーを使用し、柔らかく足にフィット。アウトソールはノンマーキング仕様で、体育館でも滑らず安定した動きをサポートします。
ミッドソールの反発も程よく、ステップ・ジャンプ・着地を繰り返す動きに適しています。幅広設計で、足への負担が少ないのもポイント。
② Audazo v5+ Pro Indoor
ニューバランスのインドアスポーツ用ライン「Audazo(アウダッツォ)」シリーズの上位モデル。
フットサルをメインに設計されていますが、軽量性とグリップ性能が高く、ハンドボールにも相性抜群。EVAミッドソールによる柔らかいクッションと、耐摩耗性ラバーが激しい動きに対応します。
デザインもスタイリッシュで、練習から試合まで万能に使えます。
③ Tekela Indoor
アジリティ(敏捷性)に優れたモデルで、スピード重視のプレーヤーにおすすめ。軽量メッシュアッパーとミニマルな構造により、足と一体化するような履き心地を実現しています。
ソールのグリップパターンが細かく、素早い方向転換時でもしっかりと床をキャッチ。軽快な動きと滑りにくさを両立した一足です。
④ Audazo v4 Pro ID
少し厚めのミッドソールとフルレングスのクッション構造で、衝撃吸収性に優れたモデル。
ジャンプや着地の多いハンドボールでも、足裏の負担を軽減してくれます。グリップ力も強く、安定したプレーをサポート。特に守備時の「踏ん張り」動作でその安定性が光ります。
また、ヒールカップが深く、踵のホールド感が高いため、足首のブレを抑えるのにも効果的です。
⑤ 442 Pro Indoor
「442 v2」の上位モデルとして展開されている、プロ仕様のインドアシューズ。
フルグレインレザーの高級感あるアッパーに加え、ミッドソールには反発性と安定性を両立した設計が施されています。
ソールのグリップは極めて高く、急停止・方向転換時でもブレが少ない。コートでの安定性を重視する選手に最適です。
選び方のポイント:ハンドボールでの使用を前提に
ニューバランスのインドアシューズをハンドボールに使う際は、以下のポイントを押さえると失敗しにくいです。
- ノンマーキング仕様かどうかを確認
体育館の床を傷めず、滑らないアウトソールが必須。 - 足幅・フィット感の確認
ハンドボールは左右のステップが多いため、幅広設計が安心。サイズ交換ができるショップを選ぶのもおすすめです。 - 安定性とクッション性のバランス
ジャンプの多いプレーにはクッション性、接触プレーの多い守備には安定性を重視するのがポイント。 - 用途を明確にする
練習用には軽量モデル、試合用には安定性重視のモデルなど、目的別に使い分けると長持ちします。 - メンテナンスを怠らない
使用後は風通しの良い場所で乾燥させ、汗や湿気を防ぐことでシューズの寿命を延ばせます。
ハンドボール用としてのニューバランスの魅力
ニューバランスのインドアモデルは、元々フットサルやトレーニング用に設計されているため、軽さ・柔軟性・グリップ力が高水準。
特に日本人の足型に合うラスト設計や、履き心地の良さは他ブランドにない魅力です。
また、デザイン性も高く、シンプルでスタイリッシュなカラーリングが多いため、コートでも日常でも使える点も人気の理由。ハンドボールシューズとしてだけでなく、トレーニングや室内スポーツ全般に活用できる汎用性があります。
ニューバランスのハンドボールシューズでプレーの質を高めよう
ハンドボールは、一瞬の判断と正確なステップが勝敗を分けるスポーツ。
その足元を支えるシューズこそ、プレーの安定性を左右する最も重要なギアです。ニューバランスのインドアモデルは、優れたグリップ力とフィット感でその動きをサポートし、初心者から上級者まで幅広く対応できます。
今回紹介した5つのモデルはいずれも、ハンドボールに求められる「安定」「グリップ」「クッション」を兼ね備えた高性能なラインナップ。
自分のプレースタイルや足型に合った一足を選び、ぜひ次の試合でその違いを体感してみてください。
ニューバランスのハンドボールシューズおすすめ5選!室内での安定性とグリップ力を徹底比較をチェックすれば、室内での安定性とグリップ力を両立できる理想の一足がきっと見つかります。


