最近、ファッション好きの間で静かに話題を集めているのが「ニューバランスのスニーカーローファー」。
スニーカーの快適さとローファーの上品さを両立した、新しい“大人の足元スタイル”として注目されています。
この記事では、そんなニューバランスのスニーカーローファーの魅力や人気モデル、選び方のポイントまでを、実際の着用感やトレンド背景とともに徹底的に解説します。
スニーカーローファーとは?新時代のハイブリッドシューズ
スニーカーローファーとは、文字どおりスニーカーとローファーの要素を融合させたシューズのこと。
スニーカーのように歩きやすく、ローファーのように上品。そんな“いいとこ取り”の一足です。
ローファーといえば、革靴の中でも気軽に履ける定番のスタイル。一方でスニーカーは、長時間歩いても疲れにくい快適さが魅力。
この両方の要素を取り入れたことで「きちんと見せたいけどラクしたい」という大人世代のニーズにぴったりフィットしています。
特にオフィスカジュアルやリモートワークが一般化した今、「革靴より軽くて、スニーカーより上品」な靴を求める人が増え、ニューバランスのスニーカーローファーは一気に注目を浴びています。
ニューバランスの代表作「1906L」に注目
ニューバランスが展開するスニーカーローファーの代表的モデルといえば「1906L」。
もともと人気のランニングシューズ「1906L」をベースに、紐をなくしたスリッポンスタイルにアレンジしたモデルです。
アッパーにはレザーやスウェード、メッシュなどの素材を使用。見た目はローファーのようにすっきりしていますが、履き心地は完全にスニーカー。
ソールには「860v2」の構造を採用し、かかとには衝撃吸収に優れたABZORB SBSポッドを搭載。
見た目の上品さと歩きやすさを両立した、まさに“ハイブリッドシューズ”です。
また、このモデルはファッションブランド「JUNYA WATANABE MAN」とのコラボで話題になったことでも知られています。
その後、BEAMSなどから別注モデルも登場し、抽選販売では即完売するほどの人気を誇ります。
1906Lが“大人カジュアル”にぴったりな理由
1. 見た目が上品で“きれいめ”にまとまる
スリッポンのように甲がすっきりしており、スニーカー特有のスポーティさを抑えたシルエット。
ブラックやベージュ、ネイビーなどの落ち着いたカラーを選べば、ビジネスカジュアルにも違和感なく溶け込みます。
スウェード素材を選べば柔らかい印象に、レザーを選べばよりドレス寄りな印象に仕上がります。
2. 歩きやすく、長時間履いても疲れにくい
ローファー型といっても、内部構造はあくまでスニーカー。
ニューバランス独自のクッションソールが衝撃を吸収し、通勤や旅行でも快適な履き心地を実現します。
「見た目は革靴、履いた感覚はスニーカー」と表現するユーザーも多く、一度履くと手放せないという声が多数。
3. コーディネートの自由度が高い
スラックスやチノパン、デニム、さらにはショーツまで、どんなボトムスとも相性抜群。
ジャケットスタイルにも合わせやすく、休日のカジュアルコーデにも自然に馴染みます。
オン・オフどちらにも使える汎用性が高く、ワードローブの中で出番が多い一足になるはずです。
人気モデル・カラーをチェック
1906Lにはさまざまなカラーと素材のバリエーションが存在します。
- ブラックレザー:最も人気が高く、上品で汎用性が高い。オフィスカジュアルにも最適。
- ベージュスウェード:優しい印象で、春夏の軽いスタイルにぴったり。
- メタリックグレー:モード感があり、ストリートファッションにも映える。
- ホワイトメッシュ:軽やかで清潔感があり、夏に人気のカラー。
カラーや素材によって印象が大きく変わるため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
コーディネートで映える着こなしアイデア
スニーカーローファーは、コーディネートの幅を広げてくれる万能アイテム。
いくつかのシーン別におすすめのスタイルを紹介します。
● オフィスカジュアルに
ジャケット+スラックス+Tシャツに、黒の1906Lを合わせるだけでこなれ感が生まれます。
革靴のようなきちんと感を出しつつ、スニーカーの快適さで一日中ストレスフリー。
● 休日のリラックススタイルに
ベージュのスウェードモデルを、白シャツやニットと組み合わせると抜け感のある上品なカジュアルスタイルに。
足元のトーンを柔らかくすることで、全体のバランスが軽やかになります。
● 旅行・出張に
空港や新幹線での移動時、歩きやすさと見た目の清潔感を両立できるのがスニーカーローファーの強み。
スリッポンタイプなので脱ぎ履きもスムーズ。長時間の移動にも最適です。
サイズ選びと履き心地のポイント
ニューバランスのスニーカーローファーは、一般的なスニーカーよりもややタイトな作り。
普段のサイズよりハーフサイズ上げて選ぶ人も多いです。
また、幅(ウィズ)は「D」相当が基本となっており、標準的な足幅の方にはジャストサイズ。
履き始めはややフィット感が強いと感じることもありますが、使い込むうちに足に馴染んでいきます。
靴下の厚みや季節によっても履き心地が変わるため、店舗での試着や返品保証のある通販を利用するのが安心です。
メンテナンスと長く履くためのコツ
ローファー要素のあるスニーカーは素材の質感が命。
せっかくの上品なデザインを長持ちさせるために、日常のケアも大切です。
- レザー素材:専用クリームで定期的に保湿し、乾燥を防ぐ。
- スウェード素材:防水スプレーを使用して汚れを予防。ブラシで軽く毛並みを整えると美しさが続く。
- メッシュ素材:柔らかい布で汚れを拭き取り、風通しのよい場所で陰干し。
履いた後にしっかり乾燥させるだけでも、型崩れや臭いの防止につながります。
他モデルとの比較でわかる魅力
ニューバランスの中で「きれいめカジュアル」路線に強いのは1906Lだけではありません。
例えば「574」や「2002R」も大人カジュアルに合わせやすい人気モデルです。
ただし、それらはあくまで“スニーカー寄り”の印象が強め。
一方1906Lは、ローファーのようなすっきりとした甲のラインが特徴で、見た目のフォーマル度が一段高いのがポイントです。
つまり「きれいめを重視したいけど、スニーカーの履きやすさも欲しい」という人にこそ最適な一足といえます。
購入時に気をつけたいポイント
スニーカーローファーは人気が高く、限定カラーやコラボモデルはすぐに完売してしまう傾向があります。
定価は2万円前後ですが、プレミア価格で取引されている場合もあるため、信頼できる販売元を選びましょう。
また、カラーによって印象が大きく変わるため、「どんなシーンで履きたいか」を基準に選ぶのがおすすめです。
黒ならオフィスでも使いやすく、ベージュなら休日カジュアルに。
迷ったらまずはブラックレザーかスウェードグレーなどの定番カラーから試すと失敗しにくいです。
ニューバランス スニーカーローファーのまとめ
ニューバランスのスニーカーローファーは、
「スニーカーのように快適」「ローファーのように上品」「どんな服にも合わせやすい」という三拍子がそろった万能シューズ。
1906Lを筆頭に、コラボモデルや限定カラーなども続々登場しており、今後の展開にも注目が集まります。
スニーカー一辺倒だった足元に、少し大人のエッセンスを加えたい人にはぴったりの選択肢です。
“履きやすさも、おしゃれも、どちらも譲りたくない”。
そんなあなたにこそ、ニューバランスのスニーカーローファーを一度試してほしいと思います。


