スケートボードを楽しむうえで欠かせないのが、足元を支えるスケートシューズ。
中でも注目を集めているのが、ニューバランス（New Balance） のスケートライン「ニューバランス・ヌメリック（New Balance Numeric）」です。
ランニングやウォーキングで培われた機能性に、スケート特有の耐久性とグリップ力を掛け合わせた、まさに“スケーターのためのシューズ”。
この記事では、ニューバランスのスケートシューズの魅力や選び方、そしておすすめモデル5選をわかりやすく紹介します。
ニューバランスがスケートシューズを作る理由とは？
一見、スケートブランドとは縁遠く感じるニューバランス。
しかし、2013年に誕生した「New Balance Numeric」は、スケートボード文化へのリスペクトから生まれた本格ラインです。
アメリカの老舗ブランドとして100年以上にわたって培ってきたシューズ作りのノウハウを活かし、スケーターのための耐久性・安定性・クッション性を追求しています。
ニューバランスらしいクリーンでクラシックなデザインはそのままに、トリック時の摩耗や着地の衝撃に耐えうる構造を実現。
そのため「街履きにも使えるスケシュー」として、ファッション感度の高いユーザーからも支持されています。
スケートシューズを選ぶときに押さえたいポイント
スケート用シューズは普通のスニーカーと違い、トリックや着地などで強い負荷がかかります。
だからこそ、次のポイントを意識して選ぶのがおすすめです。
1. 耐久性
スエードやレザーなど、摩耗に強い素材を採用しているかが重要です。
オーリーやフリップで擦れやすいトゥ（つま先）部分に補強があるかも確認しましょう。
2. クッション性
ジャンプや着地の衝撃を和らげるクッション構造があると安心。
ニューバランスでは「ABZORB」や「FuelCell」といった独自のクッションテクノロジーをスケートモデルにも応用しています。
3. ボードフィール（接地感）
地面やデッキの感覚を足裏でつかみやすい“ボードフィール”は、スケートでは重要な要素。
バルカナイズドソール（薄く柔軟）やカップソール（厚めで安定）など、好みに合わせて選べます。
4. デザイン
スケートだけでなく普段履きにも使いたいなら、デザイン性もチェック。
ニューバランスのスケートシューズはどれもスタイリッシュで、ストリートコーデにも自然に溶け込みます。
ニューバランスのスケートシューズおすすめ5選
ここからは、実際に人気の高いモデルを厳選して紹介します。
どれも「機能性」と「デザイン性」を両立した名作ばかりです。
1. New Balance Numeric 306
プロスケーター Jamie Foy（ジェイミー・フォイ） のシグネチャーモデル。
スエードアッパーに通気性の高いメッシュパネルを組み合わせ、耐久性と快適性を両立しています。
トゥ部分のステッチ位置を工夫することで、摩耗を抑えながらスムーズなフリックを実現。
内部には「ABZORBインソール」を搭載し、着地時の衝撃も軽減してくれます。
ハードなトリックをこなすスケーターからの信頼が厚く、「他のスケシューより長持ちする」との声も多数。
デザインはクラシックなスケートシルエットで、カジュアルファッションにもマッチします。
2. New Balance Numeric 272
“ボードフィール重視派”に支持されるモデル。
薄型のバルカナイズドソールを採用し、デッキとの一体感が抜群です。
足の動きに合わせてしなやかに曲がるので、テクニカルなトリックをするスケーターに最適。
軽量で通気性が良く、履き心地も快適。
見た目はクラシックなコートスニーカーのようで、スケートだけでなく街履きとしても人気です。
2025年には「Stone Island」とのコラボモデルも登場し、ファッション界からも注目を集めています。
3. New Balance Numeric 508
プロスケーター Brandon Westgate（ブランドン・ウェストゲート） モデル。
ニューバランスのランニングシューズ技術「FuelCell」をスケート仕様にアレンジし、反発力のあるクッショニングを実現。
耐久性のあるスエードアッパーと補強トゥキャップで、長時間のライディングでも安心です。
カップソール構造により安定感が高く、ジャンプやギャップトリックでも着地がブレにくいのが特徴。
カラー展開も豊富で、ブラックやネイビーなど落ち着いたトーンが人気です。
4. New Balance Numeric 480
クラシックなバスケットボールシューズをベースに、スケート仕様へとアップデートしたモデル。
レザーアッパーによる高級感と、カップソールによる安定感が魅力。
足首までしっかりホールドする構造で、激しい動きにも対応します。
「レトロな雰囲気なのに履き心地はモダン」と評判で、ストリートファッションにも映える一足。
耐久性重視派のスケーターにおすすめです。
5. New Balance Numeric 808
トリック性能とクッション性を重視した新世代モデル。
ボリュームのあるシルエットに「C-CAPミッドソール」を搭載し、衝撃吸収力を強化。
安定感があり、長時間のスケーティングでも疲れにくいのが特徴です。
ハイテク感のあるデザインながら、どこかクラシカルなニューバランスらしさも健在。
「厚底スケシューが好き」「足への負担を減らしたい」という人にぴったりです。
ニューバランスのスケートシューズを選ぶメリット
他のスケートブランドと比べて、ニューバランスのスケートシューズには次のような強みがあります。
- 長年のスポーツシューズ開発で培われた技術力
- クラシックで上品なデザイン性
- スケート以外のシーンでも履ける汎用性
- 幅広いサイズ展開でフィット感を調整しやすい
- 海外のプロスケーターも愛用する信頼の性能
一方で、モデルによってサイズ感に違いがあるため、購入時はレビューや公式サイズガイドの確認がおすすめです。
272はやや大きめ、306はジャストサイズ寄りという声が多く見られます。
スケートだけでなく、街履きにも映えるデザイン
ニューバランスのスケートシューズは、スケーターだけでなく一般のスニーカーファンからも人気。
クラシックなシルエットに、ニューバランス特有の“N”ロゴが映え、ストリートコーデやカジュアルスタイルにも自然に溶け込みます。
特に272や480のようなモデルは、チノパンやデニムとの相性が抜群。
オフの日にそのまま履けるスケートシューズとして、ファッション性の高さが光ります。
シンプルなTシャツやフーディと合わせてもバランスが良く、普段使いでも活躍します。
ニューバランスのスケートシューズを長持ちさせるコツ
せっかくのスケートシューズも、メンテナンスを怠ると早く傷んでしまいます。
長持ちさせるための基本的なポイントを押さえておきましょう。
- トゥ部分に「シューグー」などの補強剤を使う
- ライディング後は砂やホコリをブラシで落とす
- 湿気がこもらないよう風通しの良い場所で乾燥させる
- ソールが削れてきたら早めに交換・修理を検討する
これらを習慣化することで、スケート性能を保ちながら寿命を延ばすことができます。
ニューバランス スケートシューズの今後のトレンド
近年は、スケートカルチャーとファッションの融合が進み、ハイブランドとのコラボも続々登場。
Stone IslandやPalaceとのコラボモデルはその代表例です。
また、環境に配慮した素材や製造工程を採用する動きも広がっており、サステナブルなスケートシューズとしての展開にも注目が集まっています。
機能性・耐久性だけでなく、ファッション性と環境意識を兼ね備えたスニーカーが、これからの主流になりそうです。
まとめ：ニューバランスのスケートシューズで快適なライディングを
「ニューバランス スケート」というキーワードで検索している人に伝えたいのは、
“ただのスケートシューズではなく、街でも映える高機能スニーカー”であるということ。
New Balance Numeric 306の耐久性、New Balance Numeric 272の軽快さ、New Balance Numeric 508の反発力、New Balance Numeric 480の安定感、New Balance Numeric 808の衝撃吸収力。
それぞれの個性を知れば、自分のスタイルにぴったりの一足が見つかります。
スケートパークでも、街角でも、あなたの足元を支えてくれるニューバランスのスケートシューズ。
ぜひお気に入りのモデルを見つけて、ライディングとファッションを思いきり楽しんでください。
