子どもの足は日々成長していて、気づいたら靴がきつくなっていた……なんて経験、ありますよね。特に成長期の子どもにとって、靴選びはただの「ファッション」ではなく「足の健康」に関わる大切なポイント。そこで今回は、履き心地の良さと豊富なサイズ展開で人気の「ニューバランス」のキッズ靴に注目し、おすすめモデルやサイズの選び方を詳しく紹介していきます。
ニューバランスのキッズ靴が人気の理由
ニューバランスといえば、大人用スニーカーで「履きやすい」「長時間歩いても疲れにくい」という評価が高いブランド。その技術や設計思想は、キッズモデルにもきちんと受け継がれています。
子どもの足はまだ柔らかく、骨も発達途中。そのため、靴の形やフィット感が成長に大きく影響します。ニューバランスのキッズラインは、足長だけでなく足幅(ウィズ)も考慮して作られているのが特徴です。標準幅(M)・幅広(W)・さらに広いXWといったウィズ展開があり、足の形に合わせて選びやすくなっています。
また、面ファスナー(マジックテープ)タイプやスリッポンタイプなど、子ども自身で脱ぎ履きしやすいデザインが多いのもポイント。通園・通学・お出かけといったシーンで使いやすく、保護者からの信頼も厚いブランドです。
サイズ選びで失敗しないためのポイント
「とりあえず少し大きめを買えばいいか」と思いがちですが、成長期の足には正しいサイズ選びが欠かせません。ニューバランスのキッズ靴を選ぶときは、次のポイントを意識してみましょう。
1. 足長をこまめに測る
子どもの足は3〜6か月でサイズが変わることも珍しくありません。定期的に足長(かかとからつま先までの長さ)を測る習慣をつけましょう。靴の中敷きを取り出し、かかとを合わせて足を置き、つま先に指一本分(約5〜10mm)ほどの余裕があるのが理想的です。
2. 足幅と甲の高さもチェック
ニューバランスでは「M」「W」「XW」といったウィズ展開があります。甲が高い・足幅が広いお子さんには「W」や「XW」を選ぶと圧迫感が少なく、快適に履けます。逆に足が細めのお子さんなら「M」がフィットしやすいでしょう。
3. つま先の余裕とホールド感のバランス
大きすぎる靴を履くと、足が中で動いて転倒しやすくなります。かかと部分がしっかりフィットし、つま先にわずかに余裕がある状態が理想です。靴ひもや面ファスナーでしっかり調整できるモデルを選ぶと安心です。
4. 成長を見越した買い替えタイミング
子どもの足は成長が早いので、3〜6か月に一度はサイズをチェックしましょう。歩きにくそうにしていたり、つま先が当たるようになったらサイズアウトのサインです。特に通学や外遊びで毎日履く靴は、消耗も早いため定期的な見直しを。
ニューバランスのキッズ靴おすすめモデル
ここからは、人気の定番から機能派、おしゃれ重視モデルまで、ニューバランスのキッズ靴をいくつか紹介します。
YV996:定番の人気モデル
ニューバランスの中でも特に人気が高いのが「YV996」。大人にも人気の996シリーズをベースに、子どもでも履きやすいよう軽量で柔らかいソールが採用されています。マジックテープ仕様で着脱も簡単。学校や外遊びなど日常使いにぴったりの万能モデルです。
YV373:お手頃で使いやすい
リーズナブルな価格とシンプルなデザインで、通学用に選ぶ家庭も多いモデル。ほどよいクッション性と柔軟性を備えており、初めてのニューバランスとしてもおすすめです。カラーバリエーションも豊富で、兄弟・姉妹で色違いを楽しむのも人気です。
313シリーズ:幅広・甲高キッズにおすすめ
「幅広の子どもでも痛くならない」と評判のシリーズ。足の形に合わせた丸みのあるデザインと、安定感のあるソール構造で、歩き始めの幼児にも適しています。足にやさしくフィットし、疲れにくいのが特徴です。
Fresh Foam 650:アクティブ派にぴったり
ランニング用モデルの技術を活かした「Fresh Foam 650」シリーズは、活発に動く子どもにぴったり。軽量ながら高いクッション性を持ち、運動会や外遊びでも足への負担を軽減してくれます。スポーツ好きなお子さんに特に人気です。
9060 キッズ:親子おそろいも楽しめるデザイン
近年人気のデザイナーズモデル「9060」は、キッズラインでも登場。大人用と同じトレンド感あるフォルムで、親子おそろいコーデを楽しみたい方におすすめ。機能性はもちろん、ファッション性も高い一足です。
用途別に考えるキッズ靴の選び方
ニューバランスのキッズモデルはラインナップが豊富なので、使うシーンを意識して選ぶのもポイントです。
- 通学・普段使い:YV996やYV373など、軽くて着脱しやすいモデルが最適。
- 外遊び・運動用:Fresh Foam 650シリーズのように、クッション性と安定感を重視。
- 幅広・甲高タイプ:313シリーズやワイド設計のモデルをチェック。
- おしゃれ重視・お出かけ用:9060やカラー展開が多いモデルで個性を出すのも◎。
こうした使い分けを意識すると、日常のシーンに合った靴選びができます。
子どもの足を守るために大切なこと
良い靴を選んでも、使い方次第でその効果が変わってしまいます。子どもの足を守るためには、次のポイントも意識してみましょう。
- 毎日同じ靴を履かず、2足以上を交互に使う
- インソールや中の汚れを定期的にチェック
- 靴が濡れた日はしっかり乾かしてから使う
- 成長期は特に「履き心地の変化」を見逃さない
これらを習慣化するだけでも、靴の寿命が延び、足の健康も守ることができます。
ニューバランスのキッズ靴で、成長を快適にサポート
ニューバランスのキッズ靴は、子どもの成長と足の個性をしっかり考えた設計が魅力です。足幅や甲の高さに合わせて選べるウィズ展開、柔らかくフィットする履き心地、そして履きやすさを両立した構造。どのモデルも「毎日履きたくなる快適さ」を追求しています。
成長期の足を正しく支える靴選びは、未来への投資でもあります。サイズや用途に合わせて最適な一足を見つけ、毎日の通学や遊びをもっと快適にしていきましょう。
ニューバランスのキッズ靴は、子どもの足を優しく包みながら、歩く・走る・遊ぶ――そのすべての瞬間を支えてくれる頼もしいパートナーです。


