子どもの足って、あっという間に大きくなりますよね。せっかく買った靴がすぐにきつくなったり、逆に大きすぎて脱げてしまったり——そんな経験をしたことがある方も多いはず。
今回は、親御さんからも支持の高い「ニューバランス」のキッズシューズに注目し、そのサイズ感や選び方を実際の口コミとあわせて詳しく解説します。
ニューバランスのキッズシューズが人気な理由
ニューバランスは、子どもの足の成長をしっかりサポートする設計で定評があります。特にフィット性・安定性・デザイン性の3点が高く評価されており、保育園や小学校の通学靴としても定番です。
さらに注目すべきは、足幅（ウイズ）展開が豊富なこと。キッズモデルでも「M（やや細め〜標準）」「W（標準〜やや広め）」「XW（幅広）」と3種類があり、子どもの足型に合わせて最適なサイズが選べます。
これが他ブランドとの大きな違いであり、ニューバランスが長年信頼を集めている理由の一つです。
サイズ感の特徴：やや大きめ傾向がある？
多くの口コミやレビューを見ると、ニューバランスのキッズシューズは「少し大きめに感じる」という声が目立ちます。
同じ表記サイズでも、他ブランド（アシックスやナイキなど）よりもインソールの長さが約0.5cmほど長いという比較データもあるほどです。
たとえば、普段17cmを履いているお子さんにニューバランスの17cmを選ぶと、少しつま先に余裕を感じるケースがあります。
ただし、この“余裕”が悪いわけではありません。子どもの足は成長が早く、靴の中で足指が自由に動かせることも大切。
とはいえ、1cm以上のゆとりがあると歩くたびに足が前に滑り、かかとが浮いてしまうこともあるため、「大きすぎ」は避けたいところです。
足幅と甲の高さによるフィット感の違い
ニューバランスのキッズモデルでは、同じサイズでも足幅や甲の高さによって履き心地が大きく変わります。
口コミでは次のような傾向がよく見られます。
- 細身の足 → Mウイズでちょうど良い
- 幅広・甲高の足 → WまたはXWを選ぶと快適
- 標準的な足 → MまたはWのどちらでもOK（好みで選ぶ）
特に人気の「YV996」シリーズは、17cm以上になるとMウイズ（細め）しか展開がないことが多く、甲高や幅広のお子さんはサイズアップして調整するケースもあります。
一方、12cm〜16.5cmの「IZ996」では、面ファスナーで調整がしやすく、成長期の小さなお子さんにも安心です。
実際の口コミから見るサイズ選びのコツ
レビューを見ていると、サイズに関するリアルな声がたくさん寄せられています。
- 「実寸18.5cmで19cmを買ったら少し大きかったけど、ベルトで調整できた」
- 「普段のサイズより0.5cm小さいものがぴったりだった」
- 「幅広なので、同じサイズでもWにしたら快適だった」
このように、モデルや足型によって“ちょうど良い”サイズは変わります。
購入前には必ずお子さんの足を測り、足長（かかとからつま先までの長さ）と足囲（足の幅）を確認しておくのがポイントです。
サイズ測定の基本：自宅でできる簡単チェック
ニューバランス公式サイトでは、紙に印刷して使える「足長計測シート」が無料で配布されています。
これを使えば、自宅でも簡単にお子さんの足の長さを正確に測れます。
測定時のポイントは以下の通りです。
- かかとを壁につけて立たせる
- つま先の一番長い部分に印をつける
- 両足を測り、大きい方を採用する
- 足長＋0.5〜1.0cmの“捨て寸”を加えて靴サイズを選ぶ
この「捨て寸」が、成長期のキッズにはとても大切です。
つま先に指1本分ほどの余裕を持たせることで、歩行の安定性が増し、足の成長を妨げません。
モデル別に見るサイズの違い
ニューバランスのキッズラインは、モデルによってラスト（靴型）が異なるため、同じサイズでも履き心地に違いがあります。
代表的なモデルをいくつか紹介します。
- IZ996：12〜16.5cmの幼児向け。面ファスナー仕様で脱ぎ履きしやすい。ややゆったりめ。
- YV996：17〜25cmのキッズ向け。大人モデルと似たシルエットで、細身の作り。
- 313シリーズ：安定性の高いソールで、外遊びや通学向け。幅広設計で履き心地が柔らかい。
- **327／574**などの復刻系：デザイン重視でややタイト。ファッション寄りのモデル。
同じ「996」でも、IZとYVではサイズ感や形状がまったく異なる点は覚えておくと便利です。
購入時に注意したいポイント
子ども用シューズを選ぶときは、成長や使用シーンも考慮する必要があります。
通園・通学など毎日履く用途なら、快適性とフィット感を最優先に。
ファッション性重視なら、ややスリムなモデルでも問題ありません。
通販で購入する場合は、次の点をチェックしましょう。
- サイズ交換・返品対応が可能か
- 口コミで「大きめ／小さめ」と言われていないか
- 履き口やベルト部分の調整しやすさ
- 季節（厚手の靴下を履く冬など）によるサイズ差
特にネット購入では実物を試せないため、「返品無料」「交換可能」なショップを選ぶのが安心です。
子どもの足に合った靴選びが何より大切
成長期の子どもの足は、とても繊細です。合わない靴を履き続けると、外反母趾や姿勢の崩れにつながることもあります。
ニューバランスはこの点に配慮しており、インソールやミッドソールのクッション性が高く、足裏への負担を減らしてくれます。
ただし、どんなに優れた靴でも“サイズが合っていなければ意味がない”のが事実。
購入前に必ず測定し、成長を見越したサイズを選びましょう。
「今ピッタリ」よりも「少しゆとりがあるけど脱げない」くらいがベストです。
まとめ：ニューバランスのキッズサイズ感を理解して賢く選ぼう
ニューバランスのキッズシューズは、総じて「やや大きめ」に感じる人が多い傾向があります。
とはいえ、足幅・甲高・モデルごとの違いを考慮すれば、非常に快適で長く履ける靴になります。
- 実寸＋0.5〜1.0cmの余裕を目安にする
- 足幅に合わせてM／W／XWを選ぶ
- モデルごとの形状の違いを把握する
- 成長・用途・季節も考慮してサイズを決める
この4点を意識すれば、失敗の少ない靴選びができます。
お子さんの足に合った一足を見つけて、ニューバランスならではの快適な履き心地をぜひ体験してみてください。
ニューバランスのキッズサイズ感を理解して失敗しない選び方をしよう
最後にもう一度。
「ニューバランスのキッズサイズ感」は、少し大きめだけれど、フィット感を重視した作りです。
お子さんの足を正しく測り、足幅・成長・用途を踏まえて選べば、毎日の通学や外遊びも快適そのもの。
長く安心して履ける一足を選ぶために、今回のポイントをぜひ参考にしてください。
