スニーカー好きの間でいま注目を集めているのが、ニューバランスのカラフルモデル。
「グレーやネイビーばかり選んでしまう」という人も多い中、鮮やかな色合いのモデルは一気に足元の印象を変えてくれます。
定番の履き心地やクラフトマンシップはそのままに、カラーで遊べるのが魅力。ここでは人気カラー、モデル別の特徴、そしておしゃれに見せるコーデ術を徹底解説します。
なぜカラフルなニューバランスが人気なのか?
これまでのニューバランスといえば、落ち着いたグレーやブラックが定番でした。
しかし近年は、スニーカートレンド全体が“色で遊ぶ”方向にシフトしています。
街を歩けば、パステルブルーやミントグリーン、ピンクなどを取り入れたスニーカーを履く人が増えました。
ニューバランスもその流れをしっかりキャッチ。
定番モデル「ニューバランス 574」や「ニューバランス 996」を中心に、鮮やかな配色の限定カラーや日本企画モデルを次々とリリースしています。
色の豊富さが新たなファン層を呼び込み、特に若い世代からの人気が高まっています。
さらに、カラフルモデルは「ただ派手なだけ」ではなく、スエードやメッシュなど異素材を組み合わせて上品に仕上げられているのが特徴。
大人でも無理なく履ける絶妙なデザインバランスが、人気の理由といえるでしょう。
定番で楽しむ!人気のカラフルモデル3選
ニューバランス 574 ― カジュアルに映える万能モデル
ニューバランスの代名詞ともいえるニューバランス 574。
定番のグレーに加えて、オレンジ、コーラルピンク、ライトブルーなど豊富なカラーバリエーションがあります。
特に春夏シーズンは明るめカラーが人気で、履くだけで全体が華やかに。
シンプルなデニムやチノパンにも自然になじみ、初心者でも取り入れやすいモデルです。
ニューバランス 996 ― スエード×メッシュの大人カラーモデル
ニューバランス 996はレトロランニングのルーツをもつモデル。
上質なスエード素材と軽やかなメッシュを組み合わせ、発色が柔らかく高級感があります。
カラフルといっても“落ち着いた明るさ”が特徴で、派手になりすぎないのがポイント。
ベージュやホワイトのパンツに合わせると、上品な抜け感が演出できます。
ニューバランス 327 ― ファッション感度の高い人に人気
1970年代のランニングシューズをモチーフにしたニューバランス 327は、左右非対称の大胆なデザインが特徴。
グリーン×ネイビー、オレンジ×グレーなど、コントラストを効かせたカラーブロックが目を引きます。
一見主張が強そうですが、ベーシックなコーデに合わせると一気にこなれ感がアップ。
ストリートとクラシックの中間を楽しみたい人におすすめです。
カラフルスニーカーの選び方と失敗しないポイント
カラフルなスニーカーは楽しい反面、選び方を間違えると「浮いて見える」「コーデがまとまらない」と感じることも。
ここでは、バランスよく履きこなすためのポイントを紹介します。
- ベースカラーを意識する
派手なカラーでも、ベースにグレーやホワイトなど中間色が入っているとコーデになじみやすい。
完全なワントーンよりも、ニューバランスらしい“配色の妙”を意識しましょう。 - 素材でトーンを調整する
スエード素材は光を柔らかく反射するため、発色が落ち着いて見えます。
ナイロンやレザーは少し光沢が出るので、スポーティな印象に。 - サイズ感とワイズ(幅)をチェック
カラーモデルでも履き心地の基本は同じ。足幅やサイズを妥協すると色以前に快適さを損ないます。
試着できる店舗で確かめるのが理想です。
コーデ術①:足元を主役にしたミニマルスタイル
一番簡単で失敗しにくいのが「足元主役スタイル」。
服はあえてシンプルにして、スニーカーを目立たせます。
- グレーTシャツ+黒スキニー+オレンジのニューバランス 574
- 白シャツ+ネイビースラックス+ライトグリーンのニューバランス 996
全体が落ち着いているぶん、靴の色が映えてスタイル全体が締まります。
カラフルモデルに初挑戦するなら、このパターンから始めるのがおすすめです。
コーデ術②:靴とトップスをリンクさせる“色合わせ”
もう少し上級者向けなのが、靴とトップスの色をさりげなくリンクさせる方法。
たとえばライトブルーのニューバランス 327に、淡いブルーのシャツやキャップを合わせると、全体がまとまりつつ洒落た印象に。
“靴と上で色を挟み込む”ようなコーデは、ファッション誌でも紹介される定番テクです。
このとき、パンツはベージュやホワイトなど控えめな色にしておくと、全体のバランスが整います。
リンクさせる色は完全に同じでなくてもOK。トーンをそろえるだけで十分統一感が出ます。
コーデ術③:モノトーンに一点差しでモード感を
黒・白・グレーなどモノトーンコーデに、あえて一足だけカラフルなニューバランスを合わせるのも効果的です。
都会的で洗練された印象になり、大人の男性にも人気のスタイル。
たとえば、黒のセットアップにピンクのニューバランス 996を合わせると、硬すぎない“抜け”が生まれます。
オレンジやブルーの差し色もモードな雰囲気にマッチ。
このスタイルは季節を問わず使えるのも魅力です。
色別おすすめコーデのアイデア
ライトブルー
爽やかさと清潔感が魅力。
白シャツ+グレーパンツ+ライトブルーのニューバランス 574で春夏らしい軽さを演出。
デニムにも相性抜群です。
ミントグリーン
ベージュやアイボリーとの相性が良く、ナチュラルな印象に。
シンプルなトレンチコートやリネンパンツと合わせると、上品なリラックススタイルが完成します。
オレンジ・コーラル
秋冬におすすめの暖色。
黒やチャコールグレーのパンツに合わせれば、派手すぎず季節感のある差し色に。
ウール素材のコートやカーディガンと好相性です。
ピンク・サーモン
やわらかい印象を与えるカラー。
女性はもちろん、男性があえてピンクを履くとおしゃれ上級者に見えます。
グレーのスウェットパンツやデニムと合わせるとバランス◎。
マルチカラー
複数色がブロック状に入ったモデルは、服を極力シンプルに。
全身モノトーンにして靴を主役にするのが鉄則です。
カラフルモデルを選ぶときの注意点
- 写真と実物の色味は異なる場合があるため、できれば店舗で確認。
- 限定カラーやコラボモデルは数量が少なく、再販の見込みがないことも多い。気に入った色は早めの購入がおすすめ。
- 転売価格や並行輸入品に注意し、信頼できる販売元を選ぶ。
- 手入れはこまめに。明るい色ほど汚れが目立ちやすいので、防水スプレーやブラッシングで清潔に保つ。
大人が履く“色スニーカー”の魅力
カラフルなスニーカー=若者向けという印象を持つ人もいますが、実は大人世代こそ似合うのがニューバランスのカラーシリーズ。
落ち着いた服装が多くなる年代だからこそ、足元に色を差すだけで一気に若々しさと活力が出ます。
ニューバランスの丁寧な素材使いと上品なフォルムなら、ビジネスカジュアルにも馴染みやすいのが魅力です。
また、季節感を出すのにも最適。春は淡いパステル、秋冬はオレンジやバーガンディなど、季節のトーンに合わせて色を選べば、自然とファッションの完成度が上がります。
ニューバランスのカラフルモデルで日常を楽しく
毎日のコーデに少し“色”を加えるだけで、気分もぐっと明るくなる。
ニューバランスのカラフルモデルは、履き心地の良さとデザイン性を両立させた万能アイテムです。
お気に入りの色を見つけて、普段のスタイルに取り入れてみましょう。
最初の一足におすすめなのは、定番シルエットのニューバランス 574やニューバランス 996。
もし「もっと個性を出したい」と感じたら、ニューバランス 327や限定コラボモデルにも挑戦してみてください。
足元から彩りをプラスして、いつもの毎日を少し楽しく。
自分らしい“カラフルなニューバランス”で、新しい一歩を踏み出してみましょう。


