スニーカーの履き心地を左右する大事な要素のひとつが「インソール」。
特にニューバランスは、靴そのもののクオリティだけでなく、中敷きにもこだわりを持つブランドとして知られています。この記事では、ニューバランスの代表的なインソールを比較しながら、用途や足のタイプ別に最適な選び方をわかりやすく解説していきます。
ニューバランスがインソールにこだわる理由
ニューバランスの始まりは「矯正靴」づくりにあります。
つまり、ただクッションを敷くだけではなく、「足のアーチを正しく支える」ことを目的とした設計思想が根底にあるのです。
そのため、ニューバランスのインソールは単なる快適さを超えて、足裏の安定性や姿勢のサポートまで考え抜かれています。
アーチサポート構造やTPUスタビライザー(樹脂補強)など、足の動きをしっかり支える工夫が随所に見られるのが特徴。
履いた瞬間に「足が包み込まれるような安定感」を感じるという声も多く、立ち仕事や長時間の歩行にも向いています。
インソール選びで注目すべきポイント
ニューバランスのラインナップを比較する前に、まずは「自分に合うインソールを見極める」ためのポイントを押さえておきましょう。
- クッション性:衝撃を吸収し、疲労を軽減する。
- 反発性:蹴り出しをサポートし、推進力を高める。
- アーチサポート:足の土踏まずを支え、ブレを抑える。
- 安定性:踵をしっかりホールドし、姿勢を整える。
- 通気性・防臭性:蒸れを防ぎ、長時間の快適性を保つ。
- 厚み・軽さ:靴のフィット感に影響するため、靴との相性を考える。
「立ち仕事が多い人」「ランニングをする人」「扁平足ぎみの人」など、目的によって必要な機能は異なります。
ここを明確にしておくと、自分にぴったりのモデルを選びやすくなります。
人気モデルを徹底比較
ニューバランスのインソールには用途や素材によっていくつかの定番モデルがあります。
それぞれの特徴とおすすめの使い方を見ていきましょう。
RCP280(サポーティブリバウンドインソール)
最もバランスが取れた人気モデル。
高反発EVA素材を使用し、踵には衝撃吸収素材「ABZORB(アブゾーブ)」を搭載。さらにTPUスタビライザーが足のブレを抑え、安定感を高めます。
表面には「ナノフロント」という滑り止め繊維が使われており、足が靴の中でズレにくい構造です。
反発力と安定性を両立しているため、ランニングやウォーキングなど“動く時間が長い人”におすすめ。
「長時間履いても疲れにくい」という口コミも多く、立ち仕事にも向いています。
RCP150(サポーティブクッションインソール)
RCP280よりも柔らかく、クッション性を重視したモデル。
全面にABZORBを採用しており、足裏への衝撃をしっかり和らげてくれます。
TPUスタビライザーも搭載しているため、適度な支えと安定感も確保。
通勤や通学など、毎日長時間立つ・歩く人に特に人気です。
「とにかく足裏の痛みを減らしたい」「反発より柔らかさを重視したい」人はこちらを選ぶと満足度が高いでしょう。
RCP130(ライトウエイトインソール)
薄型で軽量なタイプ。
厚みを抑えているため、タイトなスニーカーやビジネスシューズにも入れやすく、靴のフィット感を大きく変えずに快適性をアップできます。
通気性にも優れており、蒸れが気になる季節にも使いやすいモデルです。
「靴の中に余裕がないけれど、快適性を少し上げたい」という方に最適。
ただしアーチサポートや反発力は控えめなので、軽めの歩行や普段履き向きです。
High Grade Rebounding Insole(ハイグレードリバウンド)
名前の通り、反発力に特化した上位モデル。
TPUフォームを全面に採用し、アーチ部分にはKaRVO素材を使うことで、蹴り出しの反発と安定性を両立。
スポーツ用途や、長時間ランニングする人に好まれています。
「靴を変えずに履き心地をスポーツ仕様にアップしたい」という人にもおすすめ。
価格は少し高めですが、耐久性と反発の強さを考えるとコストパフォーマンスは悪くありません。
Cushioning Leather Insole(クッショニングレザー)
表面にピッグスキンレザーを使用した高級モデル。
肌触りが滑らかで吸湿性にも優れており、ビジネスシューズや革靴との相性が抜群です。
「長時間の会議や出張でも足が蒸れにくい」「上質な履き心地を楽しめる」と好評。
機能性だけでなく見た目の上品さにもこだわりたい人におすすめの一枚です。
用途・足の悩み別おすすめ
どのモデルを選ぶか迷ったときは、「自分がどんな場面で履くか」「どんな悩みを改善したいか」を基準に考えるとわかりやすいです。
よく歩く・立ち仕事が多い人
→ クッション性と安定感のある RCP150
足裏への衝撃をやわらげつつ、長時間の疲労を軽減。
ランニングやウォーキングをする人
→ 高反発+ホールド力の RCP280 または High Grade Rebounding Insole
足のブレを防ぎ、蹴り出しがスムーズに。
スニーカーの履き心地を少し改善したい人
→ 軽量・薄型の RCP130
靴のサイズ感を変えずにフィット感をプラス。
ビジネスシーンで快適さを求めたい人
→ 高級感のある Cushioning Leather Insole
革靴に合う自然なクッション性と通気性が魅力。
扁平足やアーチが低い人
→ サポート力のある RCP280
TPUスタビライザーが土踏まずを支え、姿勢を安定させます。
インソール交換時の注意点
インソールを選ぶ際は、靴との相性も非常に大切です。
厚みがあるタイプを入れると、つま先の余裕がなくなったり、甲がきつく感じることがあります。
特にニューバランスのスニーカーはラスト(木型)ごとに内寸が微妙に異なるため、装着後に必ずフィット感をチェックしましょう。
また、ほとんどのモデルはハサミでカット調整が可能です。
既存の中敷きを型紙にして少しずつ切るのがコツ。最初から大きく切るとサイズが合わなくなるので注意しましょう。
インソールは使い続けるうちに“へたり”が出てきます。
クッション性が落ちたり、足が痛く感じるようになったら交換のサイン。
目安として、毎日使う靴なら半年〜1年程度で新しいものに取り替えるのがおすすめです。
口コミ・使用者の声から見るリアルな評価
実際に使った人の感想を見ると、ニューバランスのインソールは「替えた瞬間の違い」を感じる人が多いようです。
「履いた瞬間に足が包まれる感覚で、歩くのが楽になった」
「立ち仕事での足のだるさが軽くなった」
「インソールを変えただけで姿勢が安定した気がする」
など、快適性や疲労軽減に関するポジティブなレビューが多数。
一方で、「靴によっては厚みが合わない」「柔らかすぎると感じた」という意見もあり、用途に合わせた選択の重要性がうかがえます。
ニューバランス インソール比較まとめと選び方のコツ
ここまで紹介したように、ニューバランスのインソールはモデルごとに特徴が明確に分かれています。
選び方のコツは、次の3ステップです。
- 自分の使用シーンを明確にする(歩く・立つ・走るなど)
- 足の状態を把握する(扁平足・アーチ高め・靴のゆとり)
- 必要な機能を優先順位づける(反発・クッション・軽さ・素材感)
どのモデルも品質は高く、入れるだけで履き心地がぐっと良くなるのは間違いありません。
しかし「厚み」や「反発の強さ」など、わずかな違いが快適さを左右するので、まずは自分の靴や目的に合ったものから試してみるのがおすすめです。
ニューバランス インソール 比較:自分の足に合う一枚を見つけよう
ニューバランスのインソールは、ただの中敷きではなく“履き心地をデザインするパーツ”です。
同じ靴でも、インソールを変えるだけで足裏の感覚や姿勢の安定がまったく違ってきます。
RCP280のようなサポート重視タイプから、Cushioning Leather Insoleのような上質モデルまで、幅広い選択肢があるのがニューバランスの魅力。
まずは自分のライフスタイルに合わせて、最適な一枚を見つけてみてください。
足元から整えるだけで、日々の歩きがもっと軽やかに、快適になるはずです。


