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ナックルバッシュ完全解析!伝説のアーケードゲームを徹底レビュー

バッシュ

1993年、ゲームセンターに突如として現れた異色のベルトスクロールアクション、それがナックルバッシュです。今でも「あのプロレスゲーム、なんだったんだろう」と記憶の片隅に引っかかっている方も多いんじゃないでしょうか。

今回はこの伝説的なタイトルを、がっつり掘り下げていきます。懐かしさだけじゃなく、今遊ぶからこそ見える魅力や、ちょっとした攻略のコツまで、まるっとお届けしますよ。

ナックルバッシュってどんなゲーム?プロレスとバイオレンスの融合

ナックルバッシュは、東亜プランが放った横スクロールのアクションゲームです。開発元はシューティングゲームの雄として知られていましたが、本作はそのイメージを良い意味で裏切る、汗臭くて暑苦しい世界観がウリ。ベルトスクロールアクションというと『ファイナルファイト』などを思い浮かべますが、そこにプロレスというスパイスをこれでもかとぶち込んでいるのが最大の特徴です。

世界最大のプロレス団体は犯罪組織だった

ストーリーは痛快そのもの。世界最大のプロレス団体「ブル」が実は巨大な犯罪組織で、真実を知ったスターレスラーたちが「チビッ子の夢、プロレスを守るため」に立ち上がります。

ここがちょっと変わっていて、ゲーム開始時にふたつのストーリーから選べるんですよね。

  • ブル軍団 壊滅への追跡‼
  • マッドブル4人衆 戦慄のバトル‼

どちらを選んでも、途中でもう一方のストーリーに合流し、最終的には全部プレイすることになります。導入が選べるっていう、ちょっとした映画みたいな演出が憎いんですよ。

操作はシンプル、でも奥が深い

操作方法は8方向レバーと、Aボタン(攻撃)、Bボタン(ジャンプ)の2ボタンだけ。複雑なコマンドは必要ありません。誰でもすぐに派手な技をブチかませます。

ここで一番大事なのが、A・Bボタン同時押しでレバーを回転させると出る必殺技。各キャラクター固有の大技で、敵をまとめて吹き飛ばせます。ただし、この必殺技、使うと自分の体力をゴリっと削られるんです。このリスクがあるからこそ、「ここぞ」というタイミングで使う駆け引きが熱い。無闇に連発していると、あっという間に自分がピンチになりますよ。

プレイアブルキャラクターは最初は3人。それぞれのファイトスタイルも個性的です。

  • マイケル・ソバット: エルビス・プレスリー風の出で立ちで、バランスが良いタイプ。
  • ジャック・ブロー: ダブルラリアット系の回転技が豪快なパワーファイター。
  • エル・プランチャ: 空中殺法とジャイアントスイングが持ち味のテクニシャン。

ストーリーを進めると、敵だった忍者「Mr.ハヤテ」やアメフト選手「キャプテン」なんかも使えるようになって、遊びの幅がグッと広がります。

記憶に残る暑苦しさとシュールさの絶妙なバランス

このゲームの最大の魅力は、なんといっても唯一無二の世界観です。公式サイトですら「ひたすら暑苦しさと汗臭さの入り混じる」と表現するほどの、筋肉ムキムキなおっさんたちのぶつかり合い。そこに突然、ドラえもんのコスプレをしたような敵が現れたりもするから、もうカオスです。作り手が本気でふざけているのか、大真面目なのかわからない絶妙なラインが、一度ハマるとクセになります。

当時、友達と「なんだこのゲームは!」とゲラゲラ笑いながらプレイした記憶がある人も多いのではないでしょうか。真面目なストーリーとは裏腹に、はみ出したキャラクター造形が強烈な印象を残すんですよね。

高い難易度に挑む!知っておきたい攻略のポイント

「見た目はコミカルなのに、中身は鬼」と言われるほど、ナックルバッシュの難易度は高めです。序盤から1対2の状況が当たり前で、適当にボタンを連打しているだけではすぐにやられてしまいます。

リスクを理解した必殺技の運用

先ほども触れた通り、必殺技は体力を消費します。ピンチの時に使うと、敵を倒せても体力が減ってより危険な状態に……なんて悪循環に陥りがちです。「敵を素早く倒して、結果的に被ダメージを抑える」という先を見越した使い方が攻略のカギになります。

キャラクターの特性を知る

最初に選べる3人も個性が強いですが、途中加入の隠しキャラ的な存在はさらにクセがあります。一部のキャラについては「使いにくいんだよ、本当に。(個人の感想です)」という声が上がるほど。自分に合った操作性や間合いのキャラを見つけることが、まずはクリアへの第一歩です。誰が一番強いかは、あなたの手で確かめてみてください。

ラストまで見届けたい!全10ステージの熱いドラマ

全10ステージ構成で、物語は二転三転します。最初に選んだルートの目的(例えば、NINPOW使いの確保)を達成すると、もうひとつのストーリーに自然と合流。マッドブル4人衆を倒し、かつての敵を仲間にしながら、組織の核心へと迫っていきます。

クライマックスはステージ9と10。般若の面をつけた男との死闘の末に明かされる衝撃の事実、そして最終ステージで待ち受ける組織のボス。そのボスがまた……言葉を失うような見た目をしているんですが、それは実際に倒した時のお楽しみにとっておきましょう。すべてを終えた後の、仲間たちと去っていくエンディングには、なかなか味わい深いものがありますよ。

まとめ:ナックルバッシュは語り継がれるべき怪作だ

ナックルバッシュは、プロレスゲームのようでいて、実は熱くてちょっと不器用なヒーローたちの活劇でした。シュールな笑いと、骨太なアクション、そして一筋縄ではいかないゲームバランスが、奇跡のような化学反応を起こしています。

今プレイすると、その粗削りな部分も含めて「これが90年代のアーケードだったんだよな」と、たまらなく愛おしくなるはず。もしどこかで実機や移植版と出会うことがあれば、その汗臭くも熱い世界に、ぜひ飛び込んでみてください。今ならあの頃より、ちょっとだけ上手く戦えるかもしれませんよ。

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