「山登りを始めてみたいけれど、どんな靴を選べばいいの?」
「せっかく買うなら、おしゃれで疲れにくい一足が欲しい!」
そんな悩みを持つ女性は多いはず。登山において、靴選びは最も重要と言っても過言ではありません。自分の足に合わない靴を選んでしまうと、足が痛くなったり、滑って転倒したりと、せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまうことも。
この記事では、初心者の方でも失敗しないトレッキングシューズの選び方から、今注目の人気ブランド、そして「本当に疲れない」おすすめの15足を厳選してご紹介します。
初心者女子が知っておきたいトレッキングシューズの基礎知識
「トレッキングシューズ」と一口に言っても、実は形状によって得意なシーンが異なります。まずは、自分がどんな山に行きたいかをイメージしながら、3つのタイプをチェックしてみましょう。
軽快に歩ける「ローカット」
スニーカーと同じくらいの高さの靴です。足首が自由になるため、整備された登山道や平坦なハイキングコースに最適です。
- メリット:軽くて歩きやすい。普段履きやキャンプ、旅行にも使い回せる。
- デメリット:足首のサポートがないため、重い荷物を持つ登山やガレ場(石がゴロゴロしている場所)には不向き。
万能選手の「ミッドカット」
くるぶしを覆うくらいの高さで、初めての一足に最もおすすめなのがこのタイプです。
- メリット:足首が適度に固定されるので、捻挫の予防になる。砂や小石が靴の中に入りにくい。
- デメリット:ローカットに比べると少し重さを感じる場合がある。
本格派の「ハイカット」
足首をしっかりとホールドするタイプ。富士登山や数日間にわたる縦走など、本格的な登山を目指すならこれです。
- メリット:重いザックを背負っても足元が安定する。岩場での安心感が抜群。
- デメリット:靴全体が硬く、平坦な道では少し歩きにくさを感じることがある。
失敗しない!レディーストレッキングシューズの選び方5箇条
「デザインだけで選んで後悔した…」という失敗を防ぐために、購入前に必ず確認すべきポイントをまとめました。
1. 防水透湿性は譲れないポイント
山の天気は変わりやすいものです。突然の雨やぬかるみでも足元をドライに保つために、「ゴアテックス(GORE-TEX)」などの防水透湿素材が使われているものを選びましょう。外からの水は防ぎつつ、靴の中の蒸れを逃がしてくれるので、長時間歩いても快適です。
2. ソールのグリップ力をチェック
滑りやすい岩場や濡れた木の根の上を歩く際、靴底(アウトソール)の性能が試されます。特に、黄色いロゴが目印の「ビブラム(Vibram)」ソールは、滑りにくさと耐久性に定評があり、多くの登山者に愛用されています。
3. サイズは「つま先に1〜1.5cmの余裕」を
普段の靴と同じサイズを選ぶのはNGです。登山用の厚手の靴下を履いた状態で、つま先に1cmから1.5cmほどのスペースがあるものを選びましょう。下り坂でつま先が靴の先端に当たってしまうと、爪が痛んだり内出血したりする原因になります。
4. 足の幅(ワイズ)を確認する
日本人の女性は「幅広・甲高」の方が多い傾向にあります。海外ブランドのシュッとしたデザインに惹かれても、幅が狭いと足が痺れてしまうことも。自分の足が幅広だと感じる方は、キャラバンなどの国内ブランドや、ワイズが広めに設定されたモデルを選んでみてください。
5. 軽量さとクッション性のバランス
「とにかく軽いほうが楽」と思われがちですが、あまりに底が薄くて軽い靴だと、デコボコした地面の衝撃がダイレクトに足裏に伝わり、逆に疲れてしまいます。ある程度の厚みとクッション性があるものを選んだほうが、結果として「疲れない登山」に繋がります。
疲れない!レディースおすすめトレッキングシューズ15選
それでは、機能性とデザイン性を兼ね備えた、今選ぶべきおすすめモデルを紹介していきます。
国内ブランドの安心感
1. キャラバン C1_02S
キャラバン C1_02Sは、日本人の足型に合わせて作られた超定番モデル。指先まわりにゆとりがあり、初心者でも違和感なく履けるのが魅力です。
2. モンベル マウンテンクルーザー400
コスパ重視ならモンベル マウンテンクルーザー400。軽量ながら防水性もしっかりしており、低山から日帰り登山まで幅広く対応します。
3. シリオ P.F.156-3
幅広足で悩んでいるならシリオ P.F.156-3を試してみてください。日本人の足を研究し尽くした「3E+」のワイズ設定で、驚くほどフィットします。
スタイリッシュな海外ブランド
4. メレル モアブ 3 ミッド ゴアテックス
メレル モアブ 3 ミッド ゴアテックスは、世界中で愛されるベストセラー。箱から出してすぐに足に馴染むと言われるほどの履き心地の良さが特徴です。
5. サロモン X ULTRA 4 GORE-TEX
トレランシューズの技術を応用したサロモン X ULTRA 4 GORE-TEX。女性専用の設計がなされており、足首周りの当たりが柔らかく、非常に軽快に歩けます。
6. ザ・ノース・フェイス クレストン ミッド ネオ フューチャーライト
デザイン性にこだわりたいならザ・ノース・フェイス クレストン ミッド ネオ フューチャーライト。独自開発の防水素材を採用し、都会的なルックスながら本格的な機能を持っています。
7. キーン ターギー III ミッド
キーン ターギー III ミッドは、つま先を保護するラバーガードが特徴。足先が広く、リラックスして履けるため、外反母趾気味の方にも選ばれています。
8. スカルパ モヒート ハイク GTX
イタリアらしい美しい発色が魅力のスカルパ モヒート ハイク GTX。フィット感が非常に高く、岩場での安定感も抜群です。
9. ラ・スポルティバ TX5 GTX
少しランクアップした登山を目指すならラ・スポルティバ TX5 GTX。ハイカットに近い安定感がありながら、驚くほど歩きやすい一足です。
10. マムート デュカン ミッド GTX
マムート デュカン ミッド GTXは、独自の足の動きに合わせた構造で、長時間歩行の疲労を軽減してくれます。シュッとした細身のデザインが素敵です。
用途に合わせて選びたい注目モデル
11. コロンビア セイバー ファイブ ミッド アウトドライ
コロンビア セイバー ファイブ ミッド アウトドライは、高い防水性と通気性を両立。比較的リーズナブルで、最初のハイキング用として人気です。
12. アディダス テレックス フリー ハイカー 2.0 GORE-TEX
スニーカー感覚で履けるアディダス テレックス フリー ハイカー 2.0 GORE-TEX。クッション性が高く、長時間の舗装路歩きも楽々です。
13. ローバー レネゲード GTX MID
ヨーロッパで大人気のローバー レネゲード GTX MID。足入れの柔らかさが格別で、一度履くとファンになる人が多い名作です。
14. ホカ アナカパ 2 MID GT
厚底ソールのホカ アナカパ 2 MID GTは、圧倒的なクッション性が自慢。膝への負担を減らしたい方に最適です。
15. ダナー トレイル 2650 メッシュ GTX
ダナー トレイル 2650 メッシュ GTXは、ローカットながら本格的なトレイルに対応。キャンプやフェスでも映える一足です。
さらに快適に!「疲れない」ためのプラスアルファ術
靴を選んだら、あと少しの工夫で登山はもっと快適になります。
登山専用の「靴下」を履こう
普段の綿の靴下は厳禁です。汗を吸うと乾きにくく、足が冷えたりマメができたりするからです。ウール(メリノウール)混紡の登山用ソックスを選びましょう。厚手であればクッション代わりにもなり、靴擦れを防いでくれます。
正しい「靴紐の結び方」をマスターする
登りと下りでは、実は紐の締め方を変えるのが正解です。
- 登り:足首を少し自由に動かせるよう、上部は少し余裕を持たせる。
- 下り:つま先が前に滑らないよう、足の甲から足首までしっかりと締める。これだけで、翌日の足の疲れ方が全く変わってきますよ。
「インソール」でカスタマイズ
もし靴の中で足が動いてしまうなら、スーパーフィートのような高機能インソールに入れ替えるのも手です。土踏まずをしっかり支えてくれるので、足裏の疲れを劇的に軽減できます。
メンテナンスで長く付き合おう
お気に入りの一足が見つかったら、長く愛用したいですよね。登山靴の寿命は、一般的に4〜5年と言われています。
- 使用後は汚れを落とす:泥汚れがついたままだと、防水機能が低下してしまいます。ブラシでサッと汚れを落としましょう。
- 乾燥は陰干しで:直射日光やドライヤーは、素材を傷める原因になります。風通しの良い日陰でじっくり乾かしてください。
- 保管場所に注意:湿気が多い場所に置いておくと、ソールのゴムが劣化(加水分解)しやすくなります。
まとめ:トレッキングシューズレディースおすすめ15選!初心者も疲れない選び方と人気ブランド
ここまで、レディース向けのトレッキングシューズの選び方とおすすめモデルを紹介してきました。
自分にぴったりの靴を見つけることは、登山の安全性を高めるだけでなく、「もっと歩きたい!」というモチベーションにも繋がります。今回ご紹介したトレッキングシューズの中から、ぜひあなたの相棒となる一足を見つけてみてください。
さあ、新しい靴を履いて、美しい景色が待つ山へ出かけましょう!
「このブランドのサイズ感がもっと知りたい」「富士山に行くならどれが一番?」といった具体的な質問があれば、ぜひショップの店員さんに相談したり、実際に試着したりして、最高のフィット感を見つけてくださいね。


