子どもの足がどんどん大きくなって、「そろそろ17センチのスニーカーを買おうかな」と思ったとき、どんな靴を選べばいいか迷う方は多いですよね。17cmというサイズは、ちょうど幼児から小学校低学年くらいの子が履くことが多い時期。足の骨や筋肉がまだ柔らかく、成長のスピードも早いので、フィット感や素材選びがとても大切です。ここでは、子どもの足の成長をサポートするスニーカーの選び方と、人気ブランドのおすすめモデルを紹介していきます。
17センチのスニーカーを履く時期とは？
子どもの足のサイズが17センチになるのは、一般的に4〜6歳前後が多いといわれています。この時期は足の骨格がまだ完成しておらず、軟骨が多いため、靴の影響を受けやすいのが特徴です。サイズが合わない靴を履くと、足の指が曲がったり、歩き方の癖がついたりすることもあります。だからこそ、17cm前後のサイズを選ぶときは、ただ「かわいい」や「人気」だけで決めるのではなく、足に合った構造や素材を重視することが大切です。
成長期の足に合うスニーカーの条件
子どもの足にとって良いスニーカーとは、単に履き心地がいいだけでなく、足の動きを自然にサポートできる靴です。ポイントは以下の通りです。
- かかとがしっかりしていること：歩行時の安定感を支え、ぐらつきを防ぎます。
- つま先に適度な余裕があること：足の指が自然に動かせる空間が必要です。
- 軽量で柔らかいソール：軽いほど疲れにくく、走ったり跳ねたりする動きを邪魔しません。
- 通気性のある素材：汗をかきやすい子どもの足を快適に保つために重要。
- マジックテープやゴム仕様：自分で脱ぎ履きできるようになる時期にぴったりです。
これらを意識して選ぶことで、日常使いから通園・通学まで快適に履ける一足が見つかります。
正しいサイズの測り方と選び方のコツ
スニーカー選びで一番大切なのが、実際の足のサイズを正確に把握することです。まず、床に紙を敷いてかかとを壁にぴったりつけ、つま先の最も長い部分までを測りましょう。左右の足で微妙に違う場合は、長い方を基準にします。その上で、実寸より 0.5〜1.0cm程度の余裕 をもたせるのが理想です。
また、子どもの足は成長が早く、3〜6ヶ月で0.5cm以上大きくなることもあります。定期的に計測して、きつく感じたら早めにサイズアップを検討しましょう。「ちょっと大きめでも大丈夫かな？」と迷ったときは、中敷きで微調整できるモデルを選ぶのもおすすめです。
人気ブランドの17センチスニーカーおすすめ10選
ここでは、デザイン性と機能性を兼ね備えた人気ブランドのスニーカーを紹介します。どれも子どもの足の成長を考えて作られたモデルです。
1. SUKU²（スクスク）シリーズ
日本人の子どもの足型を研究して作られた安心の定番。柔らかい素材と安定したソールで、歩行をしっかりサポートします。保育園や通学用にも最適。
2. イフミー（IFME）ライトソールモデル
医師や大学と共同開発した機能性スニーカー。通気性が高く、裸足のような履き心地が特徴です。インソールを取り外して洗えるのも嬉しいポイント。
3. ニューバランス YV996
子ども用ながら大人顔負けのデザイン性。軽量ソールとフィット感のある履き心地で、走り回る子どもにもぴったり。ベルクロタイプで着脱も簡単です。
4. アディダス ADVANTAGE KIDS
クラシックな見た目ながら、柔らかいインソールと滑りにくいアウトソールを採用。カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい万能スニーカー。
5. ナイキ ダイナモフリー
屈曲性のあるソールとユニークなスリッポンデザインが人気。伸縮性があり、靴下のように履けるため、活発に動く子どもに最適です。
6. ムーンスター キャロット
幅広設計で、足の形に合わせて自然にフィット。日本製ならではの丁寧な作りと安心感で、多くの保護者から支持を得ています。
7. コンバース チャイルドオールスター
おしゃれな親子コーデを楽しみたい方におすすめ。つま先が広く作られており、デザイン性と履きやすさを両立しています。
8. プーマ スピードキャット
軽量かつスタイリッシュなデザインで、男女問わず人気。通気性の良い素材を使用し、運動時の蒸れを防ぎます。
9. アシックス レーザービーム
運動会やスポーツ向けのモデル。滑りにくく、走る時の蹴り出しをサポートする設計で、活発な子どもにぴったりです。
10. ニューバランス IZ373
シンプルでどんな服にも合わせやすい万能モデル。柔らかいメッシュ素材で通気性が良く、長時間履いても疲れにくい構造です。
スニーカー選びで失敗しないためのポイント
子どもが「これがいい！」と選んだ靴でも、サイズや構造が合っていなければ長く履くことはできません。デザインも大事ですが、まずは足の健康を優先しましょう。次の点を意識すると失敗が減ります。
- 試着のときは靴下を履いた状態でサイズを確認する
- 歩いたときにかかとが浮かないかチェックする
- 指先に5〜10mm程度の余裕があるか確かめる
- 軽くつま先を押して圧迫感がないか確認する
さらに、購入後も定期的にサイズを見直すことが重要です。成長期の子どもの足は、わずか数ヶ月で変化します。サイズアウトしているのに気づかず履き続けると、靴の変形や足の痛みの原因になります。
季節やシーンに合わせたスニーカー選び
春夏は通気性の高いメッシュ素材、秋冬は保温性のあるモデルなど、季節に合わせた選び方もおすすめです。たとえば、雨の日用に撥水加工のスニーカーを用意しておくと、登園時や外遊びでも安心です。また、運動用・普段使い・お出かけ用といったように、シーン別に使い分けると靴の寿命も長持ちします。
スニーカーのお手入れと長持ちのコツ
せっかくお気に入りのスニーカーを買っても、汚れたまま放置すると素材が傷みやすくなります。汚れたときはできるだけ早く、ブラシや中性洗剤で優しく洗いましょう。洗った後は陰干ししてしっかり乾かすことがポイント。乾燥機や直射日光は素材を硬くしてしまうので避けましょう。中敷きを取り外して別々に洗うと、ニオイ対策にもなります。
まとめ｜スニーカー17センチで足育をサポートしよう
スニーカー17センチは、子どもの足が一気に成長する大切な時期に選ぶサイズです。ポイントは「軽くて柔らかく、かかとが安定していること」。ブランドによってフィット感や形状が異なるため、必ず試し履きをして確認することをおすすめします。
おしゃれで履きやすいスニーカーを選べば、子どもも毎日の外遊びや通学がもっと楽しくなるはずです。足の健康を守りながら、自分らしい一足を見つけてください。
