子どもの足って、いつの間にか大きくなっていますよね。「この前買ったばかりなのに、もう小さい!」なんてこともしょっちゅう。特に14.5cmのスニーカーサイズは、歩く・走る・ジャンプするなど動きが活発になる時期に多く選ばれるサイズです。今回は、14.5cmのスニーカーを探しているパパママ向けに、サイズ選びのポイントと人気モデルをまとめて紹介します。
子どもの足に合うスニーカー14.5cmの選び方
まず大切なのは、「今の足にぴったり」ではなく「少し余裕があるサイズ」を選ぶこと。子どもの足は3か月ごとに0.5〜1cm伸びるとも言われています。そのため、実際に測った足の長さより 8〜10mm程度大きめ のサイズを選ぶのが基本です。
14.5cmの靴がぴったり合うのは、足の実寸がだいたい13.5〜14.0cmくらいの子ども。余裕を持たせることで、つま先を圧迫せず、自然な歩行や走行がしやすくなります。
また、甲の高さや足幅にも個人差があります。最近のキッズスニーカーは「ワイドタイプ」や「3E設計」など、幅広の足にも合うモデルが多く出ているので、サイズだけでなく足の形にも注目して選ぶと◎です。
成長期の子どもにぴったりなスニーカーの特徴
14.5cmサイズのスニーカーを選ぶ時に見ておきたいのは、次の3つのポイントです。
1. 屈曲性のあるソール
足の指がしっかり動くことは、正しい歩行の基本。靴底が硬すぎると足の発達を妨げることもあるので、指の付け根あたりで自然に曲がるソールを選びましょう。柔らかすぎず、適度に反発する靴底が理想です。
2. 脱ぎ履きしやすい構造
この年齢になると、自分で靴を脱ぎ履きしたがる子どもも多いですよね。マジックテープタイプやワンタッチのベルト式なら、簡単に調整できて自立の練習にもなります。
3. 軽量で通気性が良い素材
重い靴は足への負担になりやすく、夏場は蒸れの原因にも。メッシュ素材やEVAソールなど、軽くて通気性のあるスニーカーを選ぶと快適に過ごせます。
スニーカー14.5cmのおすすめモデル5選
ここからは、実際に人気の高い14.5cm対応スニーカーを紹介します。いずれも子どもの足の成長をサポートしつつ、デザインや履き心地にも定評のあるモデルです。
① ムーンスター キャロット 3E
老舗メーカー・ムーンスターの「キャロット」シリーズは、子どもの足の発達を第一に考えた設計が特徴。ワイドな3E設計で足指をしっかり動かせるよう作られています。つま先が広く、かかと部分の安定感も抜群。通園・通学からお出かけまで万能に使える定番モデルです。
② ニューバランス IV323
ニューバランスのキッズラインでも特に人気の高いモデル。軽量でクッション性が高く、柔らかいソールが歩行時の衝撃を吸収します。ベルクロ仕様で子どもでも履きやすく、14.0〜17.0cmと幅広いサイズ展開があるのも魅力。カラー展開も豊富で、男女問わず選びやすいデザインです。
③ アシックス スクスク アイダホBABYシリーズ
アシックスが展開する子ども用ライン「スクスク」は、整形外科医監修の設計で知られています。中でも「アイダホBABY」シリーズは、かかとをしっかり支えながら足の指が自然に動くようデザインされています。日本人の足型に合わせたフィット感で、14.5cmサイズも安定した履き心地が魅力です。
④ シュンソク キッズスニーカー
運動会でおなじみの「シュンソク」は、走ることが好きな子にぴったり。左右非対称ソールがスムーズな蹴り出しをサポートし、走りやすさを重視した設計です。軽量かつ通気性も高く、デザインもスポーティー。元気いっぱいな子どもに人気のシリーズです。
⑤ コンバース ミニ オールスター N
大人にも人気のコンバース「オールスター」をキッズ向けにアレンジしたモデル。シンプルでどんな服にも合わせやすく、ファッション性も抜群。柔らかいキャンバス素材と軽いラバーソールで、見た目だけでなく履き心地も快適です。マジックテープ式で着脱もスムーズ。
14.5cmスニーカーを長く快適に履くコツ
せっかく選んだスニーカーも、履き方やお手入れが不十分だとすぐに履き心地が悪くなってしまいます。ここでは、14.5cmスニーカーを長く快適に使うためのポイントを紹介します。
サイズチェックは3か月ごとに
子どもの足は成長が早いため、3か月に一度はサイズを測るのがおすすめ。つま先に0.5〜1cm程度の余裕があるかを定期的に確認しましょう。小さくなった靴を無理に履かせると、足の形が変わったり、痛みの原因になることもあります。
汚れはこまめに落とす
外遊びで泥や砂がついたままにしておくと、素材が傷みやすくなります。柔らかいブラシや濡れタオルで汚れを落とし、乾かすときは直射日光ではなく風通しの良い場所に置くのがポイント。布地モデルなら中性洗剤を薄めて優しく洗うのもOKです。
靴下との相性も大切
靴下が厚すぎたり滑りやすい素材だと、靴の中で足がずれやすくなります。吸湿性とフィット感のある靴下を選ぶことで、より快適に過ごせます。
成長期の足に合うスニーカーを選ぶ重要性
14.5cmというサイズは、足の成長が最も活発な時期にあたります。この時期に合わない靴を履き続けると、外反母趾や偏平足などのトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
スニーカー選びでは、見た目や価格だけでなく、**「足の動きが自然か」「指先が自由に動くか」「かかとが安定しているか」**といった機能面を重視することが大切。特に日本メーカーのキッズラインは、日本人の足型に合わせた設計が多く、安心して選べます。
また、デザイン面でも近年は大人顔負けのラインナップが増えています。親子でおそろいコーデを楽しめるモデルも多く、日常の中でおしゃれと機能性を両立できるのがキッズスニーカーの魅力です。
スニーカー14.5のまとめ:成長を支える一足を選ぼう
14.5cmのスニーカーは、子どもの足が大きく発達し始める大切な時期にフィットするサイズです。
選ぶときは「少しのゆとり」「足の形に合う設計」「履きやすさと通気性」を意識することがポイント。
ムーンスター キャロット 3E、ニューバランス IV323、アシックス スクスク アイダホBABYシリーズ、シュンソク キッズスニーカー、コンバース ミニ オールスター Nなど、どれも安心して履かせられるモデルばかりです。
日々の通園やお出かけ、元気いっぱいの遊び時間に、子どもの足をしっかり支えるスニーカーを選んであげましょう。成長に寄り添う一足が、毎日の小さな「できた!」を後押ししてくれるはずです。


