スニーカーは毎日履くアイテムだからこそ、汚れが目立ってしまうこともあります。特に白いスニーカーは、少し歩いただけでも汚れてしまうので、清潔を保つためにはこまめなケアが必要です。そんな時におすすめなのが「オキシクリーン」。オキシ漬けは、酸素系漂白剤「オキシクリーン」を使った洗浄方法で、手軽に汚れを落とせるだけでなく、ニオイの除去にも効果があります。しかし、正しい方法を知らないと、スニーカーを傷めてしまうこともあります。今回は、スニーカーをオキシ漬けする正しい手順と注意点について詳しく解説します。
オキシ漬けとは?
オキシ漬けとは、酸素系漂白剤の「オキシクリーン」を使って、汚れを浮かせて落とす方法です。オキシクリーンは、過酸化水素や塩素系の漂白剤に比べて、強い漂白力がありながらも素材に優しいため、布製やキャンバス素材のスニーカーに使用するのに適しています。洗浄液に漬け込むことで、シミや汚れを落とし、さらにニオイの原因となる菌の除去にも効果を発揮します。
特に白いスニーカーやキャンバス素材のスニーカーはオキシ漬けに適しており、目立つ汚れや黄ばみを取るための強力な手段となります。しかし、使い方を誤ると素材が傷んだり、色落ちしてしまう可能性があるため、正しい手順を守ることが大切です。
オキシ漬けに向いているスニーカーの素材
オキシ漬けは、すべてのスニーカーに適しているわけではありません。特に注意が必要なのは、レザーやスエード素材のスニーカー。これらの素材は水に弱く、オキシクリーンのような漂白剤を使うと、ひび割れや色落ち、質感の劣化が起こる可能性があります。そのため、レザーやスエード素材のスニーカーには別のクリーナーを使うことをおすすめします。
一方で、キャンバスや布製のスニーカーにはオキシ漬けが非常に効果的です。これらの素材は水に強く、オキシクリーンの力で汚れをきれいに落とすことができます。例えば、白いキャンバススニーカーやナイロン素材のスニーカーはオキシ漬けでピカピカに仕上がります。
また、ゴムソールやラバー部分もオキシ漬けで綺麗にすることができます。ただし、靴の装飾部分に金属やプラスチックが使われている場合、その部分は漬けることを避けた方が良いでしょう。金属部分は腐食する恐れがあり、プラスチックは変色することがあります。
オキシクリーンの製品特性
オキシクリーンは「酸素系漂白剤」という分類で、過酸化水素やTEA系(テトラアセチルエチレンジアミン)などから酸素を発生させて汚れを分解する性質を持ちます。塩素系漂白剤と比べて刺激臭が弱く、色柄物への使用も可能なケースが多いですが、 必ず使用前に素材と製品の注意書きを確認し、パッチテストを行うことが推奨 されています。
オキシ漬けの準備:必要な道具と材料
オキシ漬けを行う前に、いくつかの道具と材料を準備する必要があります。以下のものを揃えておきましょう。
- オキシクリーン(粉末タイプ)
- 温水:オキシクリーンを溶かすための温水が必要です。40〜60℃程度のぬるま湯を使用します。
- バケツや洗い桶:スニーカーを浸けるための大きな容器。スニーカーが十分に浸かる大きさを選んでください。
- ゴム手袋:オキシクリーンを扱う際に手を保護するために必須です。
- ブラシ:汚れがひどい部分に使用する歯ブラシや靴用ブラシ。
これらを準備して、オキシ漬けの準備を整えましょう。
オキシ漬けの手順:スニーカーをきれいにする方法
オキシ漬けの手順は非常に簡単ですが、いくつかのポイントを守ることでより効果的に洗浄できます。
- スニーカーの下準備をする
最初に、スニーカーから靴紐やインソールを外してください。靴紐は別に洗うことができ、インソールも別で洗う方が清潔になります。これでスニーカー本体がきれいに洗える状態になります。 - オキシクリーンの溶液を作る
バケツや洗い桶に温水を入れ、オキシクリーンを溶かします。オキシクリーンの量は水量に対して1〜2スプーンが目安です。溶けたオキシクリーンが均一に行き渡るよう、軽く混ぜます。 - スニーカーを浸ける
スニーカーをオキシクリーン溶液に完全に浸します。汚れがひどい場合や黄ばみが気になる部分は、しっかりと浸して30分〜最大6時間ほど放置します。放置する時間は汚れの程度に応じて調整しましょう。 - 途中で軽くかき混ぜる
浸け置き中に時々軽く動かす(かき混ぜる)ことで汚れの浮き上がりが均一になります。 - すすぎとブラッシング
浸け置きが終わったら、スニーカーを取り出して流水でしっかりとすすぎます。オキシクリーンの成分が残らないように十分に洗い流しましょう。特に布地が汚れを吸収している部分を入念にすすいでください。さらに、汚れが気になる部分には歯ブラシや靴用ブラシを使って軽くこすります。これで細かい汚れもしっかり落ちます。 - 乾燥させる
すすぎ終わったスニーカーは、直射日光を避けた場所で陰干しします。陽の光が強すぎると、スニーカーの色が褪せたり、黄ばみが発生したりすることがあるので、風通しの良い場所で乾かしましょう。
オキシ漬けの注意点:失敗しないために気をつけること
オキシ漬けは効果的な洗浄法ですが、注意点を守らないとスニーカーを傷めてしまうことがあります。以下のポイントを必ず守りましょう。
- 長時間の浸け置きに注意
オキシクリーンは強力な洗浄力を持っていますが、浸けすぎると素材にダメージを与えることがあります。特に色柄物やデリケートな素材のスニーカーは、30分〜1時間以内に留めるのが安全です。 - スエードやレザーには使わない
オキシクリーンは水分に弱い素材には不向きです。スエードやレザーのスニーカーは、オキシ漬けをすると傷んでしまうことがあるので避けましょう。革用のクリーナーを使うか、専門店でのクリーニングを検討してください。 - 金属部分や装飾を保護する
スニーカーに金属や装飾パーツがある場合、オキシクリーン溶液に漬け込むと金属腐食を起こす可能性があります。金属部分はテープで覆うなどして、オキシ漬けを避けるようにしましょう。
オキシ漬けの効果を最大限に引き出すために
オキシ漬けは、手軽で効果的なスニーカー洗浄法ですが、使い方を守ることで、その効果を最大限に引き出すことができます。汚れのひどいスニーカーでも、オキシクリーンを使えばすっきりと綺麗に仕上がります。正しい手順と注意点をしっかり守って、スニーカーを長持ちさせましょう。
オキシ漬けの方法を覚えて、日常的にスニーカーを清潔に保つことで、毎日の履き心地も快適に。ぜひ試してみてください!


