スニーカーは日常的に履くアイテムであり、丈夫に作られてはいますが、どうしても長時間の使用や激しい動きによって、側面が剥がれることがあります。このトラブルに直面したとき、どうすればスニーカーを修復できるのか、最適な接着剤や修復手順を知っておくと、修理を自分で行うことが可能です。今回は、スニーカーの側面が剥がれた時に役立つ接着剤と、その修復手順について詳しく解説します。
スニーカーの側面が剥がれる原因
スニーカーの側面が剥がれる原因は様々です。主に以下のようなことが考えられます。
- 長時間の使用
歩行やランニングなど、スニーカーを長時間使用していると、側面にかかる力が蓄積され、接着部分に負荷がかかります。 - 湿気や熱
天候や汗などで靴が湿ると、接着剤が劣化しやすくなり、剥がれが発生します。また、高温の環境では接着部分が緩みやすくなることもあります。 - 素材の劣化
靴の素材が経年劣化して、接着部分が弱くなることもあります。特に合成皮革や布地のスニーカーは、長期間使用することで接着力が低下することがあります。
これらの原因が複合的に影響するため、スニーカーが剥がれてしまうことがあります。しかし、心配することはありません。接着剤と適切な修復手順を使うことで、簡単に修復できます。
最強接着剤の選び方
スニーカーの修復には、強力な接着剤が必要です。ただし、一般的な瞬間接着剤や木工用の接着剤では、スニーカーに求められる柔軟性や耐久性を十分に発揮できないことがあります。そのため、スニーカー専用の接着剤を選ぶことが重要です。ここでは、スニーカーの修復に最適な接着剤をいくつか紹介します。
シューグー
シューグーは、スニーカー修理に特化した接着剤です。特に、靴の底や側面の修復に有効で、柔軟性が高く、摩擦や衝撃に強い特徴を持っています。乾燥後もゴムのように柔らかいため、履き心地を損なうことなく、強力に接着することができます。耐水性にも優れており、雨の日の使用にも耐えられます。
ロックタイト シューグルー
ロックタイト シューグルーは、強力な接着力と耐久性を誇る接着剤です。特にゴムやプラスチック素材との相性が良く、スニーカーの修復に最適です。乾燥後の仕上がりは透明で目立たず、接着面が柔軟性を保つため、履き心地にも影響を与えません。
E6000
E6000は、工業用の接着剤として広く使用されていますが、その強力な接着力と耐水性、耐久性により、スニーカーの修理にも適しています。特に剥がれが大きい部分や、強い接着力が求められる場合におすすめです。しかし、乾燥後はやや硬化しやすいため、使用時には注意が必要です。
スニーカー修復のための準備
修復作業を始める前に、いくつかの準備が必要です。これをしっかり行うことで、接着剤の効果を最大限に引き出し、長持ちする修理を実現できます。
1. 剥がれた部分の清掃
まず、剥がれた部分を丁寧に掃除します。汚れや油分が接着面に残っていると、接着剤がうまく密着せず、修復が不完全になってしまうことがあります。布やスポンジで表面を拭き取るだけでなく、乾いた状態で アルコール系クリーナー を使ってしっかりと汚れを落としましょう。
2. 古い接着剤の除去
もし、以前の接着剤が残っている場合、それを取り除くことが重要です。古い接着剤があると、新しい接着剤が密着しにくく、接着力が弱くなります。ヘラやカッター などを使って、剥がれた部分に残っている接着剤を削り取ります。
3. 表面の荒らし
スニーカーの素材によっては、表面が滑らかすぎて接着剤がうまく密着しないことがあります。その場合は、軽くサンドペーパー を使って表面を荒らし、接着面積を増やします。これにより、接着剤がより強力に密着するようになります。
修復手順
ここでは、実際の修復手順を詳しく説明します。手順を守って、しっかりと作業を進めていきましょう。
1. 接着剤の塗布
準備が整ったら、接着剤を塗布します。剥がれた部分と接着面に、均等に接着剤を塗ります。塗りすぎると接着剤がはみ出してしまうことがあるため、少量ずつ塗り重ねるのがポイントです。特に接着面が広い場合は、薄く広げて塗る ように心がけましょう。
2. 圧着と固定
接着剤を塗った後、すぐに両面を合わせて圧着します。圧力をかけることで、接着剤がしっかりと密着し、接着面が強固になります。ここで使用する道具としては、クリップやゴムバンド などが便利です。必要であれば、重し を置いて、しっかりと固定します。圧着する時間は接着剤の種類によりますが、最低でも 数時間 は固定したままにしておくとよいでしょう。
3. 乾燥時間を守る
接着剤が完全に乾くまでには時間がかかります。早く使いたい気持ちを抑え、24時間 以上は乾燥させることをお勧めします。乾燥が不十分なまま使用すると、接着が不完全で剥がれやすくなります。完全に乾燥するまで待ちましょう。
4. 余分な接着剤の除去
乾燥後、接着剤がはみ出している部分は取り除きましょう。取り除く際は、乾燥前に湿った布で拭き取る と、仕上がりが美しくなります。乾燥後は削ることができますが、慎重に作業してください。
修復後のケアと注意点
修復が終わった後も、スニーカーを長持ちさせるためのケアが大切です。
1. 傷や摩擦に注意
修復後すぐに履くのは避け、最初は軽い運動や歩行から試すと良いでしょう。過度の負荷をかけると、接着部分に負担がかかり、再度剥がれる原因になることがあります。
2. 修復部分のチェック
定期的に修復部分をチェックし、剥がれやひび割れがないか確認します。もし再度剥がれてしまった場合でも、早期に対応すれば修復可能です。
終わりに
スニーカーの側面が剥がれた場合、適切な接着剤と修復手順を踏むことで、簡単に修復が可能です。シューグーやロックタイト シューグルー、E6000といった接着剤は、スニーカー専用に作られており、柔軟性と耐久性を兼ね備えているため、修復後も快適に使用できます。手順をしっかり守り、少しの時間をかけて丁寧に修理することで、スニーカーを長く使い続けることができるでしょう。


