お気に入りのスニーカー。見た目も履き心地も最高だったのに、気づいたらソールやアッパーに細かいひびが…。そんな経験、ありませんか?
スニーカーのひび割れは、放っておくと見た目だけでなく、機能面にも影響が出てしまう厄介なトラブルです。でも実は、ちょっとした意識とケアで防ぐことができるんです。
今回は「スニーカーのひび割れを防ぐ方法と原因を徹底解説!」というテーマで、スニーカーを長持ちさせるためのお手入れ術をわかりやすく紹介していきます。
なぜスニーカーはひび割れるのか?その主な原因
スニーカーがひび割れる原因はいくつかありますが、代表的なのは次の3つです。
1. 乾燥による素材の劣化
革や合成皮革などの素材は、時間が経つと内部の油分や水分が失われ、表面が乾燥して固くなります。すると柔軟性がなくなり、歩くたびに曲がる部分から細かい亀裂が発生してしまうのです。
特にレザー素材のスニーカーは、保湿ケアを怠ると早い段階でひび割れが出てしまう傾向があります。
2. 加水分解によるソールの破損
ポリウレタン(PU)などを使ったソールは、空気中の水分と化学反応を起こす「加水分解」という現象で分解が進み、ソールが割れたりベタついたりします。
湿気の多い環境で保管していると、ほとんど履いていなくても数年でボロボロになることがあります。
3. 紫外線や酸化による劣化
スニーカーを日光の当たる場所に長時間放置していると、紫外線や酸素によって素材が酸化し、硬化・変色・ひび割れが起きやすくなります。特に白スニーカーや淡色のソールは黄ばみやすく、見た目にも影響が出やすいです。
ひび割れを防ぐための基本ケア
スニーカーを長持ちさせる秘訣は、「汚れをためない」「保湿する」「湿気を避ける」の3つです。
ここからは日常でできる簡単なケア方法を紹介します。
1. 履いた後は軽くブラッシング
外出後は、柔らかいブラシでホコリや砂を落とすだけでも効果があります。泥や汚れを放置すると素材の乾燥を早める原因になるため、こまめに落とす習慣をつけましょう。
革やスエード素材の場合は、素材専用のブラシを使うとより安心です。
2. 素材に合わせたクリーナーを使用
スニーカーの素材に合わせてクリーナーを選ぶことが大切です。
キャンバス素材なら中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗い、革素材なら専用のレザークリーナーを使いましょう。
洗った後は直射日光を避けて陰干しを。ドライヤーで急速乾燥させると、素材が硬化してひび割れの原因になるので注意です。
3. レザーには保湿クリームを
革スニーカーは、定期的に保湿をしてあげると柔軟性を保てます。
レザークリームやコンディショナーを薄く塗り込み、柔らかい布で軽く磨くとツヤが戻ります。
乾燥が気になる季節は、月に1回程度のお手入れが理想です。
スニーカーを長持ちさせるための防御テク
毎日履くスニーカーだからこそ、事前の「予防ケア」が大事です。次のポイントを押さえておくと、ひび割れのリスクを大きく減らせます。
1. 撥水スプレーで汚れと湿気をブロック
撥水スプレーを吹きかけておくと、雨や泥汚れがつきにくくなり、素材の劣化を防げます。新品のうちから使うのが理想です。
ただし効果は時間とともに薄れるので、1~2週間に一度はスプレーをかけ直すようにしましょう。
2. ローテーションで履く
同じスニーカーを毎日履くと、汗や湿気が抜けきらないままになり、素材の内部で劣化が進みます。
2~3足を交代で履くことで、通気と乾燥のバランスが取れ、ひび割れを防げます。
3. 靴べらを使って履く
かかとを踏んで履いたり、無理に押し込んで履くと、スニーカーの後ろ部分に負担がかかり、ひび割れや変形の原因になります。
靴べらを使うことで、スニーカーの形を保ちつつ長持ちさせることができます。
保管方法が寿命を左右する
履いていないときの保管方法によっても、スニーカーの寿命は大きく変わります。
間違った保管をしてしまうと、加水分解やひび割れを早めてしまうこともあるので注意しましょう。
1. 風通しの良い場所で保管
湿気は劣化の大敵です。押し入れの奥や玄関の隅など、風通しが悪く湿気がこもる場所は避けましょう。
できれば日陰で通気性の良い棚に置き、長期間保管する場合は除湿剤を一緒に入れておくと安心です。
2. シューキーパーを活用
木製のシューキーパーは、内部の湿気を吸い取りながら形をキープしてくれる優れものです。
靴の中に溜まる湿気を防ぎ、乾燥しすぎない状態を保つことで、素材のひび割れや型崩れを予防します。
3. 長期保管時は袋で密閉
しばらく履かないスニーカーは、ホコリを防ぐために袋に入れて保管しましょう。
ただし完全密閉すると湿気がこもるため、乾燥剤を一緒に入れるのを忘れずに。
コレクション用に保存したい場合は、真空パックや専用ケースを利用する方法もあります。
ひび割れができてしまったときの応急処置
もしすでにひび割れが発生してしまった場合でも、早めに対処すれば進行を止めることができます。
1. 軽いひび割れは補修クリームでカバー
浅いひびや小さな割れなら、補修用のレザークリームやカラーリペア剤を使うことで目立たなくできます。
塗布前に汚れを落とし、乾いた状態で薄く塗り込むのがコツです。
完全には元に戻りませんが、見た目を整え、これ以上悪化させないための応急処置になります。
2. ソールのひび割れは接着剤で補修
ソール部分に小さなひびができた場合は、靴用の補修剤や接着剤で埋める方法もあります。
ただし深く割れている場合や素材がボロボロになっている場合は、自分で修理せず専門のリペアショップに相談しましょう。
3. 放置はNG
ひび割れを放置すると、ひびが広がって破損や剥がれにつながります。
早めの対処と定期的なケアを心がけることで、スニーカーの寿命を大きく延ばせます。
スニーカーを長持ちさせるための習慣
最後に、スニーカーをできるだけ長く楽しむための習慣をまとめます。
- 雨の日は履かない(防水仕様を除く)
- 履いた後は乾燥させる
- 汚れたらその日のうちに拭く
- 月に一度は保湿ケアをする
- 保管前に必ず湿気を取り除く
この5つを意識するだけでも、スニーカーの状態は驚くほど変わります。日常のちょっとした心がけが、数年後の見た目や履き心地に大きな差を生みます。
スニーカーのひび割れを防ぐ方法を習慣にしよう
スニーカーのひび割れは、素材の運命ではありません。
乾燥、湿気、紫外線といった「環境の敵」を知り、日々のケアを少しずつ積み重ねることで防ぐことができます。
履いた後のブラッシング、定期的な保湿、防水スプレー、風通しの良い保管——どれも難しいことではありません。
大切なのは「気づいたときにすぐケアする」こと。
ひと手間かけるだけで、お気に入りのスニーカーをずっときれいに履き続けられます。
今日からぜひ、あなたのスニーカーにも優しい習慣を取り入れてみてください。


