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スニーカーのかかと内側を自分で修理する方法!破れ補修に使える便利アイテム紹介

お気に入りのスニーカーを長く履いていると、どうしても避けられないのが「かかとの内側の擦れや破れ」。歩くたびに足と擦れて摩耗し、やがてスポンジが見えてきたり、布が破れたり…。でも実は、軽度の破れであれば自分で修理できるんです。今回は、自宅でできるスニーカーのかかと内側修理方法と、補修に使える便利アイテムを紹介します。


なぜスニーカーのかかと内側は破れやすいのか?

スニーカーのかかと内側(ライニング)は、足の動きに合わせて常に摩擦が起こる部分です。特に以下のような原因で破れやすくなります。

  • サイズが合っていない(かかとが浮く・擦れる)
  • 脱ぎ履きのときにかかとを踏んでしまう
  • 厚めの靴下で摩擦が強くなる
  • 長期間の使用による劣化

この部分が破れてしまうと、靴下が引っかかったり、歩くたびに痛みを感じたりとストレスになります。さらに放置しておくと、破れが広がって補修が難しくなるので、早めの対応が大切です。


自分で修理できるのはどんな状態?

DIY修理で対応できるのは「軽度〜中程度の破れや擦り切れ」です。たとえば布地が剥がれたり、スポンジが少し見えている程度なら、自分で補修しても十分きれいに仕上がります。

一方で、かかとの芯まで破損していたり、内部構造が潰れている場合はプロに依頼した方が安心。無理に修理しようとすると、履き心地が悪化することもあります。

目安としては、

  • 破れの範囲が3cm以内
  • 破れが片足だけ、または部分的
  • 素材が完全に裂けていない
    といった状態であれば、自分で修理するのにちょうど良いレベルです。

修理に必要な道具と材料

自分でスニーカーのかかと内側を補修するには、以下のアイテムを揃えましょう。どれもホームセンターや100円ショップ、ネット通販で手に入ります。

  • 補修シート・補修パッチ
    靴の内側専用のシールタイプ。摩耗した部分に貼るだけで補強できます。スエード調やナイロン調など、素材の種類も豊富。
  • 靴用接着剤
    剥がれにくくするために必須。柔軟性のあるタイプを選ぶと、歩行時の動きにも対応できます。
  • ハサミ・カッター
    破れの形に合わせて補修材をカットするために使用します。
  • クリーニング用の布・ブラシ
    補修前に汚れを落とすことで、接着剤の付きが格段に良くなります。
  • あて布(ナイロンやデニムなど)
    破れが大きいときに補修シートの下に貼って補強します。
  • 洗濯ばさみ・重し
    接着後にしっかり固定するために使用。きれいに仕上げるコツです。

100均アイテムで手軽に修理する方法

「できるだけお金をかけずに直したい」という人には、100円ショップのアイテムが大活躍します。ダイソーやセリアなどでは、ナイロン補修シートやアイロン接着タイプの補修布が手に入ります。

やり方はシンプルです。

  1. 汚れを拭き取る
  2. 補修布を破れの形に合わせてカット
  3. アイロンまたは接着剤で貼り付け
  4. しっかり乾かす(または固定して圧着)

これだけで応急処置としては十分。透明タイプや黒系の補修シートを選べば、見た目も自然に仕上がります。頻繁に履く靴なら、さらに上から靴用接着剤を薄く塗ると耐久性がアップします。


スニーカーのかかと内側を自分で修理する手順

では、実際に修理の流れを詳しく見ていきましょう。

1. 汚れを落とす

補修箇所をきれいにするのが第一歩。布でホコリや汚れを拭き取り、乾燥させます。汚れが残ると接着剤がうまく付かず、剥がれの原因になります。

2. 補修材をカットする

破れた部分より少し大きめに補修シートをカットします。丸みをつけると剥がれにくく、見た目もきれいです。

3. 接着剤を塗る

シールタイプであっても、端の部分には靴用接着剤を薄く塗るのがおすすめ。より長持ちします。

4. 貼り付け・圧着

破れ部分に補修材をぴったり合わせ、空気が入らないように貼り付けます。しっかり圧着し、必要であれば重しをのせて数時間放置します。

5. 乾燥・仕上げ

完全に乾燥したら完成。もし浮きやシワがある場合は、部分的に再接着しましょう。

この方法であれば、慣れていなくても30分ほどで作業が終わります。乾燥時間を含めても1日あれば十分です。


修理後に長持ちさせるコツ

せっかく補修したなら、できるだけ長く維持したいもの。以下のポイントを意識すると、再び破れにくくなります。

  • 靴ベラを使って脱ぎ履きする
    かかとを踏む習慣があると、再び内側が擦れてしまいます。靴ベラで丁寧に履くことで寿命が延びます。
  • 靴下を見直す
    厚すぎる靴下は摩擦の原因になります。ぴったりフィットする薄手のものに変えるのも効果的です。
  • サイズを再確認する
    少し大きめの靴を履いていると、歩くたびにかかとが動いて擦れます。インソールで調整するのもおすすめです。
  • 予防パッチをあらかじめ貼る
    新しいスニーカーには、かかと内側に保護シートを貼っておくと摩耗防止になります。これだけで修理の頻度がぐっと減ります。

破れがひどいときはプロに相談を

もし破れが広範囲だったり、ライニング(内張り)が完全に破けている場合は、靴修理店に相談するのがベストです。プロの修理なら、布地を新しく張り替えたり、ステッチ補強を施したりと、見た目も耐久性も新品同様に仕上げてくれます。

費用の目安は、片足あたり2,000〜4,000円程度。お気に入りのスニーカーを長く履きたいなら、十分に価値のある投資です。


スニーカーのかかと内側を自分で修理して長く愛用しよう

スニーカーのかかと内側は、最も消耗しやすいけれど、自分でも十分に直せる部分です。100均の補修シートから専門の靴用接着剤まで、今では便利なアイテムがたくさんあります。破れに気づいたら放置せず、早めの補修を。

手をかけて直したスニーカーは、履くたびに愛着が増すもの。かかと内側の修理をきっかけに、お気に入りの一足をこれからも大切に履き続けてみてください。

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