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スニーカーに生えた赤カビの落とし方!安全で効果的なクリーニング方法を解説

お気に入りのスニーカーを履こうと思って下駄箱から出したら、いつの間にかうっすらとピンク色や赤色の汚れがついている……。そんな経験はありませんか?

「これって汚れ?それともカビ?」と不安になりますよね。実はその正体、放置するとどんどん広がってしまう「赤カビ」かもしれません。せっかくのお気に入りが台無しになる前に、正しいケアで元の美しさを取り戻しましょう。

今回は、スニーカーに生えた赤カビの落とし方と、素材を傷めず安全にクリーニングするコツ、そして二度と発生させないための予防法までを徹底的に解説します。


そもそもスニーカーの赤い汚れの正体は何?

スニーカーのソールや布地に現れる赤い汚れ。実はこれ、厳密に言うと一般的な「カビ」ではなく、ロドトルラという「酵母菌」の一種であることがほとんどです。

お風呂場のタイルの隙間や、シャンプーボトルの底に発生するピンク色のヌメリと同じ仲間だと言えば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。この菌は非常に繁殖スピードが速く、水分とわずかな栄養さえあれば、たった数日で目に見えるほどの赤みとなって現れます。

「ただの汚れだろう」と甘く見てはいけません。赤カビ自体は毒性が低いものの、放置しておくと黒カビを呼び寄せるエサになってしまいます。黒カビが繊維の奥まで根を張ってしまうと、プロのクリーナーでも完全に落とすのは至難の業です。赤いうちに対処するのが、スニーカーを長持ちさせる最大のポイントなのです。


赤カビが発生してしまう3つの主な原因

なぜ、大切にしているスニーカーに赤カビが生えてしまうのでしょうか。それには、スニーカー特有の環境が関係しています。

まず1つ目の原因は「水分」です。雨の日に履いてそのまま下駄箱にしまったり、洗濯した後の乾燥が不十分だったりすると、靴の中は菌にとって最高の楽園になります。また、足の裏は1日でコップ1杯分の汗をかくと言われており、目に見えない湿気が靴の中に蓄積されていることも忘れてはいけません。

2つ目は「栄養源」です。歩いているときに付着した泥汚れや砂埃はもちろん、私たちの肌から剥がれ落ちた皮脂や角質、さらには洗濯時に落としきれなかった洗剤の残りカスまでもが、赤カビの栄養になってしまいます。

3つ目は「温度と密閉空間」です。赤カビ(ロドトルラ)は20度から30度前後の暖かい場所を好みます。日本の高温多湿な気候に加え、空気の通りが悪い下駄箱の中は、菌が繁殖する条件が完璧に揃っているのです。


自宅でできる!赤カビを安全に落とすステップ

赤カビは初期段階であれば、家庭にあるものやドラッグストアで手に入るアイテムで十分に落とすことが可能です。素材を傷めないよう、適切な手順で進めていきましょう。

軽度の汚れには「消毒用エタノール」が最強

まだ色が薄く、表面についている程度の赤カビなら、消毒用エタノールを使った拭き取りが最も手軽で効果的です。赤カビはアルコールに非常に弱いため、除菌しながら汚れをリセットできます。

使い方は簡単です。乾いた柔らかい布やキッチンペーパーにエタノールをたっぷり含ませ、汚れている部分を優しく叩くように拭き取ります。ゴシゴシ擦ると菌を広げてしまう可能性があるため、外側から内側に向かって汚れを追い込むように動かすのがコツです。

エタノールは揮発性が高いので、水洗いができないデリケートな素材や、少しだけ色移りが心配な部分にも使いやすいのがメリットです。

頑固な蓄積汚れには「重曹ペースト」で攻める

エタノールだけで落ちない場合は、重曹の力を借りましょう。重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れを分解する力と、穏やかな研磨作用を持っています。

重曹と水を2対1の割合で混ぜて、少し粘り気のある「重曹ペースト」を作ります。これを赤カビが気になる部分に塗り込み、15分から30分ほど放置してください。その後、使い古した歯ブラシなどで優しく円を描くようにブラッシングします。

重曹は粒子が細かいため、キャンバス地の繊維に入り込んだ汚れを掻き出すのに最適です。最後は濡れた布でしっかりと成分を拭き取るか、軽く水ですすいでください。

白スニーカーの救世主「酸素系漂白剤」

白いキャンバススニーカーに色が定着してしまった場合は、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤による「つけ置き洗い」が効果絶大です。

40度から50度くらいのお湯に規定量の漂白剤を溶かし、スニーカーを30分から2時間ほど浸けておきます。このとき、浮いてこないように重しをするとムラなく仕上がります。

注意点として、塩素系漂白剤(ハイターなど)は強力すぎて生地を傷めたり、逆に黄色く変色させたりするリスクがあるため、必ず「酸素系」を選んでください。また、色物や柄物のスニーカーは色落ちする可能性があるため、必ず目立たない場所でテストしてから行いましょう。


素材別!クリーニング時の注意点と失敗しないコツ

スニーカーは複数の素材が組み合わさってできているため、一律に同じ方法で洗うと失敗の原因になります。自分の靴が何でできているか確認してから作業に入りましょう。

キャンバス(布)素材の場合

最も赤カビが生えやすく、かつ洗いやすい素材です。つけ置き洗いが可能ですが、一番の敵は「すすぎ残し」です。洗剤成分が残っていると、日光に当たった際に酸化して黄色いシミになってしまいます。「これでもか!」というくらい念入りにすすぎを行いましょう。

合成皮革(フェイクレザー)の場合

合皮は水に強いイメージがありますが、実は加水分解という劣化を起こしやすい素材です。ジャブジャブと水に浸けるのではなく、まずは中性洗剤を薄めた水に布を浸し、固く絞ってから表面を拭き取る「拭き洗い」を推奨します。赤カビがひどい部分だけ、ピンポイントでアルコール消毒を行いましょう。

本革(レザー)やスエードの場合

これらは非常にデリケートです。水に濡らすと型崩れやシミ、ひび割れの原因になります。基本的には水洗いを避け、レザークリーナーや専用のブラシを使って汚れを落とします。赤カビに対しては、布に含ませたアルコールで「叩き出し」を行い、クリーニング後は必ず専用のオイルやクリームで保湿ケアを忘れないでください。


仕上げが肝心!カビを再発させない乾燥の技術

汚れが落ちたからといって、油断は禁物です。実は、クリーニング後の「乾燥」が最も重要な工程と言っても過言ではありません。乾燥が不十分だと、残ったわずかな菌が再び水分を得て、翌日にはまた赤くなっている……なんてことになりかねません。

まず、脱水はしっかり行いましょう。スニーカーをタオルで包み、洗濯ネットに入れて洗濯機の脱水機能に3分ほどかけると、乾燥時間を大幅に短縮できます(型崩れが心配な高級スニーカーは避けてください)。

干すときは、直射日光を避けた「風通しの良い陰干し」が基本です。直射日光は色あせやラバー部分の劣化を招きます。靴の中に丸めた新聞紙やキッチンペーパーを詰めると、内側の湿気を素早く吸収してくれます。紙が湿ったらこまめに交換するのが早く乾かすコツです。

また、つま先を上にして立てかけるように干すと、水気がかかとに集まって効率よく抜けていきます。完全に乾ききるまで、最低でも24時間は風に当ててください。


二度と赤カビを寄せ付けないための5つの習慣

せっかく綺麗にしたスニーカー。もう二度と赤カビを見たくないですよね。日頃のちょっとした習慣で、カビの発生リスクは劇的に下げられます。

  1. 同じ靴を毎日履かない1日履いた靴は、想像以上に汗を吸っています。最低でも2日は休ませて、中の湿気を完全に飛ばしましょう。ローテーションを組むことが、結果的に靴を長持ちさせる近道です。
  2. 帰宅後の「ちょい掃除」玄関に馬毛ブラシを置いておき、脱いだ後にサッと埃を払うだけで、カビの栄養源を断つことができます。この数十秒の習慣が大きな差を生みます。
  3. 防水スプレーを習慣にする新品時や洗った後は、必ず防水スプレーをかけましょう。水だけでなく汚れも弾いてくれるため、赤カビが繁殖する隙を与えません。
  4. 下駄箱の換気を徹底する定期的に下駄箱の扉を開けて、空気を入れ替えましょう。中に除湿剤を置くのも有効です。また、脱いだばかりの靴をすぐに下駄箱にしまうのは厳禁。まずは玄関に出しておき、湿気が抜けてから収納してください。
  5. シューキーパーを活用する型崩れ防止だけでなく、吸湿効果のある木製(レッドシダーなど)のシューキーパーを使うと、靴の中の湿度を適切に保ちつつ、天然の除菌・消臭効果も期待できます。

まとめ:スニーカーに生えた赤カビの落とし方で大切なこと

スニーカーに生えた赤カビの落とし方は、スピード感と「除菌・乾燥」の徹底にかかっています。

赤いポツポツを見つけたら、まずはアルコールや重曹で優しく、かつ確実に菌を退治しましょう。そして何より、その後の乾燥を徹底し、清潔な保管環境を整えることが、お気に入りの一足を救うことにつながります。

もし、自分で洗うのが不安なほど大切な限定モデルだったり、素材が特殊だったりする場合は、無理をせず靴クリーニングの専門店に相談するのも賢い選択です。プロの手による高圧洗浄や専用の防カビ加工は、やはり個人では到達できないレベルの仕上がりを約束してくれます。

足元が綺麗だと、それだけで外出が楽しくなり、自分への自信にもつながります。今回ご紹介した方法を参考に、あなたの大切なスニーカーを赤カビから守り抜き、いつまでも清潔な状態で履き続けてくださいね。

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