お気に入りのアディダス スタンスミス、気づけば汚れが目立っていませんか?「手洗いは面倒だし、コインランドリーのスニーカー洗濯機でパッと洗えたら楽なのに……」と思う反面、大事な一足がボロボロにならないか不安ですよね。
結論から言うと、スタンスミスをコインランドリーで洗うことは可能ですが、「素材」と「洗い方」を間違えると再起不能なダメージを負うリスクがあります。
この記事では、現行モデルと旧モデルの違いを踏まえ、コインランドリーで失敗しないための具体的な手順と注意点を徹底解説します。
あなたのスタンスミスはどっち?素材で見極める洗濯可否
コインランドリーへ駆け込む前に、まずは手元のスタンスミスの「素材」を確認してください。スタンスミスには大きく分けて2種類の素材が存在し、それぞれ水に対する耐性が全く異なります。
1. 現行のリサイクル素材(プライムグリーン/合皮)
2021年以降、アディダスはサステナブルな取り組みとして、スタンスミスのメイン素材をリサイクルポリエステルを使用した合成皮革に切り替えました。
このタイプは比較的、水に強く、コインランドリーでの洗濯にも耐えやすいのが特徴です。ただし、熱には弱いため乾燥機の扱いには注意が必要です。
2. 2020年以前の天然皮革(本革)
「本革仕様」のスタンスミスは、水に浸けることで革の油分が抜け、乾燥後にカサカサになったりひび割れたりするリスクが高いです。
コインランドリーのスニーカー洗濯機は、硬いブラシでゴシゴシ洗う仕組みのため、本革の表面(銀面)を傷つけてしまう恐れがあります。本革モデルをコインランドリーで洗う場合は、かなりの「自己責任」が伴うことを覚悟しましょう。
コインランドリーで洗う前に準備すべき3つのこと
「そのまま洗濯機に放り込めばOK」というわけではありません。事前のひと手間が、仕上がりの美しさを左右します。
- 靴紐とインソールを外す汚れは靴紐の重なり部分や、インソールの下に溜まります。これらを外しておくことで、隅々まで洗浄液が行き渡り、乾きも早くなります。外した紐はバラバラにならないよう、小さな洗濯ネットに入れて一緒に洗いましょう。
- 表面のひどい泥汚れを落とす泥がついたまま洗濯機に入れると、洗浄中に泥水がアッパーに染み込んでしまい、逆に黒ずんでしまうことがあります。乾いたブラシや使い古しの歯ブラシで、大きな汚れはあらかじめ払っておくのがマナーであり、綺麗に仕上げるコツです。
- 専用の洗濯ネットを用意するコインランドリーの洗濯槽内にある大きなブラシは、汚れを落とす力は強いですが、スタンスミスの滑らかな表面を傷つける原因にもなります。クッション性のあるスニーカー専用ネットに入れることで、ブラシによる直接の摩擦や衝撃を和らげることができます。
失敗しない!コインランドリーでの正しい洗い方手順
準備ができたら、いよいよコインランドリーでの作業です。以下の手順を意識するだけで、失敗のリスクをグッと下げられます。
ステップ1:洗濯機の中を確認する
まずはスニーカー専用洗濯機の中に、前の利用者の汚れが残っていないか確認しましょう。多くの機種には「シャワーボタン」があり、使用前に洗濯槽を洗浄できる機能がついているので、ぜひ活用してください。
ステップ2:ネットに入れて洗浄スタート
スタンスミスをネットに入れ、スイッチを押します。洗剤は自動投入されるタイプがほとんどなので、自分で用意する必要はありません。
もし、JASON MARKK(ジェイソンマーク)などの強力なクリーナーを使い慣れているなら、洗濯前に目立つ汚れに軽く塗布しておくと、洗浄力がアップします。
ステップ3:乾燥は「20分」で切り上げる
ここが最大の関門です。コインランドリーのスニーカー乾燥機は、靴の中にノズルを差し込んで温風を送る仕組みですが、スタンスミスの合皮素材は「熱」によって変質したり、ソールを固定している接着剤が溶けたりすることがあります。
乾燥機にかける時間は20分程度に留め、完全に乾き切る前に取り出すのがベストです。
洗濯後に起こりやすいトラブルと回避策
コインランドリーを利用したユーザーからよく聞かれる「失敗談」とその対策をまとめました。
- ロゴが消えてしまったシュータン(ベロ)にあるスタンスミス氏の顔やヒールのロゴは、プリントや箔押しになっています。ネットに入れずに洗うと、ブラシの摩擦でこれらが削れ、真っ白になってしまうことがあります。必ず保護を徹底してください。
- 乾いた後に黄ばみが出た白いスニーカーを洗った後に黄色いシミが出るのは、洗剤のアルカリ成分が残留し、日光(紫外線)と反応するのが原因です。コインランドリーのすすぎだけでは不安な場合、自宅に持ち帰ってからバケツに溜めた水に少量の酢を混ぜて「酸性」に中和させると、黄ばみを防げます。
- ソールが剥がれた古いスタンスミスの場合、乾燥機の熱で寿命を迎えた接着剤が剥がれてしまうことがあります。10年以上前のヴィンテージモデルなどは、水洗いや乾燥機の使用は避け、M.モゥブレィ(M.MOWBRAY)などのクリーナーを使った拭き取り掃除に留めるのが賢明です。
洗濯機から出した後の「仕上げ」が寿命を伸ばす
コインランドリーから持ち帰った直後は、まだ靴が湿っているはずです。ここからのアフターケアが、スタンスミスの美しさを長持ちさせます。
- 風通しの良い日陰で自然乾燥乾燥機で落としきれなかった水分を完全に飛ばします。直射日光に当てると黄ばみや素材の硬化を招くため、必ず「日陰」で干してください。型崩れを防ぐために、中に白い紙やシューキーパーを詰めておくのがおすすめです。
- 防水スプレーを忘れずに完全に乾いたら、仕上げにアメダス 防水スプレーを全体に吹きかけます。これにより、汚れがつきにくくなるだけでなく、次に汚れた際も水拭きだけで落ちやすくなります。
- 補色で新品の輝きを取り戻すもし洗っても落ちない傷や擦れがある場合は、スニーカー用の補色剤(ホワイトナー)を使いましょう。スタンスミス特有の清潔感のある「白」が蘇り、見た目の印象が劇的に良くなります。
スタンスミスはコインランドリーで洗える?失敗しない洗い方と素材別の注意点を解説のまとめ
スタンスミスをコインランドリーで洗うことは、時短になる非常に便利な手段です。特に近年のリサイクル素材モデルであれば、洗濯ネットを使い、乾燥機の時間を短めに設定することで、大きなトラブルなく綺麗にすることができます。
一方で、本革モデルや古いモデルにはそれなりのリスクが伴います。大切な一足を守るためには、「ネットに入れる」「紐を外す」「熱を与えすぎない」という基本を徹底してください。
もし「どうしても自分で洗うのが怖い」と感じるなら、無理をせずプロの靴クリーニングに出すのも一つの手です。自分のスタンスミスの状態を見極めて、最適なケア方法を選んでくださいね。
真っ白なスタンスミスで、明日のお出かけをより軽やかに楽しみましょう!
次は、スニーカー用消臭スプレーを使った、毎日のニオイ対策についても詳しくお伝えしましょうか?それとも、頑固なソールの黒ずみを落とすための裏技を知りたいですか?


