スタンスミスを長く履いていると、気になるのが「インソールの汚れ」や「へたり」。中には「インソールをはがして交換したい」と思う人も多いのではないでしょうか?
ただ、スタンスミスのインソールは簡単に取れるものではなく、むしろ注意が必要です。今回は、スタンスミスのインソールをはがす手順とその際のリスク、そして交換・お手入れのコツをわかりやすく解説します。
スタンスミスのインソールは取り外し可能?構造を知ろう
まず知っておきたいのは、スタンスミスのインソールは「接着型」であるということ。多くのモデルではインソールが靴本体にしっかりと貼り付けられており、簡単には取り外せません。
靴底とインソールの間に接着剤が使われており、無理に引っ張るとインナーソールや中底が破損してしまう可能性があります。
ただし、モデルや製造時期によっては軽く接着されているだけのものもあり、「少しずつ剥がせば取れた」というケースも報告されています。つまり、全てのスタンスミスが同じ構造とは限りません。
もしインソール交換を検討するなら、まずは自分のスタンスミスがどのタイプなのかを確認することが大切です。
インソールをはがす前に確認したいリスクと注意点
「とりあえず剥がしてみよう」と勢いで作業を始めるのは危険です。
スタンスミスのインソールをはがす際には、次のようなリスクがあることを理解しておきましょう。
- 接着剤が強力な場合、靴内部を破損するおそれがある
特にミッドソールや裏地の布が一緒に剥がれることがあります。 - 構造が崩れると履き心地が悪くなる
インソールが固定されている前提で作られているため、無理にはがすと靴の形状バランスが変わってしまうことも。 - 保証対象外になる可能性がある
自分で分解した靴はメーカー保証を受けられなくなる場合があります。
そのため、「必ずしもはがさなくても良い」という選択肢を持つことも重要です。臭いや汚れが気になる場合は、取り外さずにお手入れする方法もあります。
スタンスミスのインソールをはがす安全な手順
それでも「交換や清掃のためにインソールをはがしたい」という人のために、慎重に行う方法を紹介します。
以下の手順は、一般的な接着型スニーカーのインソールを外すときの基本的な流れです。
1. 靴の内部構造を確認する
まずインソールの端を少しめくってみて、完全に縫い付けられていないか確認します。
糸で固定されているタイプは無理にはがしてはいけません。もし軽く接着されているだけなら、作業を進められる可能性があります。
2. ドライヤーで温める
靴の中をドライヤーで軽く温めることで、接着剤をやわらかくします。
温度は“手で触って温かい”程度が目安。加熱しすぎると素材が変形したり、革が縮んだりするので注意しましょう。
3. つま先側からゆっくりとはがす
いきなりかかとから引っ張らず、つま先側の端を少しずつ持ち上げていきます。
粘着が強い部分では、再度ドライヤーで温めながら進めると安全です。焦らず、1ミリずつ剥がす気持ちで行うのがコツ。
4. 残った接着剤を除去する
インソールが取れたら、靴底に残った接着剤をきれいに取り除きましょう。
ガムテープや布で軽くこする、または靴用クリーナーを使うときれいになります。溶剤系のクリーナーを使う場合は、素材を傷めないよう必ず目立たない箇所で試すこと。
5. 靴内部の状態をチェック
はがしたあとの中底が波打っていたり、布地が破れている場合は修復が必要です。
この時点で破損が見つかった場合は、修理店やスニーカーケア専門店に相談しましょう。
インソール交換のポイントとおすすめの選び方
スタンスミスの純正インソールは薄めで、クッション性やサポート力を物足りなく感じる人もいます。
そのため、別売りのインソールに交換することで履き心地を改善できるケースもあります。
インソール交換のメリット
- クッション性が上がり、長時間歩いても疲れにくくなる
- 足裏のアーチをサポートし、姿勢や歩行が安定する
- 足ムレや臭いを防ぐ抗菌・防臭タイプを選べる
選ぶ際のポイント
- 厚みを純正に近いものにする
厚すぎると靴のフィット感が変わり、足が圧迫されてしまいます。 - サイズに合ったものを選ぶ
スタンスミスはやや細身の作りなので、インソールの端が浮かないように調整が必要です。 - 用途に合わせる
通勤・立ち仕事・ウォーキングなど、目的に合ったタイプを選びましょう。
もし交換後に違和感がある場合は、すぐに戻せるよう純正インソールを保管しておくのがおすすめです。
はがさずにできるお手入れ方法も覚えておこう
インソールを無理にはがさなくても、スタンスミスの内部を清潔に保つ方法はいくつかあります。
- 除菌スプレーや消臭パウダーを使う
靴用の消臭スプレーを定期的に使うだけでも、雑菌や臭いの発生を抑えられます。 - 乾燥剤を入れて湿気を防ぐ
履いた後にシリカゲルや炭タイプの乾燥剤を入れておくと、カビや臭いの予防になります。 - 靴を休ませる
毎日同じ靴を履くと湿気がこもりやすいため、2〜3足をローテーションで使うのがおすすめです。 - 定期的に風通しの良い場所で陰干しする
日光に直接当てず、風通しの良い場所で乾燥させることで清潔さをキープできます。
このように、はがさなくてもできるお手入れを継続すれば、靴内部の清潔さを保ちながら寿命を延ばせます。
スニーカーケア専門店に依頼するという選択肢
「自分で剥がすのは不安」「大切な靴だから失敗したくない」という場合は、スニーカーケア専門店に依頼するのも安心です。
専門の技術者であれば、接着剤を痛めずにインソールを分離し、洗浄や再接着まできれいに仕上げてくれます。
プロに頼むことで、靴全体のクリーニングや防臭処理も同時に行えるため、結果的に長持ちするケースが多いです。
費用は店舗や状態によって異なりますが、スニーカー1足あたり数千円程度が目安です。
スタンスミスのインソールをはがすか迷ったら?
結論として、「無理に剥がす必要はない」が基本です。
もしインソールの汚れや臭いが気になる場合は、まずは取り外さずにケアできる方法を試してみましょう。
それでも改善しない、あるいは交換したい場合にだけ、慎重な手順で作業を行うのが安全です。
特にスタンスミスのような人気モデルは素材バリエーションが多く、革の種類や製造年によって構造が微妙に異なります。必ず自己責任で行い、少しでも不安がある場合は専門店の力を借りましょう。
スタンスミスのインソールをはがすまとめ
スタンスミスのインソールをはがす際は、構造を理解し、慎重に進めることが何より大切です。
ドライヤーで温めながら少しずつ剥がす、無理に引っ張らない、接着剤の除去は丁寧に行う——この3点を守るだけでも、失敗のリスクを大幅に減らせます。
ただし、靴を傷めるリスクがある以上、必ずしも“はがすこと”が正解ではありません。
除菌スプレーや乾燥剤を使ったお手入れでも、靴の清潔さと快適さは十分に保てます。
スタンスミスを長く愛用したいなら、インソールをどう扱うかも「靴との付き合い方」のひとつ。
無理のない方法で、自分に合ったケアを選んでみてください。


