夏が近づいてくると、誰もが一度は考えること。 「今年のサンダル、何を履こう?」
でも実際に探し始めると、スポーツブランドにアウトドアブランド、ラグジュアリーメゾンにコンフォートブランドまで、選択肢が多すぎて逆に迷ってしまうんですよね。
とくに悩ましいのが「見た目は好みだけど、歩きやすさはどうなんだろう?」というポイント。 SNSで見かけるおしゃれなあのサンダル、実際に一日中履いたら足が痛くならないかな、と気になっている人も多いはず。
そこで今回は、デザイン性と履き心地のどちらも妥協したくないあなたのために、サンダルの有名ブランドを一挙にご紹介します。 タウンユースからアウトドア、きれいめコーデまで、シーン別にぴったりの一足がきっと見つかりますよ。
なぜ今「サンダルの有名ブランド」に注目が集まっているのか
ここ数年、サンダルを取り巻く状況が大きく変わってきています。 かつては「夏だけの履き物」「カジュアル専用」というイメージが強かったサンダルですが、今や一年を通して履けるファッションアイテムとして定着しました。
その背景にあるのが、各ブランドの技術革新です。 スニーカーで培ったクッション技術や、人間工学に基づいたソール設計がサンダルにも応用されるようになり、「履き心地の良さ」が飛躍的に向上しました。
また、リモートワークの普及によって足元の自由度が高まったことも追い風に。 家の中ではもちろん、ちょっとした外出にも気軽に履けるサンダルの需要が一気に拡大したのです。
さらにY2Kファッションのリバイバルにより、厚底ソールやボリューミーなデザインがトレンドのど真ん中に。 機能性だけでなく、ファッションアイテムとしての存在感も見逃せません。
スポーツ&アウトドアブランドのサンダル|機能性とデザインを両立する人気モデル
まずご紹介するのは、アクティブなシーンでも頼りになるスポーツ・アウトドアブランドのサンダルたち。 最近ではタウンユースにも馴染むスタイリッシュなデザインが増えていて、普段使いの主役としても活躍してくれます。
Teva(テバ)|スポーツサンダルの元祖
スポーツサンダルといえば、まず名前が挙がるのがTevaです。 1984年にグランドキャニオンの川下りガイドによって生み出されたこのブランドは、「水に濡れても脱げないサンダル」というコンセプトからスタートしました。
代表モデルのTeva ハリケーン XLT2は、足首までしっかりとホールドする独自のストラップシステムが特徴。 アウトドアブランドらしい高い耐久性とグリップ力で、フェスやキャンプなどのアクティブシーンで大活躍します。
2026年には進化版のTeva ハリケーン XLT3も登場。 ソールの耐久性とグリップ性能がさらに強化され、より長く愛用できる一足に仕上がっています。 「走れるサンダル」と称されるほどの安定感は、一度履いたら手放せなくなるはずです。
KEEN(キーン)|安心感が違うつま先ガード設計
「サンダルは履きたいけど、つま先をぶつけるのが怖い」という人にこそ試してほしいのがKEENのKEEN ユニークです。
最大の特徴は、つま先全体を覆うトゥ・プロテクション。 これによりサンダル特有の開放感はそのままに、スニーカーのような安心感を手に入れることができます。 アウトドアはもちろん、小さなお子さんと公園で遊ぶときなどにも心強い存在です。
また、ソールには高いクッション性を備えたEVA素材を採用。 長時間歩いても疲れにくい設計になっているので、旅行先での観光にもうってつけですよ。
SUICOKE(スイコック)|日本人の足に寄り添うフィット感
海外ブランドが多いサンダル市場において、日本の職人技術が光るのがSUICOKEです。 国内での生産にこだわり、日本人の足型に合わせた繊細な設計を行っています。
定番モデルSUICOKE DEPA-2は、ヴィンテージ調のベルクロストラップが特徴的。 2026年にはストラップ部分がアップデートされ、通気性と肌当たりの柔らかさがさらに向上しました。
ビブラム社製のソールを採用しているため、グリップ力にも優れています。 モダンで洗練されたルックスは、きれいめカジュアルからストリートスタイルまで幅広くマッチしますよ。
SHAKA(シャカ)|旅するように履ける軽量サンダル
南アフリカで誕生し、日本で独自の進化を遂げたSHAKA。 「旅」をテーマにしたブランドコンセプトの通り、持っているだけでどこかに出かけたくなるようなデザインが魅力です。
注目モデルはSHAKA グレートジャーニー EXR。 異なる素材を組み合わせたハイブリッドな見た目と、クッション性に優れたオリジナルソール「EXRソール」が特徴です。 軽量で疲れにくいので、「街歩きをもっと楽しみたい」という人にぴったり。
リカバリーサンダル|毎日の疲れを癒やす次世代の快適シューズ
続いてご紹介するのは、健康志向の高まりとともに注目度が急上昇している「リカバリーサンダル」のカテゴリ。 スポーツ後のケアはもちろん、立ち仕事が多い人や日常的に足の疲れを感じている人から絶大な支持を集めています。
OOFOS(ウーフォス)|リカバリーサンダル界のパイオニア
リカバリーサンダルというジャンルを世に広めた立役者がOOFOSです。 独自開発された衝撃吸収素材「ウーフォーム」は、一般的なEVA素材と比べて約37%も衝撃を吸収してくれると言われています。
OOFOS ウーオリジナルを実際に履いてみると、足全体がふわっと包み込まれるような感覚に驚かされます。 アーチ部分をしっかりとサポートしてくれる設計なので、土踏まずの疲れを感じやすい扁平足気味の人にもおすすめです。
見た目はシンプルながら、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。 ランニング後のリカバリーとしてだけでなく、普段のリラックスタイムにも欠かせない一足になりますよ。
HOKA(ホカ)|厚底ランニングシューズの技術をサンダルに
厚底ランニングシューズで一世を風靡したHOKAからも、リカバリーサンダルが登場しています。 HOKA オラ リカバリー スライド 3は、同ブランドのランニングシューズと同じく、極厚のミッドソールが特徴的。
メタロッカーと呼ばれる独特のソール形状が、歩行時の重心移動をスムーズにサポートしてくれます。 足を前に運ぶ力が自然と生まれるので、疲れているときでも楽に歩けるんです。
「リカバリーサンダル=見た目がスポーティすぎる」というイメージを持っている人も、HOKAの洗練されたデザインなら普段のコーディネートにも取り入れやすいはずです。
ラグジュアリーブランドのサンダル|上質さをまとう大人の選択
「サンダルだけどきちんと感がほしい」「大人っぽい足元を演出したい」というときに頼りになるのが、ラグジュアリーブランドのサンダルです。 素材の質感や細部へのこだわりが、ワンランク上のスタイリングを叶えてくれます。
DIOR(ディオール)|アイコニックなリボンが目を引く
フランスを代表するメゾン、DIORのサンダルは洗練されたフェミニンなデザインが魅力。 なかでもDIOR ジャディオール ストラップサンダルは、ブランドを象徴するロゴリボンがあしらわれたアイコニックな一足です。
プレーンなワンピースに合わせるだけで、一気に華やかな印象に。 またDIOR ディオール ボウ スリングバックは、リボンモチーフが可愛らしさと上品さを両立しています。 結婚式などの特別なシーンから、日常にちょっとした高揚感をプラスしたい日まで、幅広く活躍してくれますよ。
PRADA(プラダ)|エレガンスと履きやすさの融合
「ハイブランドのサンダルは見た目重視で歩きにくい」という常識を覆したのがPRADAです。 PRADA マテラッセ サンダルは、ふんわりとしたレザーストラップが優しい印象でありながら、厚底ソールを採用することで快適な歩行を実現しています。
しかもこの厚底ソール、驚くほど軽量。 一日中履いていても負担を感じにくい設計は、さすがイタリアの名門メゾンといったところ。 ブランドのアイコンであるトライアングルロゴがさりげないアクセントになっていて、さすがの存在感です。
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)|ミニマルな美しさを追求
「大人のためのサンダル」を探しているなら、BOTTEGA VENETAは外せません。 なかでもBOTTEGA VENETA ゴンドラ クロッグサンダルは、無駄を削ぎ落としたミニマルなフォルムが特徴的。
職人の手によって丁寧に仕上げられたラバーやレザーは、見る角度によって艶やかに輝きを放ちます。 派手さはないけれど、纏うだけでスタイリングが決まる。 そんな計算し尽くされた佇まいは、まさに現代のラグジュアリーそのものです。
Chloé(クロエ)|フェミニン派に捧ぐ洗練デザイン
パリのメゾン、Chloéのサンダルは、フェミニンなスタイルを好む女性から絶大な支持を集めています。 フラットからウェッジソール、プラットフォームまでバリエーションが豊富で、Chloé ウェッジサンダルは脚長効果も期待できる人気モデルです。
デザイン性の高さはもちろん、実は履き心地にも定評があるのがChloéの魅力。 足当たりの良いレザー素材や安定感のあるソール設計で、「おしゃれしたいけど我慢はしたくない」という本音にしっかり応えてくれます。
定番スポーツブランドのサンダル|デイリーユースの信頼感
誰もが知っているスポーツブランドのサンダルは、やはり普段使いの強力な味方。 長年培ってきたシューズ作りのノウハウが、サンダルにもしっかりと活かされています。
NIKE(ナイキ)|スニーカー技術の結晶
スポーツブランドの巨人NIKEは、サンダル市場でも革新的なモデルを次々と生み出しています。 NIKE エア マックス ヘイローは、厚底ソールがトレンド感たっぷり。 スニーカーでおなじみのエアクッションが搭載されていて、履き心地の良さは折り紙付きです。
また、NIKE エア マックス ココやNIKE エア マックス アイラは、よりフィット感を重視した設計。 シンプルなカラー展開も多く、どんなコーディネートにも合わせやすい万能選手です。 カジュアルからスポーティMIXまで、スタイリングの幅が一気に広がりますよ。
New Balance(ニューバランス)|スニーカー感覚で履ける安定感
New Balance 9060 サマーは、同ブランドの人気スニーカー「9060」をサンダルにアレンジしたモデル。 クイックシューレースを採用しているので、脱ぎ履きがとにかくスムーズ。 靴べらいらずでサッと履ける気軽さは、忙しい朝の強い味方です。
スニーカーのような安定感がありながら、サンダルならではの抜け感も演出できる。 そんな欲張りな一足を探している人にこそ試していただきたいモデルです。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)|アウトドアの知恵が詰まった一足
アウトドアブランドとして名高いTHE NORTH FACEからも、日常使いに最適なサンダルが登場しています。 THE NORTH FACE ベースキャンプスライドIIIは、独自開発の「XTRAFOAM」ミッドソールを採用。
優れた弾力性が足への衝撃をやわらげてくれるので、長時間の歩行も快適です。 無駄を省いたシンプルなデザインは、アウトドアシーンはもちろんタウンユースにも自然に溶け込みます。
サンダルの有名ブランドを選ぶときに押さえておきたい3つのポイント
せっかくなら、見た目だけでなく自分にぴったりの一足を見つけたいですよね。 ここからは、失敗しないサンダル選びのコツをお伝えします。
ソール素材で履き心地は大きく変わる
サンダルの履き心地を左右する最大の要素が「ソール素材」です。 おもな素材と特徴を覚えておくと、選ぶときの参考になりますよ。
まず一般的に多く使われているのがEVA素材。 軽量でクッション性が高く、手頃な価格帯のモデルにも採用されています。 ただし長期間履いているとヘタリやすい面も。
一方、OOFOSが採用するウーフォームは、EVAよりもさらに衝撃吸収性に優れた素材です。 足腰への負担を軽減したい人や、立ち仕事が多い人にぴったり。
また、一部の高機能モデルに使われているのがビブラムソール。 アウトドアシューズなどでもおなじみの素材で、グリップ力と耐久性に優れています。 雨の日や悪路でも滑りにくいので、アクティブに履き倒したい人向けです。
ストラップの調整幅でフィット感が決まる
サンダルはスニーカーと違って足全体を覆わないため、ストラップのフィット感がとても重要です。 とくに甲高・甲低など足の形には個人差があるので、調整できる範囲が広いモデルを選ぶと失敗が少なくなります。
TevaやSUICOKEのように、複数のベルクロストラップで細かく調整できるタイプは、自分の足にジャストフィットさせやすいのでおすすめです。
使用シーンを明確にイメージする
「なんとなく可愛いから」で選んでしまうと、いざ履こうと思ったときに「思っていたのと違う……」となりがち。 自分がどんなシーンで履くことが多いのか、あらかじめイメージしておくことが大切です。
例えば、フェスやアウトドアでがっつり歩くならTevaやKEEN。 街歩きメインでおしゃれも楽しみたいならSUICOKEやSHAKA。 リラックス重視ならOOFOSやHOKAといった具合に、用途に合わせて選ぶと満足度がぐっと高まります。
トレンドをおさえたサンダルコーディネート3選
せっかく素敵なサンダルを手に入れたなら、コーディネートも楽しみたいですよね。 ここでは、今年らしいスタイリング例をいくつかご紹介します。
アウトドアMIXスタイル|Teva × カーゴパンツ
機能性を前面に押し出したTevaのTeva ハリケーン XLT2は、あえて無骨なカーゴパンツと合わせるのがおすすめ。 上下ともアクティブな印象になりますが、トップスにリブニットなど女性らしいアイテムを持ってくるとバランスよく仕上がります。
足元にボリュームがあるぶん、パンツの裾は少しロールアップして肌見せすると抜け感が出ますよ。
上質カジュアルスタイル|PRADA × ワイドスラックス
ラグジュアリーブランドのサンダルは、きれいめカジュアルとの相性が抜群。 PRADA マテラッセ サンダルは、ワイドシルエットのスラックスと合わせることで、リラクシーでありながら品のあるスタイリングが完成します。
トップスはシンプルなTシャツやカットソーで十分。 小物にバケットハットやミニバッグをプラスすると、こなれ感が一気にアップします。
モノトーンでまとめるストリートスタイル|SUICOKE × マキシスカート
SUICOKEのSUICOKE DEPA-2のようなモダンなデザインのサンダルは、あえてマキシ丈のスカートと合わせるのが今っぽいバランス。
全身をブラックやグレーなどのモノトーンでまとめると、サンダルがより引き立ちます。 「サンダルにスカートってカジュアルすぎるかも?」と思うかもしれませんが、SUICOKEのような洗練されたモデルなら上品に決まりますよ。
長く愛用するためのお手入れと保管のコツ
お気に入りのサンダルは、できるだけ長くきれいに履きたいですよね。 最後に、簡単にできるお手入れ方法をお伝えします。
素材によってケア方法は異なりますが、どんなサンダルにも共通するのは「汚れたらすぐに拭く」こと。 とくに雨の日に履いたあとは、乾いた布で水分をしっかり拭き取り、風通しの良い場所で陰干ししましょう。 直射日光に当てると素材が劣化する原因になるので注意が必要です。
レザー素材の場合は、シーズン終わりに専用のクリームで保湿してあげると、ひび割れを防いで長持ちします。 EVA素材は水洗いできるものが多いので、気になる汚れは中性洗剤を含ませた柔らかい布でやさしく拭き取ってくださいね。
シーズンオフの保管は、型崩れを防ぐために新聞紙などを詰めてから収納するのがベター。 積み重ねて収納するとストラップに負荷がかかるので、できれば立てて収納するのが理想的です。
まとめ|サンダルの有名ブランドで快適なおしゃれを楽しもう
ここまで、サンダルの有名ブランドをカテゴリ別にたっぷりご紹介してきました。
スポーツ・アウトドアブランドの高い機能性、リカバリーサンダルの疲れを癒やす快適さ、ラグジュアリーブランドの洗練された佇まい。 どのカテゴリにも、それぞれに魅力的なモデルが揃っています。
大切なのは、「何を履きたいか」以上に「どんなふうに過ごしたいか」をイメージすること。 一日中歩き回る予定があるならクッション性重視、きれいめコーデを楽しみたいならデザイン性重視、というように、自分のライフスタイルに寄り添って選ぶのが正解です。
今年の夏は、お気に入りの一足とともに、もっと自由に、もっと快適に足元からおしゃれを楽しんでみませんか。 きっと毎日のコーディネートが、今まで以上に楽しくなるはずです。



