フランス発のアウトドアブランド「サロモン(SALOMON)」は、もともとスキー用品メーカーとして誕生しました。ところが近年はスニーカーやトレイルランニングシューズとして街でも人気が急上昇。特に「履き心地の良さ」に惹かれてリピーターになる人が続出しています。
今回は、そんなサロモンの中でも“快適さで選ぶ人気モデル”を中心に、履き心地を徹底的に掘り下げて紹介します。単なる見た目や流行ではなく、「実際に歩いて疲れにくい」「足に自然にフィットする」といったリアルな快適性を軸にランキング形式でまとめました。
- サロモンの履き心地が高評価な理由
- 1位:XT-6 ― サロモンの代名詞ともいえる一足
- 2位:XA PRO 3D ― オールラウンドに快適な定番モデル
- 3位:ACS PRO GTX ― 濡れない・疲れない・安定する
- 4位:XT-4 ― 軽さとフィット感のバランスが絶妙
- 5位:SPEEDCROSS 6 ― グリップ力が生む安心感
- 6位:ULTRA GLIDE 2 ― 長時間歩く人に最適
- 7位:PULSAR TRAIL ― スピードと軽快さを両立
- 8位:XT-WINGS 2 ― 安定性重視派に
- 9位:RX SLIDE 3.0 ― リカバリーサンダルの心地よさ
- 10位:ACS+ CSWP ― タウンユースにも合う防水仕様
- サロモンの履き心地を最大限に活かすコツ
- サロモン 履き心地 ランキングまとめ
サロモンの履き心地が高評価な理由
サロモンの靴がここまで支持される理由は、長年のアウトドア開発で培われた技術力にあります。スキーや登山のように、過酷な環境でも安定して歩ける機能をシューズに凝縮しているのが最大の特徴です。
代表的なのが、以下のサロモン独自テクノロジー。
- Agile Chassis™:足のねじれを防ぎ、安定感を高める構造。長時間歩いてもブレにくく疲れにくい。
- EnergyCell™+:反発力の高いミッドソール素材。歩くたびに自然な推進力が得られ、足裏への衝撃を軽減。
- SensiFit™ と EndoFit™:足の形を包み込むようにホールドするフィットシステム。履いた瞬間から足と一体化するような感覚を生む。
- Contagrip® アウトソール:舗装路でも未舗装路でも優れたグリップを発揮。雨の日でも滑りにくく安心。
- Quicklace™:片手で締められるスピードレーシング。フィットの微調整も簡単で脱ぎ履きがスムーズ。
こうした技術が組み合わさることで、サロモンの靴は単なる「スポーツシューズ」ではなく、快適に歩ける日常靴としても人気を集めています。
1位:XT-6 ― サロモンの代名詞ともいえる一足
XT-6はサロモンの中でも特に象徴的なモデル。もともとウルトラディスタンスのトレイルランナー向けに開発されましたが、今ではファッションスニーカーとして街中でも見かけるほど人気です。
履き心地は「足を包み込むような安定感」と「バランスの取れたクッション性」が特徴。EnergyCell™+ミッドソールが衝撃を吸収しつつも、推進力を感じさせる反発性を備えています。
ただし横幅がややタイトで、甲高・幅広の人には少し窮屈に感じることも。サイズ選びではハーフサイズアップを検討しても良いでしょう。足に合えば極上のフィット感が得られ、「長時間履いても疲れにくい」と高く評価されています。
2位:XA PRO 3D ― オールラウンドに快適な定番モデル
トレイル用に開発されたXA PRO 3Dは、サロモンらしい安定感と耐久性を持ちながら、街履きでも違和感なく使える万能シューズです。
ミッドソールには安定性を高める3Dシャーシを搭載し、足全体を支える構造になっています。ホールド力がしっかりしているため、長距離を歩いてもブレにくく、特に足首や膝への負担を感じにくいのが魅力。
クッション性も申し分なく、トレイルでもタウンユースでも「一日履いても疲れない」という声が多いモデルです。
3位:ACS PRO GTX ― 濡れない・疲れない・安定する
ACS PRO GTXは、防水性と安定性を兼ね備えたハイパフォーマンスモデル。GORE-TEX搭載で雨天でも快適に歩けるのがポイントです。
Agile Chassis Systemにより着地時の衝撃を吸収し、滑りにくいContagrip®アウトソールで悪路にも強い。さらに内部のフィット構造が足全体を包み込み、長時間歩いてもストレスを感じにくい仕様です。
見た目はボリューム感がありますが、履いてみると軽く感じるという声も多く、安定感重視の人に特におすすめ。
4位:XT-4 ― 軽さとフィット感のバランスが絶妙
XT-4はXT-6の兄弟モデルで、より軽快で柔軟性のある履き心地が魅力。クッション性と安定性のバランスが取れており、街中でもアウトドアでも快適に歩けます。
SensiFit™構造による包み込むようなフィット感があり、「足と靴が一体化するような履き心地」と評されるほど。見た目のデザイン性も高く、ファッションスニーカーとして人気急上昇中です。
5位:SPEEDCROSS 6 ― グリップ力が生む安心感
サロモンのトレイルシューズの中でも根強い人気を誇るSPEEDCROSS 6。特に最新の「6」は軽量化とグリップ性能の強化が図られています。
深めのラグ(凸凹ソール)が滑りやすい地面でも安定した足運びをサポートし、濡れたアスファルトや土道でも安心。クッションも柔らかめで、足への衝撃を和らげます。
一方で、ややタイトな作りのため、幅広の足には向かないケースもあります。フィット重視の方にはたまらない履き心地ですが、窮屈さが苦手な人は注意が必要です。
6位:ULTRA GLIDE 2 ― 長時間歩く人に最適
ULTRA GLIDE 2は、サロモンの中でも特に長距離歩行に適したクッション重視モデルです。やわらかく厚めのミッドソールが足裏をふんわり支え、疲れにくさを実現。
通気性の良いメッシュアッパーで蒸れにくく、軽い履き心地も魅力です。日常のウォーキングや旅行など、長時間履くシーンに向いています。
7位:PULSAR TRAIL ― スピードと軽快さを両立
PULSAR TRAILは、軽量設計でランニングにも街歩きにも適したモデル。足を包むようなフィット感と反発力のあるミッドソールが特徴で、軽快に走る・歩く動作をサポートします。
つま先からかかとまでの転がりがスムーズで、自然な足運びを誘導してくれるのもポイント。軽さと推進力の両立を求める人にぴったりです。
8位:XT-WINGS 2 ― 安定性重視派に
XT-WINGS 2は、サロモンの技術が凝縮された安定重視モデル。Agile Chassis Systemを採用し、悪路でもブレにくく、着地のたびに安心感があります。
足全体を包み込むようなフィット感があり、重量感はあるものの、歩くとスムーズ。安定性を最優先するなら間違いない選択です。
9位:RX SLIDE 3.0 ― リカバリーサンダルの心地よさ
サロモンにはスニーカー以外にも、リカバリーサンダルの人気モデル「RX SLIDE 3.0」があります。これは運動後や夏場のリラックスシーンに最適な履き心地を追求した一足。
柔らかなメッシュアッパーと肉厚のクッションソールが足を包み込み、裸足でも快適。通気性も抜群で、履いた瞬間から「ふわっ」と足が軽くなる感覚が味わえます。
10位:ACS+ CSWP ― タウンユースにも合う防水仕様
最後に紹介するのはACS+ CSWP。防水仕様で雨の日も安心な一足です。やや硬めのアッパーですが、内部のクッションがしっかりしており、足への負担を抑えてくれます。
「防水=重い」というイメージを覆す軽さもあり、アウトドアから日常使いまで幅広く活躍。落ち着いたカラー展開も人気です。
サロモンの履き心地を最大限に活かすコツ
どんなに性能が高い靴でも、自分の足に合っていなければ快適には感じません。サロモンは欧州ブランドのため、ややタイトな作りが多いのが特徴です。
購入前には次のポイントを意識してみてください。
- 足幅が広い人はハーフサイズアップを検討
- 厚手の靴下を履く場合はサイズに余裕を持たせる
- 長時間歩くなら軽量モデルを選ぶ
- 雨の日やアウトドア用なら防水仕様をチェック
特に「足幅」「甲の高さ」は履き心地を左右する重要な要素。可能であれば試着をして、自分の足型に最も合うモデルを選びましょう。
サロモン 履き心地 ランキングまとめ
サロモンの靴は、アウトドア発祥ならではの安定感と、現代的なデザインを兼ね備えています。XT-6やXA PRO 3Dのような代表作から、ULTRA GLIDE 2やRX SLIDE 3.0といった快適系まで、どのモデルにも「履いていて疲れにくい」「歩くのが楽しくなる」という共通点があります。
トレイルだけでなく、街でも快適に過ごせる履き心地を求める人には、サロモンは間違いなくおすすめのブランド。自分の足に合う一足を見つけて、快適な歩行体験を楽しんでください。


