「おしゃれは足元から」とよく言いますが、いざ靴選びを始めると「デザインはいいけど足が痛い」「ビジネス用は堅苦しすぎる」といった壁にぶつかることはありませんか?そんな悩みを一気に解決してくれるブランドが、イギリス生まれの老舗クラークスです。
200年近い歴史を持ちながら、今なおストリートでもオフィスでも愛され続けている理由は、その唯一無二の履き心地にあります。今回は、クラークスの革靴の魅力を徹底解剖。人気の定番モデルから、失敗しないサイズ選び、そしてお気に入りの一足を一生モノにするお手入れ術まで、余すことなくお届けします。
なぜ今、世界中でクラークスの革靴が選ばれ続けているのか
数あるシューズブランドの中で、なぜクラークスがこれほどまでに特別な存在なのでしょうか。その最大の理由は、伝統的な職人技と最新の人間工学を融合させた「歩きやすさ」にあります。
多くの革靴は、履き始めに「修行」と呼ばれるほど革が硬い期間がありますが、クラークスは違います。特に有名なのが、天然ゴムを使用した「クレープソール」です。モチモチとした弾力があり、地面からの衝撃をふんわりと吸収してくれます。一度この感触を味わうと、もう他の硬い革靴には戻れないというファンも少なくありません。
また、ワラビーに代表されるような、足を優しく包み込む独特のフォルムも特徴です。指先を締め付けない設計が多いため、幅広・甲高と言われる日本人の足にも驚くほど馴染みます。
迷ったらこれ!クラークスの革靴おすすめ10選
ここからは、絶対にチェックしておきたいおすすめモデルを厳選してご紹介します。
1. ワラビー(Wallabee)
クラークスといえば、まずはワラビーです。有袋類のワラビーがお腹の袋で子供を育てるように、足を包み込む構造からその名がつきました。モカシン構造の代名詞であり、カジュアルファッションには欠かせない一足です。
2. デザートブーツ(Desert Boot)
1950年の発売以来、形を変えずに愛されている超ロングセラー。軍用靴からインスパイアされたミニマルなデザインは、ジーンズにもチノパンにも完璧にマッチします。
3. デザートトレック(Desert Trek)
センターシーム(中央の縫い目)が特徴的な一足。かかと部分の「トレックマン」と呼ばれる刻印がアイコンです。つま先が扇状に広がっているため、足指の解放感はナンバーワンと言っても過言ではありません。
4. ナタリー(Natalie)
ソールが爪先とかかとまで巻き上がった個性的なデザイン。ドライビングシューズのような軽快さがあり、スリムなシルエットなので女性からも絶大な人気を誇ります。
5. ティルデンキャップ(Tilden Cap)
「仕事で使いたい」という方にはこちら。ティルデンキャップは、オーソドックスなストレートチップのビジネスシューズです。クッション性に優れたインソールを採用しており、外回りの多い営業職の方からも支持されています。
6. デザートブーツ2(Desert Boot 2)
伝統のデザインはそのままに、ソールを汚れにくいラバー素材にアップデートした進化版。クッション性がさらに向上しており、より現代的なライフスタイルにフィットします。
7. バンバリーレース(Banbury Lace)
スマートなフォルムのプレーントゥモデル。冠婚葬祭から普段のビジネスシーンまで幅広くこなせる、一足持っておくと安心な優等生です。
8. シャロンドリー(Sharon Dolly)
レディースラインで人気のウェッジソールモデル。革靴のフォーマル感を保ちつつ、スニーカーのような軽さと高さが手に入ります。
9. ギルマンモード(Gilman Mode)
上質なレザーを使用した、高級感のあるドレスシューズ。ライニング(裏地)にもこだわり、蒸れにくく快適な履き心地を実現しています。
10. ワラビーゴアテックス(Wallabee GTX)
「雨の日でも革靴を履きたい」という願いを叶えるワラビーゴアテックス。防水透湿性に優れたGORE-TEXを採用しており、悪天候でも足元をドライに保ちます。
失敗しないためのクラークス流サイズ選びのコツ
クラークスのサイズ表記は、一般的なスニーカー(ナイキやアディダスなど)とは全く異なります。ここで間違えてしまうと、せっかくの履き心地が台無しになってしまいます。
結論から言うと、「普段のスニーカーサイズよりも0.5cm〜1.0cm小さいサイズ」を選ぶのが基本です。
例えば、普段27.0cmのスニーカーを履いている方なら、クラークスではUK8(約26.0cm)がちょうど良いケースが多いです。特にワラビーなどは履き口が広いため、大きすぎると歩くたびにかかとが浮いてしまいます。
最初は「少しきついかな?」と感じるくらいがベストです。クラークスの革は上質で馴染みが良いため、数回履くうちに自分の足の形にぴったりと寄り添ってくれます。
天然ゴムの魅力を守る!クレープソールのお手入れ術
クラークスの最大の特徴である「クレープソール」ですが、長く履いていると黒ずみが気になったり、夏場にベタついたりすることがあります。
日常的なお手入れとしては、履いた後に軽くブラッシングをして埃を落とすだけで十分です。もし汚れが目立ってきたら、生ゴム専用のクリーナーや、消しゴムタイプの汚れ落としを使うのがおすすめ。水洗いはソールの質感を損なう恐れがあるため、極力避けましょう。
また、保管場所にも注意が必要です。直射日光の当たる場所や、夏場の車内などは厳禁。天然ゴムが高温で溶け出す原因になります。風通しの良い日陰で休ませてあげるのが、長持ちの秘訣です。
スエードレザーとスムースレザーのケアの違い
クラークスには大きく分けて「スエード」と「スムースレザー(表革)」の2種類があります。
スエード用防水スプレーは、購入後すぐに使うのが鉄則です。スエードは水分や油分を吸収しやすいため、最初にバリアを張っておくことで汚れがつきにくくなります。
一方でスムースレザーの場合は、定期的に専用のクリームで栄養を補給してあげましょう。革が乾燥してひび割れるのを防ぎ、履き込むほどに深い味わい(エイジング)が出てきます。
クラークスの革靴おすすめ10選。サイズ感の選び方や長く愛用するお手入れ術も解説!のまとめ
いかがでしたか?クラークスの革靴は、一度足を通せばその歴史の重みと、現代でも色褪せない機能性に驚かされるはずです。
流行に左右されないデザインは、あなたのワードローブの心強い味方になってくれます。今回ご紹介したおすすめモデルの中からお気に入りを見つけ、正しいサイズを選び、丁寧にお手入れを続ける。そうすることで、その靴は単なる道具ではなく、人生を共に歩むパートナーへと変わっていきます。
自分へのご褒美に、あるいは大切な人へのプレゼントに。クラークスの革靴で、新しい一歩を踏み出してみませんか?
次は、あなたが気になるモデルのカラーバリエーションをチェックしてみるのがおすすめです。ぜひ自分にぴったりの一足を見つけてくださいね。


