「今度、家族で山登りに行こう!」
そんな素敵な計画が持ち上がったとき、真っ先に悩むのが子供の装備ですよね。特に足元は、安全に山を楽しむための最重要ポイント。
「普段のスニーカーじゃダメなの?」
「すぐにサイズアウトするのに、高い登山靴を買うのはもったいない……」
そんなパパ・ママの本音に寄り添いながら、今回はキッズ用トレッキングシューズの選び方と、2026年最新のおすすめモデルを徹底解説します。子供の足を守り、最高の思い出を作るための一足を見つけましょう!
なぜ普通の運動靴ではなく「トレッキングシューズ」が必要なのか
結論から言うと、標高が低く整備されたハイキングコースならスニーカーでも歩けないことはありません。しかし、本格的な登山道や岩場があるコースでは、専用のシューズが子供の安全を劇的に高めてくれます。
最大の理由は、ソールの「グリップ力」にあります。山の道は砂利、濡れた岩、木の根っこなど、滑りやすいトラップだらけ。専用の登山靴は、こうした悪路でも滑りにくい特殊なゴムや溝のパターンを採用しています。
また、子供は足首の筋力がまだ未発達です。重いリュックを背負って不整地を歩くと、どうしても足首がグラつきやすくなります。ミドルカットやハイカットのシューズは、この足首を物理的にサポートし、捻挫のリスクを軽減してくれる心強い味方なのです。
失敗しない!子供のトレッキングシューズ選びの黄金ルール
「大は小を兼ねる」という言葉は、登山靴に関しては禁句です。大きすぎる靴は靴擦れの原因になりますし、小さすぎる靴は下り坂で爪を痛める原因になります。
つま先の「捨て寸」は1cm〜1.5cmが理想
まず、靴の中敷きを取り出してみてください。その上に子供を立たせ、かかとをしっかり合わせた状態で、つま先に1cmから1.5cm程度の余裕があるかを確認します。
もし中敷きが外れないタイプなら、靴の一番先まで足を詰めさせた状態で、かかとに大人の人差し指が「スッと1本入るくらい」の隙間があるのがベストなサイズ感です。
登山用の厚手靴下を履いて試着する
山登りでは、クッション性と吸汗性の高い「厚手の靴下」を履くのが基本です。普段の薄い靴下でサイズを合わせると、いざ山へ行くときに「きつくて履けない!」というトラブルが起きてしまいます。必ず、実際に使用する登山用ソックスを履いた状態で試着しましょう。
「下り」を意識してフィット感をチェック
登りでは問題なくても、実はトラブルが多いのは「下り」です。試着した状態で少し前屈みになったり、階段を降りるような動作をしてみてください。その時に、つま先が靴の先端に当たって痛くないか、逆にかかとが浮きすぎていないかを念入りにチェックします。
2026年最新!信頼のブランド別おすすめ15選
ここからは、機能性と信頼性を兼ね備えた人気ブランドのモデルを厳選してご紹介します。
日本人の足を知り尽くした「Caravan(キャラバン)」
日本の老舗ブランドであるキャラバンは、日本人の子供特有の「甲高・幅広」な足型にフィットしやすいのが特徴です。
- キャラバン C1_JR成長に合わせてサイズ調整ができる「フルインソール」が付属しているのが最大の魅力です。最初は2枚敷きで履き、足が大きくなったら1枚抜くことで、長く履き続けることができます。
圧倒的な防水性とデザイン「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」
タウンユースでも人気のノースフェイスは、機能性も妥協がありません。
- ザ・ノース・フェイス クレストン ハイク ミッド独自開発の防水透湿素材を使用しており、雨の日や水たまりでも安心。大人顔負けのスタイリッシュなデザインで、キャンプや普段履きとしても活躍します。
高機能でコスパ抜群「Columbia(コロンビア)」
初めての1足として手に取りやすい価格帯と、確かな性能のバランスが良いブランドです。
- コロンビア セイバー ファイブ ミッドグリップ力の高いアウトソールと、防水透湿機能「オムニテック」を搭載。カラーバリエーションが豊富で、子供が自分でお気に入りの色を選びやすいのもポイントです。
軽さと履きやすさの「Mont-bell(モンベル)」
日本が誇るアウトドアブランド、モンベル。子供が「自分で履ける」工夫が随所に凝らされています。
- モンベル ラップランドブーツ Kid's驚くほど軽量で、履き口が大きく開く設計。ベルクロ(マジックテープ)タイプもあり、紐結びが苦手な低学年の子でもストレスなく着脱できます。
本格派なら「SALOMON(サロモン)」や「MERRELL(メレル)」
海外ブランドならではのホールド感と、トレイルランニングの技術を応用したモデルが人気です。
- サロモン XA PRO V8 MIDクイックレースシステムで、紐を引っ張るだけで均等に締めることが可能。緩む心配が少なく、安全性が高いです。
- メレル モアブ スピードスニーカーのような軽快さと、登山靴の堅牢さを両立。林間学校や軽いハイキングに最適です。
知っておきたい!防水機能とカットの高さの違い
キッズ用トレッキングシューズを選ぶ際、カタログによく出てくる用語を整理しておきましょう。
防水性は「ゴアテックス」か「独自素材」か
雨や泥の中を歩くなら防水は必須。最高峰はゴアテックスですが、子供用なら各メーカー独自の防水素材(オムニテックやドライベントなど)でも十分な性能を発揮します。完全防水ではない「撥水加工」のみのモデルは、軽い散歩程度と考えておきましょう。
ローカット vs ミドルカット
- ローカット: スニーカーに近い感覚で歩きやすい。整備された道やキャンプ向け。
- ミドル・ハイカット: 足首を支え、砂利や水の侵入を防ぐ。本格的な登山道向け。迷ったら、汎用性の高い「ミドルカット」を選ぶのが失敗しないコツです。
購入後のメンテナンスと買い替えのタイミング
せっかく購入した子供用登山靴。少しでも長く、良い状態で使うためのコツをお伝えします。
まず、山から帰ってきたら必ず泥汚れを落としましょう。泥が詰まったままだと、自慢のグリップ力が発揮されません。また、防水膜を長持ちさせるために、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させてください。
買い替えのタイミングは、サイズアウトはもちろんですが「ソールの溝」にも注目してください。溝がすり減ってツルツルになってきたら、どんなに高級な靴でも滑って危険です。また、中古で購入を検討する場合は、ソールのゴムが劣化(加水分解)して剥がれやすくなっていないか、製造年を必ず確認しましょう。
まとめ:キッズ用トレッキングシューズおすすめ15選!子供の登山靴の選び方と人気ブランド
子供にとっての山登りは、未知の世界への大冒険です。その冒険を「足が痛い」「滑って怖い」という記憶で終わらせないために、足に合ったトレッキングシューズを選んであげてください。
今回ご紹介した選び方のポイントを振り返ります。
- 余裕は1cm〜1.5cm、必ず厚手靴下で試着すること
- 日本人の足にはキャラバンやモンベルが馴染みやすい
- 防水性と足首のサポートがあるミドルカットが安心
お気に入りの一足が見つかれば、子供たちの足取りはもっと軽やかになるはず。さあ、新しい靴を履いて、家族みんなで素晴らしい景色を見に行きませんか?
次は、靴と一緒に揃えたいキッズ用レインウェアや、子供が飽きない「山ごはん」のアイデアについても調べてみると、さらに登山の楽しみが広がりますよ!


