「スニーカーだと少し子供っぽいけれど、ガチガチのビジネスシューズを私服に合わせると違和感がある……」
そんな悩み、ありませんか?仕事のカジュアル化が進み、プライベートでも「清潔感」が重視される今、大人の男性にとって最も重要なアイテムが「カジュアル革靴」です。
でも、いざ探してみるとブランドは星の数ほどあり、値段もピンキリ。何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、30代・40代の男性が手に入れるべきカジュアル革靴ブランドを、2026年の最新トレンドを交えて徹底解説します。コスパ最強の即戦力から、いつかは手にしたい一生モノまで、あなたのライフスタイルにぴったりの一足が必ず見つかるはずです。
なぜ今、大人の男にカジュアル革靴が必要なのか
最近のファッションは、以前よりも「ドレスとカジュアルのミックス」が重要視されています。全身をスニーカーやスウェットで固めるのではなく、足元に一点だけ「革靴」を持ってくる。これだけで、コーディネートの印象は劇的に引き締まります。
特に30代を過ぎると、清潔感や信頼感がファッションのキーワードになります。デート、休日のお出かけ、あるいはオフィスカジュアル。あらゆる場面で「ちゃんとした大人」に見せてくれるのがカジュアル革靴の魔力です。
最近では、見た目はクラシックなのに履き心地はスニーカー並みに軽いモデルや、雨の日でも気兼ねなく履けるハイテク素材を採用したモデルも増えています。「革靴=疲れる、手入れが大変」というイメージは、もう過去のものと言っていいでしょう。
カジュアル革靴選びで失敗しないための3つのポイント
ブランドを紹介する前に、まずは「これだけは押さえておきたい」選び方の基準をお伝えします。
ソールの厚みと素材に注目する
ビジネス用の靴との最大の違いは「ソール(靴底)」です。薄くて硬いレザーソールはフォーマル感が強すぎますが、厚みのあるラバーソールや、凹凸のあるラグソール(タンクソール)を選ぶと、一気にカジュアルな服と馴染みが良くなります。
「丸み」のあるシルエットを選ぶ
つま先が細く尖ったデザインは、どうしてもスーツの印象が強くなります。デニムや軍パン、チノパンに合わせるなら、つま先に丸みのある「ラウンドトゥ」が正解です。この適度なボリューム感が、全体のシルエットをバランス良く見せてくれます。
素材の質感を楽しむ
ツルツルの光沢があるレザーも素敵ですが、カジュアルなら少し表情のある素材がおすすめです。例えば、表面に凹凸があるシボ革や、温かみのあるスエード、あるいはオイルをたっぷり含んだマットな質感のレザー。これらは傷も目立ちにくく、タフに履けるというメリットもあります。
アンダー3万円!圧倒的コスパを誇る実力派ブランド
まずは、初めてカジュアル革靴を買う方や、ガシガシ日常使いしたい方におすすめのブランドです。3万円以下でも、驚くほどクオリティの高い靴が揃っています。
REGAL(リーガル)
日本の革靴界の王者といえば、やはりREGALです。日本人の足型を研究し尽くしているため、フィット感の良さは折り紙付き。最近では、伝統的なデザインにビブラムソールを組み合わせたハイブリッドなモデルや、雨の日でも安心なGORE-TEX搭載モデルが非常に充実しています。迷ったら、まずはここをチェックすれば間違いありません。
Dr.Martens(ドクターマーチン)
カジュアル革靴の代名詞的存在。特に「1461 3ホールシューズ」は、世代を超えて愛される大定番です。特有のエアクッションソールは歩きやすく、黄色いステッチがコーディネートのアクセントになります。最近はステッチを黒にした「モノトーンモデル」も人気で、より大人っぽく履きこなしたい方に支持されています。
G.H.BASS(ジーエイチバス)
ローファーの元祖として知られるブランド。1万円台から2万円台で手に入る「ラーソン」や「ローガン」は、まさにコスパの塊です。ソックスとの組み合わせ次第で、一年中楽しめるのが魅力。少し厚底のモデルを選べば、今のトレンドにもぴったりのボリューム感を演出できます。
Clarks(クラークス)
イギリス発のカジュアルシューズブランド。代表作の「デザートブーツ」や、袋のような独特の形状をした「ワラビー」は、もはや説明不要の名作です。スエード素材の柔らかい雰囲気は、優しい大人のカジュアルスタイルに最適。2026年も、そのリラックスした履き心地で多くのファンを魅了しています。
4万円〜8万円。クオリティと所有欲を満たす本命ブランド
「せっかくなら、ちょっと良いものを長く履きたい」という方に最適な価格帯です。このクラスになると、作りや革の質が格段に上がり、メンテナンス次第で5年、10年と付き合えるようになります。
Paraboot(パラブーツ)
カジュアル革靴の最高峰といっても過言ではないのが、フランスのParabootです。自社でラバーソールを製造している世界で唯一のメーカーでもあります。特に「シャンボード」や「ミカエル」は、その独特のボリューム感と、雨に強いリスレザーの質感で世界中にファンがいます。フランスらしい上品さと、タフな実用性を兼ね備えた、まさに「大人のための一足」です。
Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)
インドネシア発のブランドですが、製法は本格的な「ハンドソーンウェルテッド」。通常、この製法で作られる靴は10万円を超えてもおかしくありませんが、4万円台から手に入るという驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。形も非常に美しく、オンオフ兼用で使いたい方に強くおすすめします。
Scotch Grain(スコッチグレイン)
日本の職人魂を感じさせるブランド。特に「シャインオアレイン」シリーズは、撥水レザーを使用しており、雨の日でも本格的な革靴を履きたいビジネスマンから絶大な信頼を得ています。カジュアルラインも充実しており、日本人の足に馴染む設計は一度履くと虜になります。
Tricker’s(トリッカーズ)
イギリスの伝統的な「カントリーシューズ」を代表するブランド。厚みのあるソールと、華やかな穴飾り(ブローグ)が特徴です。新品の時は少し硬いですが、履き込むほどに自分の足の形に馴染み、唯一無二の相棒へと育っていきます。デニムとの相性は、全ブランドの中でもトップクラスです。
10万円超え。一生モノとして愛でる最高峰ブランド
最後は、靴好きなら誰もが憧れる最高級ブランドです。値段は張りますが、その佇まい、素材、歴史、すべてが別格。自分への投資として、これ以上ない選択肢になります。
Alden(オールデン)
アメリカが誇る伝説的ブランド。希少な馬の革「コードバン」を使用したモデルは、独特の輝きと大きなうねりのようなシワが特徴で、まさに「育てる楽しみ」の極致です。特に「990(プレーントゥ)」や「Vチップ」は、カジュアルな装いを一気に格上げしてくれる、魔法のような一足です。
Church’s(チャーチ)
イギリスの老舗ブランド。かつては質実剛健なイメージでしたが、近年はモードな要素も取り入れ、常に進化を続けています。2026年現在は、伝統的なアッパーデザインに超軽量のハイテクソールを融合させた「ロードランナー」などのモデルが、アクティブな大人たちに選ばれています。
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)
ファッション感度の高い層から絶大な支持を集めるのがMaison Margielaの「タビ(足袋)シューズ」です。一見個性的ですが、意外にもどんな服装にも馴染み、履くだけで「おしゃれに気を使っている人」という印象を周囲に与えます。モードとクラシックが同居する唯一無二の存在です。
知っておきたいカジュアル革靴のメンテナンス術
お気に入りの一足を見つけたら、長く履き続けるためのケアも楽しみましょう。カジュアル靴だからといって放置せず、少しの手間で寿命は数倍に延びます。
- 履いた後は休ませる: 一日履くと靴の中はかなりの汗をかいています。最低でも一日は休ませて、湿気を逃がしましょう。
- シューツリーを使う: 靴の形を維持し、シワを伸ばすためにシューツリーは必須アイテムです。これだけで靴の寿命が劇的に変わります。
- ブラッシングを習慣にする: 帰宅後にサッとブラシをかけるだけで、汚れの蓄積を防げます。
- 防水スプレーを活用する: 特にスエード靴や雨の日も履きたい靴には、定期的な防水ケアが効果的です。
最近では、あまり神経質になりすぎず、あえて「味」としてキズや擦れを楽しむスタイルも提案されています。汚れすぎたらプロにクリーニングを依頼するのも一つの手です。
まとめ:カジュアル革靴ブランドで日常の足元をアップデートしよう
足元を変えるだけで、いつもの景色が変わって見えます。
スニーカーの楽さも捨てがたいですが、革靴を履くことで背筋が少し伸び、立ち振る舞いまで変わってくる。それこそが、大人が良い靴を履く本当の価値なのかもしれません。
今回ご紹介したブランドは、どれも歴史やストーリーがあり、あなたの日常を支えてくれる確かなものばかりです。まずは気になったブランドのお店に足を運び、実際に試着してみてください。自分の足に吸い付くような一足に出会えたとき、きっと新しいファッションの扉が開くはずです。
お気に入りのカジュアル革靴ブランドを相棒にして、これからの毎日をより豊かに、より自信を持って歩んでいきましょう!


