「オニツカタイガー 表参道 イエローコンセプトストア」は、2025年4月にオープンしたばかりの注目スポットです。
ブランドの象徴カラーである“イエロー”をテーマに、日本の伝統とモダンなデザインが融合した体験型ショップとして話題を集めています。この記事では、限定アイテムや店舗のデザインコンセプト、アクセス情報まで、オニツカタイガー好きなら見逃せないポイントを徹底解説します。
表参道に誕生した「イエローコンセプトストア」とは？
オニツカタイガーは、1949年に創業した日本の老舗ブランド。スポーツシューズを起源に持ちながら、いまではファッション性の高いライフスタイルブランドとして世界中で愛されています。
その中でも「イエローコンセプトストア」は、ブランドの“今”を象徴する存在。表参道店は、銀座に続く世界で2店舗目の展開となります。
このストアの最大の特徴は、単なる販売店ではなく「五感でブランドを体験できる空間」であること。建築、照明、香り、素材、ディスプレイなど、あらゆる要素が緻密に設計されており、まるでアートギャラリーを訪れたような感覚になります。
日本の美とモダンデザインが融合した空間
外観は、ブランドカラーであるイエローを基調にした大胆なデザイン。竹簾（たけすだれ）を思わせるファサードは、和の繊細さと都市的な洗練を両立させています。
設計を手がけたのは、イタリア・ミラノを拠点とする建築事務所「Studio Dini Cataldi」。日本の美意識をグローバルな感性で再構築した空間づくりが高く評価されています。
店内に入ると、障子のような格子パネルが柔らかな光を演出し、落ち着いた雰囲気に包まれます。什器には職人の手仕事が活かされ、現代的でありながらどこか温かみを感じさせるデザイン。まさに“和とモダン”の融合という言葉がぴったりです。
地下から3階まで、4フロア構成の大規模ストア
この表参道イエローコンセプトストアは、地下1階から地上3階までの4フロア構成。各フロアに異なるテーマが設けられており、歩くだけでもブランドの世界観を存分に体験できます。
- 地下1階〜2階：2025年のミラノファッションウィークで発表された最新コレクションを展示。注目は、日本製デニムを主役にした「DENIVITA」ライン。素材や縫製にこだわり、クラフトマンシップの真髄を感じられます。
- 3階：ブランドのアーカイブを現代風に再構築したアイテムを展開。創業当時のスピリットと、現代的なファッション感覚が融合したコレクションが並びます。
- エントランス周辺：イエローコレクションのシグネチャーアイテムが並び、訪れる人を鮮烈なビジュアルで迎えます。
階段や什器の素材にもこだわりが見られ、光の反射や影の揺らぎまでもが空間演出の一部として計算されています。まさに“体験するための建築”といえるでしょう。
「イエローコレクション」とは？ブランドの象徴的ライン
イエローコレクションは、オニツカタイガーが掲げる新しいブランドの方向性を体現する特別なラインです。
ファッション、アート、クラフト、ライフスタイルなど、複数の分野を横断しながらブランドの個性を発信するコレクションであり、単なるスニーカーの枠を超えています。
コレクションの特徴は、ブランドロゴとともに使われるシグネチャーカラー“イエロー”。
この色は、希望・エネルギー・創造性を象徴し、オニツカタイガーが掲げる「スポーツマインドとファッションの融合」というテーマを強く印象づけます。
表参道店では、このイエローコレクションを中心にウェアやシューズ、小物、アートピースまで幅広く展開。ファッションだけでなく、香りや質感を含めた“ブランド体験”を楽しむことができます。
五感で感じる「体験型ストア」の魅力
イエローコンセプトストアの魅力は、単なるショッピングではなく、ブランドを“感じる”という体験にあります。
視覚的には、光と影、ガラスや反射素材が生み出す美しいコントラスト。聴覚的には、店内BGMが作り出す静かな没入感。そして嗅覚では、店舗専用の香りが空間を包み込みます。
こうした五感へのアプローチにより、訪れた人が自然とブランドの哲学を理解できるよう設計されています。
特に「竹簾の外観」や「障子風のルーバー」「反射素材の什器」など、伝統と革新を融合させた要素が随所に見られ、歩くだけで発見の連続です。
また、SNS映えするデザインも人気の理由。イエローのファサードや柔らかな光が写真映えし、Instagramなどでも話題となっています。
表参道という立地の意味
なぜオニツカタイガーは、次の展開地として表参道を選んだのでしょうか。
表参道は、東京を代表するファッションストリートであり、国内外のブランドが最新トレンドを発信するエリアです。
観光客やファッション業界関係者も多く訪れるため、“ブランドの今を世界に発信する場所”として最適なロケーションといえます。
さらに、表参道という立地そのものが「伝統 × 先進性」を象徴しています。神宮前の静寂と、表通りのモダンな街並み。その両方を感じられる場所に、オニツカタイガーが掲げる「日本のクラフトマンシップと都市的モードの融合」という理念が重なります。
限定アイテムや今後の展開にも注目
現時点で明確な「表参道限定モデル」の発表はありませんが、過去のイエローコレクションでは店舗限定アイテムが登場しており、今後の新作展開にも期待が高まります。
特に、デニムを中心とした「DENIVITA」シリーズや、シーズンごとに発表されるアパレルラインは注目度が高く、発売時期には完売する可能性もあります。
また、店舗では展示会形式のイベントや、アーティストとのコラボ企画も予定されているとの情報も。
「見る」「触れる」「感じる」をテーマにした体験型のイベントが増えていけば、ファッションの新しい楽しみ方が広がるでしょう。
オニツカタイガー表参道イエローコンセプトストアへのアクセス情報
- 住所：東京都渋谷区神宮前6丁目3番9号
- 最寄駅：東京メトロ「明治神宮前駅」または「表参道駅」から徒歩約5分
- 営業時間：11:00〜20:00
近隣にはカフェやギャラリーも多く、ショッピングと散策を一緒に楽しむのにもぴったりです。
週末には混雑が予想されるため、ゆっくり見たい方は平日の午後が狙い目です。
オニツカタイガー表参道イエローコンセプトストアで“新しいブランド体験”を
オニツカタイガー表参道イエローコンセプトストアは、スニーカーを買う場所という枠を超えた“ブランドを感じる体験空間”です。
日本の伝統美とモダンデザイン、そしてブランドのクラフト精神が融合したこの店舗は、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。
表参道でしか味わえない、オニツカタイガーの最新カルチャーを体験してみませんか？
あなたの五感で、ブランドの進化を確かめてください。
