靴の中でインソールがズレてしまう――そんな経験、ありませんか?
せっかく足に合うインソールを選んでも、歩くたびに動いてしまうと快適さも台無しです。この記事では、インソールをしっかり固定するテープの貼り方や、実際に使いやすいおすすめアイテムをわかりやすく紹介します。
なぜインソールはズレるのか?まずは原因を知ろう
インソールがズレる原因は意外とさまざまです。
まず多いのが「靴とインソールのサイズ・形が微妙に合っていない」ケース。わずかな隙間があると、歩くたびにインソールが前後左右に動いてしまいます。
次に多いのは「靴の中底が滑りやすい素材」であること。特に合成皮革やツルツルした中底は、インソールとの摩擦が少なくズレやすくなります。
そしてもう一つ、「足汗や湿気」。湿った状態では粘着力が下がり、少しずつインソールが浮いてしまうこともあります。
こうしたズレは、歩行時の安定性を失わせ、姿勢の乱れや足の疲れにつながることも。長時間の立ち仕事やランニングでは特に気をつけたいポイントです。
テープ固定のメリットと注意点
インソールを動かないようにする方法はいくつかありますが、最も手軽で人気なのが「両面テープによる固定」。
接着剤のように強力すぎず、必要に応じて剥がせる点が魅力です。
両面テープで固定するメリットは主に3つ。
- 取り付けやすく、コストが安い
- ズレ防止効果がすぐに実感できる
- 貼り直しができるため、位置調整がしやすい
ただし、注意点もあります。
テープが厚すぎると靴の中のスペースが狭くなり、履き心地が変わることがあります。
また、粘着が強すぎると、インソールや靴の底を傷める場合もあるため、靴の素材に合ったタイプを選ぶことが大切です。
インソール固定用テープの選び方
両面テープなら何でも良いわけではありません。靴の種類や使用目的に合わせて選ぶのがポイントです。
1. テープの厚み
厚すぎると足裏に段差を感じることがあり、長時間履くと違和感や疲れを招きます。
薄手タイプを選ぶと自然な履き心地を保てます。
2. 粘着力の強さ
通勤やウォーキングなら中粘着タイプで十分。
ランニングやスポーツで激しく動く場合は、やや強めのテープを選びましょう。
ただし、革靴やパンプスのようにデリケートな素材には強粘着タイプは避けたほうが安全です。
3. 剥がしやすさ
定期的にインソールを洗ったり交換したりする人は、「リムーバブルタイプ(再剥離可能)」を選ぶと便利です。
剥がしても粘着が残りにくく、靴底を傷めません。
4. 使用環境との相性
湿気の多い季節や汗をかきやすい人は、耐水性・通気性のあるテープを選ぶと粘着が長持ちします。
実践!インソール固定テープの貼り方
実際の貼り方をステップごとに見ていきましょう。初めての方でも簡単にできます。
1. 靴とインソールを清潔にする
テープの粘着力を保つために、靴の中底とインソール裏をきれいに拭き取ります。
ほこりや皮脂が残っているとすぐ剥がれる原因になるので、乾いた布やアルコールシートで拭き取るのが理想です。
2. テープを小さくカットする
長いまま貼ると剥がれやすくなるので、3〜4cmほどにカット。
貼る位置によっては短冊状に切ると密着しやすくなります。
3. 貼る位置を決める
基本は「つま先」「土踏まずの前側」「かかと中央」の3点。
この3か所に貼ると体重移動に強く、ズレを防ぎやすくなります。
特にかかと部分はズレやすいので、中心を意識して貼りましょう。
4. しっかり押さえて固定
インソールを靴の中に戻し、かかとをぴったり合わせて上からしっかり押さえます。
そのまま数秒キープして、粘着面が均一に密着するようにします。
5. 試し履きで確認
数分歩いてみて、違和感や段差がないかチェックします。
もしズレるようなら、テープを追加するか、貼る位置を微調整しましょう。
靴の種類別・テープ固定のコツ
靴のタイプによって、貼る場所やテープ選びを少し工夫するのがおすすめです。
スニーカー・ランニングシューズ
足の動きが大きい分、インソールが前後にズレやすい傾向。
つま先部分に短冊状に貼ると、強い踏み込みでもズレにくくなります。
汗をかきやすい人は耐水タイプのテープを選ぶと安心です。
ビジネスシューズ・革靴
革靴は内部が滑りやすく、厚いテープを使うと圧迫感が出ます。
薄型で弱粘着タイプを選び、かかと部のみ軽く固定する方法が快適です。
パンプス・サンダル
靴の形が浅く、足の動きが大きいため、通常のインソール固定より難易度が高め。
両面テープで固定するよりも、「滑り止めパッド」との併用が安定します。
見た目を損なわないよう、インソールの縁より2〜3mm内側に貼るのがコツです。
インソール固定におすすめのテープアイテム
実際に使いやすく人気のあるアイテムをいくつか紹介します。
- インソール固定用両面テープ
靴専用に作られた薄型テープで、かかとやつま先にちょうどいいサイズ。
インソールを交換しても剥がしやすく、初心者でも使いやすい定番です。 - インソール専用固定テープ
複数の靴で使える大容量タイプ。通勤靴やスニーカーを複数持っている人におすすめ。
少しずつ貼りながら調整できるので、貼るコツをつかみやすいのもポイントです。 - 靴底補修用粘着テープ
もともとは靴底補修用ですが、耐摩耗性が高く、激しい動きにも耐える粘着力があります。
スポーツ用途や長距離移動時など、強力な固定が欲しい場面で活躍します。 - ネクスケア 靴ずれ保護テープ
医療用テープ素材で肌に優しく、摩擦軽減にも使えるタイプ。
直接足に貼ることで靴ずれ防止にもなり、インソール固定の補助にも使えます。
どのテープを選ぶか迷ったら、まずは薄型で貼り直しできるタイプを試してみるのが安心です。
貼った後のメンテナンスも大事
テープで固定しても、時間が経つと粘着力は少しずつ落ちていきます。
汗や湿気が多い季節は特に剥がれやすくなるため、1〜2週間に一度は確認しましょう。
もし剥がしたい場合は、ドライヤーで軽く温めてからゆっくり剥がすと、糊残りが少なくきれいに外せます。
残った粘着が気になるときは、アルコールシートで優しく拭き取ると良いです。
インソールを定期的に外して乾燥させることで、臭いや雑菌対策にもなります。
テープ貼りも含めて「靴のメンテナンス習慣」として取り入れると快適に長持ちします。
インソールをしっかり固定するテープで快適な毎日を
インソールがズレないだけで、歩きやすさや疲れにくさが驚くほど変わります。
両面テープを使った固定は、特別な道具もいらず、すぐにできる簡単な工夫です。
「最近、靴の中でインソールが動く」「歩くと足が落ち着かない」と感じたら、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
自分に合うテープを選び、正しい位置にしっかり貼るだけで、靴の履き心地がぐっと良くなります。
日常の一歩をもっと快適に――インソールをしっかり固定するテープで、足元から快適な毎日を手に入れましょう。


