「イケてるスニーカー」って聞くと、どんな一足を思い浮かべますか?
2025年の今、街を歩けば誰もがスニーカーを履いていますが、その中で“おしゃれに見える”かどうかは、選び方ひとつで大きく変わります。今回は、ファッション感度の高い男子が注目している最新のスニーカートレンドをまとめて紹介します。トレンドを押さえて、自分らしい「イケてる」足元を完成させましょう。
レトロ回帰が止まらない!80〜90年代風スニーカーの再ブーム
ここ数年でじわじわ人気を集めていた「レトロスニーカー」が、2025年は完全に主流に。ナイキ コルテッツやアディダス サンバ、アディダス ガゼル、ニューバランス 530など、クラシックなモデルが再び脚光を浴びています。
この流れは、ストリートだけでなく大人のきれいめスタイルにも広がっており、ジャケットスタイルやスラックスにあえてレトロなスニーカーを合わせるのが今の気分。
「新品なのにヴィンテージ感がある」「履くだけでこなれた印象になる」――そんな理由から、ファッション業界でも注目度が高まっています。
薄底&ロープロファイルで作るスマートな足元
以前は厚底スニーカーがトレンドの中心でしたが、今季は一転して「薄底」「ロープロファイル」デザインが人気です。
ニューバランス 574やオニツカタイガー メキシコ66、プーマ スピードキャットなど、細身でミニマルなフォルムが多く登場しています。
薄底スニーカーは、脚をすっきり見せたい人や、スマートなコーデが好きな人におすすめ。
パンツの裾からのぞくシルエットが上品で、スーツスタイルにも自然に馴染みます。
Y2Kブームの流れを受けつつも、現代的にアップデートされたデザインが多く、“さりげなくおしゃれ”を演出してくれます。
テック系&フューチャー系スニーカーで個性を出す
一方で、ハイテク感のあるフューチャリスティックなスニーカーも根強い人気。
サロモン XT-6やナイキ ズーム ボメロ 5などのテック系モデルは、機能性とデザイン性のバランスが取れており、シンプルコーデに一点投入するだけで今っぽく仕上がります。
たとえばアシックス スポーツスタイル GEL-NYCのようなデザインは、近未来的な雰囲気を持ちつつ、履き心地も抜群。
通気性や軽量性、安定感など、実際に歩いても快適なモデルが多いため、デザイン重視派だけでなく“リアルに使える”スニーカーを求める層からも支持を集めています。
アースカラーで大人っぽく。自然体なトーンが新定番に
2025年のトレンドカラーとして注目されているのが、アーストーン。
ブラウン、ベージュ、カーキ、オリーブなど、自然を感じさせる色味がスニーカーにも広がっています。
この配色は、落ち着いた大人のコーデにぴったり。モノトーンの服装にも柔らかさをプラスできるのが魅力です。
アディダスやニューバランスなどでは、アースカラーをベースにした限定モデルも展開中。
明るいトーンのコーデに合わせれば春夏らしく、暗めのスタイルに合わせれば秋冬にもマッチする万能カラーです。
人気ブランド別・2025年の注目モデル
ナイキ(Nike)
永遠の定番ナイキ エアフォース1やナイキ エアマックスシリーズは健在。
そこに加えて、最近ではナイキ コルテッツなどの復刻モデルやカスタムカラーの展開が人気を呼んでいます。
シンプルながら存在感のあるフォルムは、ストリートからモードまで幅広く対応。
アディダス(Adidas)
アディダス サンバやアディダス ガゼルがトレンドの中心に。
レトロなガムソールやスエード素材が特徴で、ヨーロッパのストリートスタイルを彷彿とさせます。
細身のパンツやショート丈ジャケットとの相性も抜群です。
ニューバランス(New Balance)
ニューバランス 530、ニューバランス 9060、ニューバランス 574など、クラシックとモダンを融合したデザインが人気。
独特のボリューム感と上品さを兼ね備えており、幅広い年齢層に支持されています。
シティユースでも履きやすく、日常のコーデにすっと溶け込む一足です。
プーマ(Puma)
プーマ スピードキャットなど、レーシングシューズをモチーフにしたモデルが急上昇。
ロープロファイルのフォルムと発色の良いレザーが特徴で、洗練された印象を与えます。
カジュアルなデニムにも、フォーマル寄りのスラックスにもマッチします。
サロモン(Salomon)
アウトドアブランドながら、今やファッション界でも存在感を放つブランド。
サロモン XT-6やサロモン ACS Proなどのテック系モデルは、都会的なスタイルにも取り入れやすいと評判。
特にストリート×ハイテクの融合を楽しむおしゃれ男子には欠かせないブランドになっています。
ファッションとの組み合わせで差がつく
イケてるスニーカーを選んでも、合わせ方を間違えると魅力が半減します。
重要なのは“バランス感”。ここではスタイル別に合わせ方のポイントを紹介します。
・ミニマルコーデ × 薄底スニーカー
→ 白T+スラックスにロープロファイルモデルを合わせると都会的に。
・クラシックカジュアル × レトロスニーカー
→ デニムやチノパンと好相性。アメカジ風にもきれいめにも振れる万能さ。
・ストリート × テック系スニーカー
→ パーカーやカーゴパンツと合わせてボリューム感を楽しむのがコツ。
・モノトーン × アースカラー
→ 全体が落ち着いた印象になり、品のある“大人ストリート”を演出。
このように、スニーカーの系統とファッションテイストを意識することで、全体の印象が格段にアップします。
セレブやインフルエンサーも注目する限定モデル
海外では、アーティストやデザイナーとのコラボスニーカーも注目を浴びています。
たとえば、ジャスティン・ビーバーが発表した3DプリントスニーカーSkylrk Earth Benderは、未来感あるデザインで話題に。
また、Adidas × Willy Chavarria のようなデザイナーコラボもファッション業界で高評価を得ています。
国内でも、SNSでの拡散力が強いスニーカーは瞬く間にトレンド化します。
人気ブランドの限定カラーやコラボシリーズは、履くだけでファッション通な印象に。
希少性の高さが“イケてる”ポイントをさらに引き上げてくれます。
機能性も無視できない!履き心地で選ぶ時代へ
デザインが良くても、履きにくければ長く愛用できません。
最近のスニーカーは、デザイン性だけでなくクッション性や軽量性も進化しています。
「Air」「Gel」「Fresh Foam」など、各ブランドの独自ソールテクノロジーが搭載されており、長時間歩いても疲れにくい構造になっています。
特にニューバランスやアシックスのように、履き心地を追求したブランドはリピーターも多く、
「一度履くと他の靴に戻れない」という声も少なくありません。
おしゃれと快適さを両立できるのが、現代の“イケてるスニーカー”の条件です。
まとめ:イケてるスニーカーで、自分らしいスタイルを楽しもう
トレンドのスニーカーは、ただのファッションアイテムではなく、個性とセンスを表現するツール。
レトロ・テック・アースカラー・薄底など、方向性はさまざまですが、最終的に大切なのは「自分らしさ」です。
好きなブランドを軸に、コーディネートやライフスタイルに合った一足を選ぶことが、“本当にイケてる”おしゃれ男子への近道。
2025年の今、スニーカーは進化を続けています。
あなたも最新トレンドを取り入れて、足元から自信をまとう一歩を踏み出してみてください。
――イケてるスニーカーで差をつけろ。新しい季節、新しい自分のスタイルを楽しむために。


