オアシスのフロントマンとして、そしてロック界のアイコンとして君臨し続けるリアム・ギャラガー。彼のファッションといえば、モッズコートにバケットハット、そして足元には常にアディダスのスニーカーがありますよね。
最近、SNSやファッションコミュニティで「リアム・ギャラガーがスタンスミスを出した?」という噂を耳にしたことはありませんか?実はこれ、厳密に言うとスタンスミスそのものではなく、リアムのこだわりが詰まった究極のシグネチャーモデルなんです。
今回は、スタンスミスと見間違うほどクリーンで、かつロックな魂が宿った「LG SPZL」シリーズ、通称「リアム版スタンスミス」の魅力を徹底的に掘り下げていきます。
リアム・ギャラガーとアディダスの深い絆
リアム・ギャラガーとアディダスの関係は、単なる広告塔の枠を超えています。1990年代のブリットポップ全盛期から、彼は一貫してスリーストライプスを愛用してきました。
彼がステージで履いたモデルは瞬く間に完売し、ファンの間では「リアムが履けば正解」という暗黙のルールがあるほどです。そんな彼が、アディダスのスペシャリストであるゲイリー・アスプデンと共に作り上げたのが、今回の主役であるシグネチャーモデルです。
一見すると、テニスシューズの王道であるadidas stan smithにそっくりですが、細部にはリアムらしいエッジの効いたこだわりが散りばめられています。
なぜ「リアムのスタンスミス」と混同されるのか
検索エンジンやファンの間で、このモデルが「スタンスミス」というキーワードと一緒に語られるのには明確な理由があります。
まず、そのビジュアルです。真っ白なレザーアッパー、無駄を削ぎ落としたミニマルなシルエット、そして何より「シュータン(ベロ)」のデザインが、スタンスミスの構成要素と非常に似ているからです。
スタンスミスといえば、テニス界のレジェンドであるスタン・スミス氏の顔写真がタンにプリントされているのが最大の特徴ですよね。リアムのモデルも同様に、タンの部分にリアム・ギャラガー本人のポートレートが刻印されているんです。この「顔写真付きの白いアディダス」という共通点が、多くの人にスタンスミスを連想させています。
LG2 SPZLの圧倒的なディテールと魅力
現在、最も人気が高いのが「LG2 SPZL」と呼ばれるモデルです。これは、2019年に発売された初代モデルの進化版として登場しました。
プレミアムな素材使い
通常のadidasのスニーカーと比べても、LG2の素材感は頭一つ抜けています。チョークホワイトの滑らかなレザーをベースに、補強パーツには質感の良いスエードを採用。この異素材の組み合わせが、単なる真っ白なスニーカーにはない奥行きを生み出しています。
シュータンに刻まれた「Endorsed by Liam Gallagher」
ファンにとって最大の萌えポイントは、やはりシュータンでしょう。スタンスミスでは「Endorsed by Stan Smith(スタン・スミス氏公認)」と書かれている場所に、誇らしげに「Endorsed by Liam Gallagher」の文字が刻まれています。
自分の名前が冠されたスニーカーを履くというのは、ファンにとってこれ以上の喜びはありません。まさに「歩くロックンロール」を体現するディテールです。
独自のソール形状
スタンスミスはフラットなコートソールですが、LG2は1970年代のアーカイブモデルから着想を得た、少しシャープなソール形状をしています。これにより、デニムだけでなく、細身のスラックスや軍パンなど、幅広いパンツと相性が良くなっています。
歴代カラーバリエーションの変遷
リアムのモデルは、リリースされるたびに即完売するプレミアムアイテムです。これまでに登場した主なカラーを見ていきましょう。
- 初代 LG SPZL:2019年に登場。クリームがかったホワイトで、ヴィンテージ感の強い仕上がりでした。
- LG2 SPZL(ホワイト/グレー):2022年のネブワース公演に合わせて発表。よりクリーンで現代的な配色になり、爆発的な人気を博しました。
- LG2 SPZL(カレッジグリーン):2023年モデル。ヒールパッチとサイドのストライプにグリーンを採用。この配色は本家adidas stan smith greenを彷彿とさせ、最も「リアム版スタンスミス」らしい一足として親しまれています。
どのモデルも、リアム本人が細かくチェックを入れており、彼の美学が反映されていない部分は一つもありません。
失敗しないためのサイズ感と選び方
これから購入を検討している方に、大切なアドバイスがあります。それは「サイズ選び」です。
このシリーズは、1970年代から80年代のトレーニングシューズの木型をベースにしていることが多く、現行のadidas superstarなどに比べると、やや幅がタイトに感じられる傾向があります。
- 足幅が広い方や甲が高い方は、普段よりハーフサイズ(0.5cm)アップを検討するのが無難です。
- レザーが非常に上質で柔らかいため、履き込むうちに足に馴染んできますが、最初は少し窮屈に感じるかもしれません。
また、現在は公式サイトでの一般販売が終了しているケースが多く、手に入れるには二次流通サイトを利用することになります。その際は、あまりに安価なものには注意し、信頼できるプラットフォームを選ぶようにしましょう。
リアム風の着こなし術:スニーカーを主役にする
このスニーカーを手に入れたら、ぜひリアム・ギャラガーらしいスタイリングを楽しんでみてください。
おすすめは、オーバーサイズのm-65 field jacketやアノラックパーカーに、少し色落ちしたストレートデニムを合わせるスタイルです。足元の白がコーディネート全体をクリーンに引き締め、ラフになりすぎない絶妙なバランスを作ってくれます。
「あくまで自然体で、でもどこか尖っている」そんなリアムの精神を、足元から取り入れてみてください。
アディダス×リアム・ギャラガーのスタンスミス風モデル解説!LG2の魅力と特徴のまとめ
ここまで、リアム・ギャラガーとアディダスのコラボモデルについて詳しく見てきました。
スタンスミスの持つタイムレスな美しさと、リアム・ギャラガーが持つロックな反骨精神。この二つが融合したLG2 SPZLは、単なるスニーカーの枠を超えた「履けるアートピース」と言っても過言ではありません。
「人とは違うスタンスミスを探している」という方や、「リアムの音楽を愛してやまない」という方にとって、これ以上の一足は他にないでしょう。
次にアディダスのショップやセレクトショップを覗くときは、ぜひこの特別なコラボレーションの歴史を思い出してみてください。きっと、いつものスリーストライプスが少し違って見えるはずです。
あなたの足元に、マンチェスターの風を感じる最高の一足を。
次回の記事では、このスニーカーに合わせたい「秋のモッズコート特集」をお届けしようと思います。興味がある方は、ぜひフォローしてお待ちください!


