スニーカー選びって、意外と奥が深いですよね。特にアシックスのようにサイズ展開や機能性が細かく分かれているブランドでは、「同じ23cmでも履き心地が全然違う」ということがよくあります。この記事では、足長23cm前後の方に向けて、アシックススニーカーの選び方とおすすめモデルをわかりやすく紹介していきます。
アシックスの23cmとは?サイズの基準を正しく理解しよう
まず「23cm」というサイズの意味から整理しましょう。アシックスを含む日本の靴サイズは、かかとからつま先までの長さ、つまり**足長(そくちょう)**を基準にしています。足長が約23.0cmの方に適しているサイズが「23cm」です。
ただし、アシックスの靴は全体的にややタイトな作り。特にランニングモデルやスポーツ向けモデルは、フィット性を重視する設計のため、ナイキやニューバランスよりも少し小さめに感じることがあります。そのため、初めてアシックスを選ぶ場合は「0.5cm上げて23.5cmを試す」といった調整も有効です。
自分に合うアシックス23cmスニーカーを選ぶための3つの基準
1. 足囲(ワイズ)を確認する
足長が同じでも、足の幅や甲の高さは人によって異なります。アシックスでは「NARROW(狭め)」「STANDARD(標準)」「WIDE(幅広)」「EXTRA WIDE(超幅広)」の4段階でラスト(靴型)を設計しています。
例えば、幅広の方が標準ラストの靴を選ぶと「横が痛い」「甲が当たる」などのトラブルが起こることも。足囲をしっかり測定し、自分がどのワイズに近いかを確認してから選ぶのがおすすめです。
2. 用途に合わせた靴型を選ぶ
ランニング、通学、普段履きなど、用途によって最適なスニーカーは変わります。アシックスでは目的別に靴型を変えており、たとえばランニングシューズはフィット感重視、通学向けはクッション性と安定感重視という違いがあります。
3. 捨て寸(ゆとり)を意識する
つま先と靴の間に0.5〜1.0cm程度の余裕を持たせると、長時間履いても疲れにくくなります。特に通勤・通学など長時間歩くシーンでは、きっちりジャストよりも少し余裕のあるサイズ感が快適です。
アシックスの23cmはやや小さめ?口コミでわかるサイズ感の傾向
アシックスのレビューを見ると、「他ブランドより小さめに感じる」という声が多く見られます。特にレディースやジュニアラインの23cmでは、幅がタイトめな印象を受けることもあります。
これはアシックスの靴が、日本人の足形をベースにしつつも“ホールド感”を重視した設計だから。足が細い人にはピッタリですが、幅広・甲高の方は窮屈に感じやすいため、ワイド設計のモデルを選ぶのが安心です。
通学・普段履きにおすすめのアシックス23cmモデル
● LAZERBEAM MAシリーズ
軽くて丈夫、通気性が高く、子どもから大人まで人気の定番モデルです。特に「LAZERBEAM RH」や「LAZERBEAM MA」は通学やウォーキングに最適。アウトソールのグリップ力も強く、雨の日でも滑りにくいのが特徴です。23cmサイズの展開も多く、成長期のジュニアや小柄な女性におすすめ。
● JOLT 5
手頃な価格ながら、クッション性と安定感に優れたランニング兼普段履きシューズ。23cmでも軽く、柔らかい履き心地が好評です。初めてランニングを始めたい人や、通勤靴として快適に歩きたい人にもぴったり。
ライフスタイル・街履きにおすすめの23cmモデル
● GEL-KAYANO 14
2000年代のランニングシューズを復刻した人気モデル。クッション性の高いGELテクノロジーを搭載し、長時間の歩行でも疲れにくい設計です。ファッションブランドとのコラボも多く、23cmサイズでも男女問わず人気。街歩き用にも最適です。
● GEL-1130
こちらもレトロランニングの系譜を引くモデル。厚みのあるソールでスタイルアップ効果もあり、カジュアルなコーデにも馴染みます。GEL-KAYANOより軽く、普段履きとして使いやすいのが特徴です。
スポーツ・ランニング用途におすすめのアシックス23cm
● GEL-NIMBUS 26
アシックスのハイエンドランニングモデル。柔らかいFF BLAST PLUS ECOミッドソールが、まるで雲の上を歩くような履き心地を実現しています。23cmサイズでもしっかりとした安定性があり、ウォーキングにもおすすめです。
● NOVABLAST 4
反発力が強く、軽い走りをサポートする人気モデル。カジュアルな見た目で普段履きにも合います。小柄なランナーや軽快な足運びを求める人に最適な選択肢。
幅広・甲高の人におすすめのアシックスWIDEモデル
幅広タイプの方には「WIDE」または「EXTRA WIDE」仕様の靴がおすすめです。たとえばJOLT 5 WIDEやGEL-CONTEND 8 WIDEなどは、同じデザインでもワイドモデルが用意されています。
・JOLT 5 WIDE
・GEL-CONTEND 8 WIDE
・GEL-NIMBUS 26 EXTRA WIDE
これらは足の形に合わせてフィット感を最適化しており、横幅の圧迫感を軽減。靴ずれや小指の痛みが出にくい構造です。
23cmスニーカー選びで失敗しないためのチェックポイント
- 夕方に試着する
足は夕方に最もむくむため、その時間帯に測ると実際の使用感に近いサイズを選べます。 - ソックスの厚みを考慮する
ランニング用や冬用の厚手ソックスを履く場合、ハーフサイズ上げてもよい場合があります。 - つま先の余裕を確認する
親指の先から靴先まで0.5〜1cm程度空いているかチェックしましょう。 - 試着時に屈伸・歩行を試す
かかと浮きや横ズレがないかを確認。特に甲部分の締め付け感に注意。
23cmを選ぶ人に合うアシックスの魅力とは
アシックスの魅力は「科学的なデータに基づいた設計」と「日本人の足型に合うフィット感」です。長年のスポーツ研究で培った知見を、ランニング・ウォーキング・カジュアルすべてのシューズに反映しています。サイズ展開も豊富で、23cmのような小さめサイズでも快適に履けるモデルが多いのが特徴です。
さらに、最近では環境素材を使ったサステナブルモデルや、トレンド感のあるデザインも増えています。「機能性とおしゃれを両立したい」方にも選びやすいブランドです。
アシックス23cmスニーカーの選び方とおすすめモデルを詳しく紹介
最後に、この記事のポイントを簡潔にまとめます。
- 23cmは足長23.0cmの人向けだが、足囲によって履き心地が変わる
- アシックスはややタイトめ。初めての方は0.5cm上げも検討
- 用途に応じてモデルを選ぶ:通学ならLAZERBEAM MA、普段履きならJOLT 5、街履きならGEL-KAYANO 14が人気
- 幅広・甲高の方はJOLT 5 WIDEモデルを選ぶと快適
- 試着は夕方に行い、つま先の余裕と足囲のバランスを確認
自分の足に合うスニーカーを選べば、毎日の通勤・通学も、ちょっとしたお出かけもずっと快適になります。アシックスの23cmスニーカーは、機能性・デザイン性・履き心地のすべてを両立した頼れる一足。あなたにぴったりのモデルをぜひ見つけてください。


