子どもの靴選びって、意外と難しいですよね。特に「19cm」というサイズは、ちょうど幼児から小学生へ成長する過渡期のサイズ帯。足の形も日々変化する時期だからこそ、フィット感を間違えるとすぐに履けなくなってしまうこともあります。ここでは、アシックス19cmシューズ徹底ガイド!失敗しないサイズ選びのコツの特徴や、サイズ選びのコツをわかりやすく解説します。
19cmサイズはどんな子ども向け?
アシックスのキッズシューズでは、16cm〜21cmあたりが「幼児後期〜小学校低学年」に当たります。19cmはまさにこの中心。園児の年長さんや小学校1〜2年生くらいの子どもが履くことが多いサイズです。
この時期の足はまだ柔らかく、骨格が発達途中。しっかり支えてくれる構造の靴を選ぶことが、姿勢や歩き方の安定にもつながります。アシックスはスポーツメーカーらしく、子どもの足の成長をサポートする設計が得意。だからこそ「正しいサイズ選び」が重要になります。
まず確認したいのは「足長」と「捨て寸」
アシックスのシューズは、表記サイズと実際の中敷き(インソール)の長さにわずかな差があります。たとえば、表記19.0cmの靴でも中敷きの実寸は約19.5cmほど。つまり、0.5cmの“余裕”が最初から設計されています。
一般的には「足の実寸+0.5〜1.0cm」の靴を選ぶのが理想とされます。たとえば足の長さが18.5cmなら、19cmの靴を選ぶのがちょうどいいバランスです。この0.5〜1cmのゆとりを「捨て寸」と呼びます。つま先にわずかな余裕をもたせることで、指がしっかり動かせて、成長にも対応しやすくなります。
アシックスの靴は「やや細め」設計に注意
口コミやレビューでもよく言われるのが、アシックスの子ども靴は全体的に「細め」「小さめ」なつくり。足幅が広い子どもがジャストサイズを選ぶと、きつく感じてしまうことがあります。
もしお子さんが「甲高」「幅広」タイプなら、ワンサイズ上の19.5cmを検討するのもありです。また、靴によってはワイドモデルが展開されている場合もあるので、型番をチェックするのがおすすめです。
逆に「足が細め」「標準幅」のお子さんには、アシックスの標準モデルがぴったり。フィット感が高く、走ったり跳んだりしても脱げにくいという特徴があります。
実際のフィッティングで確認すべきポイント
ネット通販でも購入できる時代ですが、できれば一度は実際に履かせてみるのが理想です。チェックすべきポイントは以下の3つ。
- つま先に0.5〜1.0cmの余裕があるか
- かかとが浮かず、安定しているか
- 甲の部分が締めつけすぎず、動いてもズレないか
特に19cm前後のサイズでは、子どもが自分で脱ぎ履きするケースが増えます。マジックテープやベルトの位置が使いやすいかも、意外と大事なチェック項目です。
人気シリーズで選ぶならこのモデル
アシックスには19cm展開が豊富なキッズシリーズがいくつかあります。それぞれの特徴を簡単に紹介します。
● スクスク(SUKU2)シリーズ
アシックスの子ども靴といえばコレ。足の成長に合わせた段階設計が特徴で、「ファースト」「セカンド」「スクール」など年齢別にラインが分かれています。19cmは主に「スクール」「キッズ」向けに該当します。足をしっかり包み込む立体構造で、歩きやすく転びにくいと評判です。
● LAZERBEAM(レーザービーム)シリーズ
小学生に人気のスポーティモデル。軽量でグリップが効き、通学や運動にも最適。19cm前後からサイズ展開があり、運動量が多い子どもに向いています。カラーも豊富で「かっこいい靴が欲しい」という子にぴったり。
● アイダホBABY・アイダホMINI
幼児向けモデル。面ファスナー仕様で履きやすく、まだ自分で靴を履くのが難しい子にもおすすめ。19cmまで展開しているタイプもあり、足首のホールド感がしっかりしています。
サイズ選びでやってはいけないこと
子どもの靴選びで失敗しやすいポイントを、実際の保護者の声からまとめました。
- 「大きめを買って長く履かせる」
→ 大きすぎると足が中で動き、つまずきの原因になります。 - 「前の靴と同じサイズを買う」
→ 半年で0.5cmほど足が伸びるのが一般的。常に最新の足長を測る習慣を。 - 「デザイン重視で選ぶ」
→ 軽さ・通気性・フィット感を優先する方が、足の発達には良い結果に。
子どもの足は思った以上に早く成長します。3〜6か月に一度は足のサイズを測って、適切なサイズを見直すのが理想です。
幅広・甲高の子どもにおすすめの工夫
もしアシックスの靴が少しきついと感じる場合は、次のような方法も検討できます。
- 靴下を薄手のタイプに変える
- ワイド設計モデルを選ぶ(型番に「WIDE」表記あり)
- 足幅をしっかり測る(店舗の無料計測サービスなどを活用)
特にワイドタイプは、19cm前後でもモデルによって差が大きいため、商品ページで「ウィズ表記(2E、3Eなど)」を確認しておくと安心です。
成長を見越した買い替えのタイミング
19cmの靴を履く子どもは、半年〜1年の間に20cm台に入るケースが多いです。靴底のすり減り方、つま先の詰まり具合、足の爪の当たりなどをチェックして、違和感が出てきたら早めに買い替えましょう。
特に、足の指先が当たっていたり、靴の中敷きが変形していたりしたら、すでにサイズアウトのサインです。アシックスの公式オンラインストアや店舗では、サイズ交換や返品ができる場合もあるので、購入時に確認しておくと安心です。
親子で楽しく選ぶのが一番のコツ
靴選びは、子どもの「自立」の第一歩でもあります。19cmサイズになると、自分でデザインを選びたい子も増えてきます。ぜひ親子で一緒に選んで、履き心地や色、デザインを相談してみましょう。
「軽くて動きやすい」「走りやすい」「脱ぎ履きしやすい」――そうした感覚的なフィードバックを聞きながら選ぶことで、よりフィットした一足に出会えます。
アシックス19cmシューズで快適な毎日を
アシックスの19cmシューズは、足の成長をしっかり支えながらも、軽くて動きやすい設計が魅力です。
大切なのは、足の実寸+0.5〜1cmの余裕を意識し、足幅や甲の高さも考慮して選ぶこと。
そして、何より子ども自身が「これ、履きやすい!」と感じることが一番の決め手です。
成長期の足を守る一足を、丁寧に選んであげましょう。アシックス19cmシューズなら、その一歩がきっと快適で自信に満ちたものになるはずです。


