ランニングシューズ選びで「とにかく足に優しく、長く走れる一足がほしい」と思ったことはありませんか?そんな人にぴったりなのが、アシックスの人気モデル「ニンバス」シリーズ。その最新作である**アシックス ニンバス26**は、快適性と安定感を両立した“雲の上の履き心地”が魅力です。この記事では、その特徴や実際の口コミ、サイズ感まで詳しくレビューしていきます。
ニンバス26とは?アシックスの代表的クッショニングモデル
「GEL-NIMBUS」シリーズは、アシックスの中でも最もクッション性を重視したランニングシューズ。初心者から上級者まで幅広い層に支持されてきたロングセラーモデルです。
2024年に登場した**アシックス ニンバス26**は、前作「アシックス ニンバス25」をベースにしつつ、履き心地と耐久性をさらにアップデート。特徴的なのは、最新のミッドソール素材「FF BLAST+ ECO」と、かかと部分に搭載された「PureGEL」。この2つのクッション素材が、足への衝撃をしっかり吸収し、長距離でも疲れにくい構造になっています。
また、アウトソールにはグリップ性と耐摩耗性に優れた「ASICS GRIP」を採用。雨の日やウェットな路面でも安定した走りをサポートしてくれます。
履いた瞬間にわかる「包み込まれるような柔らかさ」
アシックス ニンバス26を実際に履いたランナーの多くが口を揃えて言うのが、「ふかふか」「雲の上を走っているよう」といった感想です。
アッパーには伸縮性のあるエンジニアードメッシュを使用。これが足全体を優しく包み込み、圧迫感のないフィット感を実現しています。タンや履き口まわりのクッションも厚めで、足を入れた瞬間から“やさしいホールド感”を感じられます。
とくにかかと着地をするランナーにとっては、PureGELの恩恵が大きいようです。着地の衝撃がやわらぎ、関節や筋肉への負担が少なく感じられるという声も多く見られます。
リカバリーランやジョギング、LSDなど、スピードを求めない長時間ランにぴったりです。
ソールの安定性とグリップ力がさらに向上
「柔らかいシューズ=不安定」と思われがちですが、アシックス ニンバス26はそのイメージを覆します。
ソールベースが広く設計されており、横方向のぐらつきを抑える安定感が特徴。これにより、脚全体のブレが少なく、フォームが安定しやすいというメリットがあります。
さらに、アウトソール素材の変更も注目ポイントです。アシックス独自の「ASICS GRIP」と「AHARPLUS」のコンビネーションにより、グリップ性能が前作よりも大幅にアップ。雨上がりの濡れた路面でも滑りにくく、安心して走れるという口コミが多く寄せられています。
実際の口コミから見るニンバス26の魅力
ネット上のレビューを見ても、アシックス ニンバス26に対する高評価が目立ちます。
- 「クッション性が最高。長距離を走っても膝や足首の疲れが少ない」
- 「前作よりも安定感があり、履き心地もやわらかくなった」
- 「立ち仕事用にも使えるほど快適。普段履きでも疲れない」
- 「重さはあるけれど、それを感じさせないくらいスムーズに走れる」
多くのユーザーが「快適性」と「安定性」のバランスを高く評価しています。一方で、「スピード練習には向かない」「もう少し軽ければ完璧」といった声も見られます。つまり、軽量で反発力重視のシューズを求めるランナーよりも、足に優しいクッションを求める人向けのモデルだといえます。
サイズ感とフィット感 ― 幅広・甲高にも優しい設計
サイズ選びについては、多くのランナーが「普段履いているアシックスシューズと同じサイズでOK」と回答しています。
伸縮性のあるメッシュアッパーと柔らかな履き口によって、足全体を包み込むようなフィット感があります。
また、日本人に多い幅広・甲高タイプの足型にも対応しやすい設計。ワイド(2E)やエクストラワイド(4E)などのサイズ展開があるのも嬉しいポイントです。
ただし、一部では「前足部が少し狭く感じる」との声もあるため、つま先に余裕を持たせたい人はワイドモデルを選ぶのがおすすめです。
ニンバス26の気になる点 ― 重さと通気性
完璧に思えるアシックス ニンバス26にも、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、重量です。メンズモデルで約303g、ウィメンズで約262gと、ランニングシューズとしてはやや重め。軽さを最重視するランナーにとっては、少しもっさり感じるかもしれません。
また、アッパーの通気性はやや控えめで、真夏のランニングでは少し蒸れやすいとの意見も見られます。
このため、スピード練習や短距離レース向けではなく、あくまで「ゆったり走る」「疲労を軽減する」「長く走る」用途に最適な設計といえるでしょう。
前作ニンバス25との違いと改良点
前モデル「アシックス ニンバス25」からの変更点は一見わずかですが、細かい部分に改良が加えられています。
- アウトソール素材が新しくなり、グリップ力と耐久性がアップ
- 履き口の構造が見直され、足当たりがよりソフトに
- ミッドソール素材は同じFF BLAST+ ECOだが、踏み心地がややしっかりした印象
- 全体的にフィット感がややタイトになり、ホールド感が強化
「劇的な進化」というよりは、“完成度をさらに高めたマイナーチェンジ”という表現が近いです。前作に満足していた人には買い替えの必要性は薄いかもしれませんが、初めてニンバスを履く人にとっては非常に完成度の高い一足です。
ニンバス26はどんな人におすすめ?
向いている人
- ジョギングやLSDなど、長距離をゆっくり走ることが多い
- クッション性・衝撃吸収性を最重視している
- 膝や足首への負担をできるだけ減らしたい
- 幅広や甲高の足型で、快適に履けるシューズを探している
- ランニングだけでなく、ウォーキングや立ち仕事でも使いたい
向かない人
- 軽量で反発力のあるスピード系シューズを探している
- 通気性を重視し、夏場でも快適に走りたい
- 短距離レースやスピード練習中心のランナー
総評 ― アシックス ニンバス26は「安心して距離を踏める」快適系シューズ
アシックス ニンバス26は、まさに「足を守るためのシューズ」と言える存在です。
長距離を走るとき、ジョグやリカバリーランをするとき、あるいは通勤やウォーキングなど日常の移動時でも、抜群の快適性を発揮します。足への衝撃を和らげ、安定した走りをサポートしてくれるこの一足は、ランニングを“楽しむ”ためのパートナーとして最適です。
一方で、スピードや軽さを求める人にはやや物足りないかもしれません。しかし、走る楽しさを感じながら、体をいたわりたい人にとっては、これ以上ない安心感を提供してくれるでしょう。
アシックス ニンバス26の特徴と口コミをおさらい
最後にもう一度まとめると、アシックス ニンバス26は次のような特徴を持っています。
- FF BLAST+ ECOとPureGELによる高いクッション性
- ASICS GRIP採用で雨の日も滑りにくい
- 包み込まれるようなソフトな履き心地
- 幅広対応の柔軟なフィット感
- 長距離・リカバリーラン向けの安定した設計
走りの快適さと安心感を求めるランナーにとって、**アシックス ニンバス26**はまさに理想的な相棒。
これからランニングを始めたい人、あるいは足への負担を減らしたい人にとって、このシューズは長く付き合えるパートナーになるはずです。


