バスケットボールを始めたばかりのジュニア世代にとって、最初の一足をどれにするかはとても大事です。その中でも圧倒的な支持を集めているのが「アシックス ダンクショットMB9」。そして、その後継モデルとして登場したのが「アシックス ダンクショットMB10」です。
この記事では、両モデルの違いや特徴、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。
ダンクショットMB9とは?ジュニアの「はじめの一足」として人気の理由
アシックス ダンクショットMB9は、アシックスが「ミニバスを始める子ども向け」に開発したジュニア専用バスケットシューズです。
特に、足の成長途中にある小中学生にフィットするように設計されており、初めてのバッシュとして定番中の定番と言える存在です。
ジュニア専用ラストでぴったりフィット
アシックスが長年蓄積してきたデータをもとに、子どもの足型に合わせた「ジュニア専用ラスト(木型)」を採用。
かかとが細く、足幅が狭い傾向にある子どもの足をしっかり包み込み、前足部にはややゆとりを持たせています。
この絶妙なバランスが、成長期の足に無理のないフィット感を実現しています。
安定性を高めるミッドカット構造
アシックス ダンクショットMB9は足首をしっかりサポートするミッドカット仕様。ジャンプや着地、方向転換の際に起こりやすいねんざを予防し、初心者でも安心してプレーできる設計になっています。
足首周りにはEVAシートが内蔵されており、やわらかなホールド感と安定性を両立しています。
動きやすく軽い履き心地
24.5cmサイズで片足約265gと軽量。
ミッドソールには柔軟性のある素材を採用し、足裏全体の体重移動を自然にサポートします。
足の筋力がまだ十分でない子どもでも、自然なステップやジャンプがしやすいのが特徴です。
コストパフォーマンスの高さ
価格帯はおよそ5,000〜6,000円と、アシックスのバスケットシューズの中でも手に取りやすい設定。
耐久性と履き心地を兼ね備えつつ、買い替え時期の早いジュニア世代でも負担になりにくい価格帯です。
ダンクショットMB9が長年愛されてきた理由
ジュニアプレーヤーの多くが「初めてのバッシュ」として選ぶ理由には、次のようなポイントがあります。
- 子どもの足に合わせた設計で履きやすい
- 安定性があり、ケガのリスクを減らせる
- 毎日の練習にも耐える丈夫な作り
- 成長期に合わせて買い替えやすい価格設定
さらに口コミを見ると、「足にフィットして動きやすい」「初めてでも安心して履ける」「リピートしている」という声が多く、保護者からの信頼も厚いモデルです。
では、MB10で何が変わったのか?進化したポイントを徹底解説
アシックス ダンクショットMB9の後継として登場したアシックス ダンクショットMB10は、従来の履き心地や安定性を受け継ぎながら、より動きやすく、より安全にアップデートされています。
では具体的に、どんな部分が進化したのでしょうか。
1. 屈曲性が向上してステップが軽く
アシックス ダンクショットMB10では、ミッドソール側面に「スリット(溝)」を追加。
これによりソール全体の屈曲性が大幅に改善され、足の動きに柔軟に追従します。
ダッシュやターン、ドリブル時の切り返しがスムーズになり、俊敏な動きが可能に。
筋力がまだ発達途中のジュニア世代でも、自然な体重移動がしやすい構造です。
2. 足首のサポート力をさらに強化
MB9でも好評だったミッドカット構造を継続しつつ、アシックス ダンクショットMB10では足首周りのフィット感をさらに改善。
内側に厚めのスポンジ、外側には補強パーツを配置することで、ホールド力がアップしました。
激しいプレーでも足首が安定しやすく、ねんざなどのケガを防止します。
3. 成長期の足にやさしいラスト設計を継承
アシックス ダンクショットMB10でもジュニア専用ラストを採用。
つま先部分には余裕を持たせつつ、かかとをしっかりホールドする設計はそのままです。
「MB9でサイズが合っていた子どもなら、そのままMB10に移行しても違和感がない」との評価も多く見られます。
4. 通気性と快適性のアップデート
アッパー素材には軽量で通気性の高いメッシュと人工皮革のコンビを使用。
練習量の多いミニバス世代でもムレにくく、快適な履き心地をキープします。
MB9とMB10の違いを整理すると
違いを簡潔にまとめると、次のようになります。
- ソールの柔軟性:アシックス ダンクショットMB10は屈曲性が高く、動きやすさが向上
- 安定性:足首まわりのフィット性とホールド感が進化
- 履き心地:アシックス ダンクショットMB10はより軽く、通気性にも優れる
- 価格帯:アシックス ダンクショットMB9が5,000〜6,000円前後、アシックス ダンクショットMB10は約8,000円前後
つまり、MB9が「入門用の鉄板モデル」だとすれば、MB10は「成長やレベルアップに合わせて選ぶ次の一足」といえるでしょう。
MB9を選ぶべき人、MB10を選ぶべき人
どちらも優れたシューズですが、目的によっておすすめは変わります。
MB9が向いている人
- バスケットを始めたばかりの初心者
- まだ足の成長が早く、買い替えを前提にしたい
- コスパ重視で練習用に使いたい
アシックス ダンクショットMB9はとにかく「安心して履けるエントリーモデル」。価格も抑えられているので、初めての一足として間違いのない選択です。
MB10が向いている人
- ジュニア中〜上級者で動きが激しいプレーヤー
- 足首の安定感やサポートを重視したい
- ミニバスを本格的に続けたい
アシックス ダンクショットMB10は、俊敏な動きやステップを求める選手に最適。プレーの質を上げたい子どもにぴったりです。
まとめ:アシックス ダンクショットMB9は定番、アシックス ダンクショットMB10は進化形
「アシックス ダンクショットMB9」は、ミニバスを始める子どもにとって最初の一足として完成されたモデル。軽くて履きやすく、足に優しい構造で多くのジュニアに支持されています。
一方で、「アシックス ダンクショットMB10」はその良さを引き継ぎつつ、より動きやすく、より安定したプレーを可能にしたアップデート版です。
もし、これからバスケットを始めるならアシックス ダンクショットMB9を。
もう一歩上のプレーを目指したいならアシックス ダンクショットMB10を。
どちらを選んでも、アシックスならではの品質と安心感は変わりません。
足に合った一足を選び、最高のパフォーマンスを引き出しましょう。


