サッカーを始めたばかりの子どもにとって、最初の一足はとても大切です。どんなシューズを選ぶかで、プレーの楽しさや上達スピードが大きく変わることもあります。そんな「はじめてのサッカーシューズ」として多くの親子に選ばれているのが、アシックスの「ジュニオーレ」シリーズです。
今回は、このシリーズの特徴や選ばれる理由、サイズ選びのポイントまでを詳しく紹介します。
成長期の足に寄り添う「ジュニオーレ」シリーズの基本
アシックス ジュニオーレは、キッズからジュニア年代のサッカー少年少女を対象としたトレーニングシューズです。対象年齢はおおよそ小学校低学年から高学年。サイズ展開は17.0cm〜22.0cmと、まさに“これからサッカーを始める子ども”にピッタリの設計です。
「ジュニオーレ」は、サッカー用(ターフや人工芝対応)とフットサル用(室内対応)の両タイプが用意されています。代表的なモデルには「アシックス ジュニオーレ7 TF(土・人工芝用)」や「アシックス ジュニオーレ7 IN(インドア用)」などがあり、使用シーンに応じて選べるのが魅力です。
履きやすさと安全性を両立する構造
このシリーズの大きな特徴は、なんといっても「履きやすさ」。
多くのモデルにマジックテープ式のベルトが採用されており、靴ひもが結べない年齢でも自分でしっかり履けます。ベルトの付け根部分にはスリットが入っていて、足をしっかり包み込みながらも締めやすい設計。毎日の練習や通学後の着脱がスムーズにできるのは、保護者にとっても嬉しいポイントです。
さらに、アシックスが長年研究してきた「ジュニア専用ラスト(靴型)」を採用。成長期の足は大人とは形が異なり、幅が広く、甲が高くなりがちです。ジュニオーレはそんな特徴を考慮し、足指の自由を妨げないゆとりのあるフィット感を実現しています。
クッション性と屈曲性で足への負担を軽減
子どものサッカーでは、まだ筋力が十分ではないため、靴の構造がパフォーマンスや安全性に直結します。
ジュニオーレシリーズでは、アシックスが得意とする軽量ミッドソールを採用。クッション性に優れ、衝撃を吸収してくれるため、足や膝への負担を減らしてくれます。
アウトソールも柔軟性の高い設計で、蹴る・走る・止まるといった動作が自然に行えるようになっています。特に人工芝や土のグラウンドでは、適度なグリップ力が発揮されるので、転倒や滑りを防ぐ効果もあります。
ジュニアプレーヤーが感じる履き心地のよさ
口コミやレビューでは、「軽くて動きやすい」「ベルト式だから自分で履ける」「走っても足が痛くならない」など、子どもたち自身の満足度も高い傾向にあります。
また、アッパー素材には耐久性の高い人工皮革を使用しているため、泥や水に強く、手入れも簡単。雨の日やぬかるみのあるグラウンドでも安心して使える点も好評です。
見た目にもこだわりがあり、鮮やかなブルーやレッド、イエローなど、子どもが「履きたい」と感じるカラーバリエーションが豊富。お気に入りの色を選ぶことで、練習へのモチベーションも上がります。
ジュニオーレと他シリーズの違い
アシックスには、「DS LIGHT」や「ULTREZZA」など、より上級者向けのスパイクシリーズもあります。これらはパフォーマンスやスピードを追求したモデルで、競技志向の強い中学生以上に向いています。
一方で、ジュニオーレは「育成期」「導入期」に最適化された設計です。靴の柔らかさ、クッション性、履きやすさを重視しており、足を守ることを第一に考えたモデルです。つまり、プレーを支える道具というより、「正しいフォームと足の成長を助ける相棒」と言えます。
サイズ選びとフィット感のコツ
子どもの足は数か月単位で大きくなることもあります。購入時には、実際の足長より0.5〜1.0cmほど余裕を持たせたサイズを選ぶのが理想です。ただし、大きすぎると靴の中で足が動きすぎ、捻挫や靴ずれの原因にもなります。
試着できる場合は、スポーツソックスを履いた状態で、かかとをしっかり合わせ、つま先に指一本分の余裕があるかを確認すると良いでしょう。
マジックテープを締めた際に、足が浮かずにしっかりフィットしているかも大切なポイントです。
初心者におすすめのモデル
ジュニオーレシリーズの中でも特に人気なのが「アシックス ジュニオーレ7 TF」。土や人工芝での使用を想定したモデルで、軽量でクッション性に優れています。
また、体育館や屋内練習に向いた「アシックス ジュニオーレ7 IN」も人気。ソールにノンマーキングラバーを採用しており、床を傷つけにくいのが特徴です。
これらはどちらも7000円前後という価格帯で、コストパフォーマンスにも優れています。耐久性も高く、成長期のワンシーズンをしっかりサポートしてくれる一足です。
保護者目線でのメリット
ジュニオーレが選ばれる理由のひとつは、保護者の扱いやすさです。
マジックテープで脱ぎ履きが簡単なため、朝の準備や試合の着替えがスムーズに。汚れても水拭きで手軽にお手入れできるので、練習後のケアも負担になりません。
さらに、アシックス製という信頼感も大きい要素。子どもの足の成長や安全に配慮したブランド設計が、多くの家庭で支持を集めています。
どんな子に向いているか
ジュニオーレは、以下のような子どもに特におすすめです。
- サッカーやフットサルをこれから始める
- 靴ひもがまだ結べない年齢
- 足幅が広く、一般的なジュニアシューズでは窮屈に感じる
- 屋外・屋内両方の練習を行う
- 長時間履いても足が疲れにくい靴を探している
成長期の足はとてもデリケート。やわらかい骨や筋肉に無理な負担をかけず、自然に動ける靴を選ぶことが、将来的なパフォーマンスにもつながります。
まとめ:アシックス ジュニオーレが「最初の一足」に選ばれる理由
アシックス ジュニオーレ7 TFは、キッズからジュニアまでの子どもが安心して使えるサッカーシューズです。
足の形に合わせた専用設計、履きやすいベルト仕様、優れたクッション性と屈曲性。どれを取っても「子どもの足を守る」ことに特化した設計思想が貫かれています。
これからサッカーを始めるお子さんには、まず“安全で履きやすいシューズ”を選ぶことが何より大切です。その点で、ジュニオーレは間違いなく信頼できるシリーズ。
一歩を踏み出す子どもたちの足を支える存在として、多くの親子に選ばれ続けている理由が、そこにあります。


