2025年に入り、アシックスの安全靴シリーズ「ウィンジョブ(WINJOB)」に新作の動きが見えてきました。軽さ・履き心地・安全性の三拍子をそろえたラインナップで知られるこのシリーズ。今回は、2025年に登場予定、またはすでに一部販売が始まっている最新モデルの情報をまとめ、特徴や発売時期をわかりやすく整理していきます。
アシックス安全靴とは?スポーツ発想の作業靴ブランド
アシックスの安全靴は「ウィンジョブ(WINJOB)」という専用ラインで展開されています。建設現場、工場、倉庫作業などのハードな現場だけでなく、軽作業やDIYにも人気が高いのが特徴。スポーツブランドならではのクッション性とフィット感で、“長時間履いても疲れにくい安全靴”として高い支持を得ています。
アシックス独自のスポーツテクノロジー「FLYTEFOAM」や「GELクッション」など、ランニングシューズと同等の機能が安全靴に応用されており、快適性では他ブランドを一歩リードしている印象です。
2025年登場予定の新作モデル一覧
2025年モデルとして、すでに複数の新作が各通販サイトや最新カタログに掲載されています。ここでは、その中でも注目度の高いモデルを紹介します。
● WINJOB CP311(ローカット・マジックテープタイプ)
2025年春以降に登場が確認されている新作。軽量設計と通気性を両立したローカットモデルで、長時間の作業でも疲れにくいとされています。マジックテープ仕様で着脱がスムーズ。作業中の小まめな脱ぎ履きにも対応できます。
ソールは滑りにくく、油の多い現場にも強い耐油素材。スタンダードながら汎用性の高いモデルです。
● WINJOB CP312(ハイカット・保護重視モデル)
足首までしっかり守るハイカットタイプ。型番1273A111として流通しており、発売価格は17,000円前後。防護性を重視しつつも軽量に仕上がっており、屈曲性の高さもポイントです。
高所作業や足元の安定が求められる環境での使用に適しており、アシックスの安全靴の中でも“保護力重視派”に人気が出そうな一足です。
● WINJOB CP221(軽量&通気性強化モデル)
「軽くて蒸れにくい」ことを最大の特徴とする2025年の注目株。通気メッシュを大胆に取り入れたデザインで、夏場や湿度の高い現場でも快適に履ける構造です。
さらに、靴底には衝撃吸収性に優れた素材を採用。クッション性を高めることで、作業後の足の疲れを軽減する設計になっています。
新作モデルに共通する特徴
2025年モデルのラインアップには、明確な進化の方向性があります。それは「軽量化」「安全性」「快適性」のさらなる融合です。
1. 軽量化とクッション性の進化
従来の安全靴は重く、長時間履くと疲れるという課題がありました。しかし、アシックスはスポーツシューズ技術を転用し、軽さと反発性を両立。
特に「FLYTEFOAM(フライトフォーム)」を使ったソールは、従来比で約10%の軽量化を実現しながら耐久性も確保しています。これにより、一日中動き回る作業現場でも快適さを維持できます。
2. 安全性の向上 ― JSAA規格A種準拠
全モデルが日本安全靴認定機構(JSAA)のA種規格を満たす設計で、先芯入りの堅牢構造。足先をしっかり保護しながら、圧迫感を軽減する新形状のトゥキャップを採用しています。
また、ソールは「耐滑」「耐油」仕様で、濡れた床や油の多い現場でも安定したグリップ力を発揮します。
3. 通気性・防水性の選択肢が拡大
アシックス安全靴の2025年ラインナップでは、「通気性重視タイプ」と「防水タイプ」が明確に分かれています。
例えば、CP221のようなメッシュ仕様は通気性を重視する夏場向け。一方で、防水性を求めるユーザーには「GORE-TEX(ゴアテックス)」採用モデルが登場。雨天作業や屋外現場にも対応可能です。
4. 多様なデザイン展開
以前の「作業靴=地味」という印象は過去のもの。アシックスはカラーバリエーションにも力を入れており、ホワイト、レッド、ブルーなどファッション性の高い配色が増えています。
また、BOAシステム搭載モデル(ダイヤル式でワンタッチ着脱)も継続的に追加され、現場での利便性とデザイン性を両立しています。
発売時期と今後の新作スケジュール予測
2025年の新作は、すでに「秋冬カタログ」に掲載されているモデルが中心ですが、春夏にも追加ラインが登場する可能性があります。アシックスの安全靴は年に2回、春夏(SS)・秋冬(AW)でカタログが更新されるため、次の新作発表は2025年3月頃に行われる見込みです。
特に、BOAシステム+GORE-TEX搭載の高機能モデルは、これからのトレンドとして注目されています。防水・透湿・快適性の3点を兼ね備えた“全天候型安全靴”は、今後の新作の中心テーマになると考えられます。
どんな人におすすめ?用途別の選び方
アシックスの安全靴は、用途や職種によって最適モデルが異なります。新作モデルの特徴を踏まえ、タイプ別におすすめを整理します。
- 軽作業・倉庫・配送業向け:WINJOB CP311
→ 軽量かつ脱ぎ履きしやすい。日常的な倉庫業務にも快適。 - 建設・高所作業向け:WINJOB CP312
→ 足首のホールド性と保護性能を両立。耐滑ソールで安全性も高い。 - 夏場や通気性重視派:WINJOB CP221
→ メッシュアッパーで蒸れにくく、軽快な履き心地。 - 雨天や屋外作業が多い人:GORE-TEX採用モデル
→ 防水・透湿機能により、悪天候でも快適に作業可能。 - 脱ぎ履きの多い現場・スピード重視派:BOA搭載モデル
→ ワンタッチでフィット調整可能。作業効率を向上。
今後の注目ポイント ― アシックス安全靴はどこまで進化するのか
2025年以降のアシックス安全靴には、さらなる進化の兆しが見えています。
特に注目すべきは、AIを活用した足型解析とカスタムフィットモデルの展開。スポーツシューズではすでに導入が進んでおり、安全靴にもその流れが来る可能性があります。
また、環境負荷を抑えたリサイクル素材の採用も広がっており、「サステナブル安全靴」としての価値も高まりそうです。
これまで“現場で履く機能靴”だった安全靴が、“働くすべての人の快適シューズ”へと変化していく流れの中で、アシックスの存在感は一層強まるでしょう。
アシックス安全靴の新作情報まとめと購入タイミング
最後に、2025年の新作動向をもう一度整理します。
- WINJOB CP311・WINJOB CP312・WINJOB CP221などの新作が登場
- 防水・通気・軽量など用途別に進化したラインナップ
- 春夏・秋冬の年2回、新作カタログが更新される見込み
- BOA搭載、防水仕様、軽量設計の複合モデルに注目
今後の購入を検討している方は、2025年春〜夏にかけての追加発表を待ちつつ、現行の新作ラインから自分の用途に合ったモデルを選ぶのがおすすめです。
アシックス安全靴の新作情報は今後も随時更新されるため、カタログや公式ストアの動きを定期的にチェックしておくとよいでしょう。2025年は、安全性と快適性を両立した“次世代のワークシューズ元年”になるかもしれません。


