アシックス好きなら毎年気になるのが、新作ラインナップが詰まったカタログ。2025年版では、定番モデルの進化系からファッションブランドとのコラボ、さらにはショップ限定の別注モデルまで、多彩な展開が登場しています。今回は、その中でも注目度の高いモデルや見逃せないポイントを中心に紹介していきます。
アシックスの2025年カタログが注目される理由
2025年はアシックスにとって「変化と進化の年」と言えるほど、各カテゴリーで刷新が進んでいます。
ランニング、ライフスタイル、コラボレーション、そしてアパレルまで。特に、機能性とデザイン性の両立がキーワードになっており、アスリートだけでなく日常履きやファッション層にも届く内容になっています。
従来の紙冊子型カタログではなく、公式サイトでは「デジタルカタログ」として春夏・秋冬のシーズンごとに公開されています。これにより、モデルごとの詳細画像やスペックをスマホやPCで手軽に閲覧できるようになりました。
GEL-KAYANO 14など、定番モデルのアップデートが熱い
長年アシックスの代名詞として愛されてきたGEL-KAYANO 14シリーズは、2025年版でもしっかり進化を遂げています。
- GEL-KAYANO 14
新色「Cream/Blue Coast」が追加され、クッション性と安定感をキープしつつ、街履きにも馴染むファッション性をプラス。もともとランニング用として高評価を得てきたモデルが、より幅広い層に向けたデザインに進化しています。 - GEL-NIMBUS 10.1
ランナー向けの上級クッショニングモデル。蛍光イエローなどの鮮やかなカラー展開が話題で、ファッション性と走行性能を両立。普段履きにもランニングにも使える万能型です。 - GEL-CUMULUS 16
軽量性とデザイン性を両立させた新バージョン。グラフィックパターンや花柄のアッパーなど、女性ランナーに人気が集まりそうなシリーズです。
これらのモデルは機能性だけでなく、ファッションスニーカーとしての完成度も高く、街でも映えるのが2025年の特徴。アスリートとファッションユーザーの垣根を越えた展開が見られます。
復刻とリファインが生む“新しい懐かしさ”
2025年のアシックスは、過去の名作を現代の技術でリファインしたモデルが多数登場しています。
2000年代初期のデザインを再構築しつつ、クッションや通気性、安定性などは最新のスペックへ。
- GEL-NYC
2000年代のランニングシューズを現代風にリデザイン。アースカラーとミッドソールのアクセントが特徴で、ファッション誌でも多数取り上げられています。 - GEL-KINETIC FLUENT
ハイテクなGELパーツが印象的な一足。レトロなフォルムに最新素材を融合させた「ハイブリッド・ハイテクスニーカー」として人気上昇中です。 - GEL-DS TRAINER 14
軽量で反発性が高く、トレーニングにも街歩きにも使える万能モデル。シンプルなモノトーンカラーがスタイリングを選ばず、男女問わず評価されています。
この“復刻×最新技術”という方向性は、アシックスがスポーツブランドでありながらファッション分野でも支持を広げる原動力になっています。
コラボモデルが続々登場、ファッション界との融合が加速
2025年はコラボレーションの当たり年。ファッションブランドやデザイナーとの協業により、アシックスはさらに多面的な魅力を放っています。
- TOGA × ASICS GEL-NYC
2025年10月に発売されたコラボGEL-NYCは、ウエスタン調の装飾やメタルパーツがアクセント。3色展開で、モード系ファッションとの相性も抜群です。 - Kiko Kostadinov × ASICS GEL-KIRIL III
3月発売のモデルは、実用性とデザイン性の両立がテーマ。安全靴の構造を取り入れたアッパー設計が特徴で、ファッション誌やスニーカーコレクターの間で話題になりました。 - ショップ別注・限定カラー
直営限定、セレクトショップ別注、オンライン限定など、入手経路ごとに異なる限定モデルが数多く登場。これらは公式カタログに掲載されない場合もあり、ファンの“発掘欲”を刺激します。
アシックスは今や「スポーツ×ファッション」の交差点に立つブランド。2025年カタログを眺めるだけでも、ブランドの進化を実感できます。
全天候対応モデルにも注目!GORE-TEX仕様や防滑ソールの拡充
日本の気候を考慮し、雨や雪の日でも快適に履けるモデルが拡充しています。
- GEL-PTG GTX
防水透湿素材のGORE-TEXを採用し、雨天でも快適な履き心地。アシックスのバスケットヘリテージを継承しながら、全天候型スニーカーとして人気が高いです。 - GT-2160 NS
軽量かつ通気性が高く、梅雨時期や夏の湿度にも強い。メッシュ素材を多用し、足蒸れを軽減します。スポーティで爽やかな印象の新色が追加されています。
こうした機能系モデルは、日常履きだけでなく通勤や通学シーンにも向いており、シーズンごとの需要に対応しています。
アパレル&ライフスタイルラインの進化
2025年版カタログでは、スニーカーだけでなくアパレルの存在感も大きくなっています。
ランニングウェア、トラックジャケット、ショーツ、キャップなど、シューズと合わせたトータルコーディネート提案が進化。特に「ASICS SportStyle」ラインでは、都会的でシンプルなシルエットが支持されています。
さらに、素材面でもサステナブル化が進行。リサイクルポリエステルや植物由来素材の採用など、環境配慮型のアイテムが増加中です。
この動きは企業としての姿勢だけでなく、消費者の意識変化にもマッチしており、アシックスが「次の時代のライフスタイルブランド」へと進化していることを示しています。
カタログから見えるアシックスの戦略とブランドメッセージ
アシックスカタログ2025を通して浮かび上がるのは、スポーツブランドの枠を超えた“総合的ライフスタイル提案”です。
- 機能性+デザイン性の両立
- アスリート層からファッション層への拡大
- サステナブル素材とデジタル展開による新時代対応
従来の「走る人のための靴」から、「すべての人のための快適な一足」へ。
アシックスがこれほどまでに注目される背景には、技術力と時代感覚の両方を融合させたブランド戦略があります。
まとめ:アシックスカタログ2025年版を徹底解説!新作スニーカーや限定モデルの見どころ紹介
2025年版のアシックスカタログは、単なる新作リストではありません。
ランニング、ファッション、コラボ、環境配慮――そのすべてが詰まった「ブランドの今」を映す総合ガイドです。
これからシューズを選ぶ人にとっても、最新トレンドを知りたいファンにとっても、チェックする価値は十分。
公式サイトのデジタルカタログでは随時更新されているため、気になるモデルはこまめに確認してみるのがおすすめです。
アシックスが描く2025年のビジョン。その一端を知るには、このカタログを開くのがいちばんの近道かもしれません。


