「アシックス」と聞くと、ランニングシューズやスポーツシューズを思い浮かべる人が多いかもしれません。けれど、今アシックスは“おしゃれコーデに使えるスニーカー”としても人気を集めています。
街で見かけるファッション好きの足元に、アシックスのロゴが光っていることも珍しくありません。
この記事では、季節別の着こなしやおすすめモデルを中心に、アシックスをおしゃれに取り入れるコーデのコツを紹介します。
アシックスが「おしゃれスニーカー」として注目される理由
アシックスは日本発のスポーツブランドですが、ここ数年でファッションスニーカーとしての存在感が一気に高まりました。
その理由は、大きく分けて3つあります。
まず1つ目は、機能性とデザイン性の両立。
ランニングシューズで培われた技術がベースにあるため、クッション性や安定感が抜群。それでいて、ストリートにも馴染む洗練されたデザインが多く、長時間歩いても快適です。
2つ目は、トレンドとの親和性。
近年のファッションでは「ダッドスニーカー」「厚底」「スポーツMIX」など、ボリューム感のある靴が主流。アシックスの代表的なモデルである「GEL-KAYANO 14」シリーズや「GEL-NYC」は、この流れにぴったりハマります。
そして3つ目は、シンプルで合わせやすいカラー展開。
ホワイトやグレー、ブラックなど、どんな服装にも馴染む色が多く、「スニーカーを主張しすぎずにおしゃれに履ける」点が支持されています。
おしゃれコーデに使える代表的なアシックススニーカー
ここでは、ファッション感度の高い人たちが愛用している人気モデルをいくつか紹介します。
GEL-KAYANO 14
2000年代のランニングシューズをベースにした復刻モデル。
メタリックなアッパーと厚みのあるソールが特徴で、ストリートやモード系コーデにもしっくり馴染みます。
デニムやワイドパンツ、カーゴパンツなど、ボリュームのあるボトムスと合わせるとバランスが良いです。
GEL-NYC
都会的でクリーンな印象のある一足。
モノトーンコーデやきれいめスタイルにも合わせやすく、「スニーカーを履いても大人っぽく見せたい」人におすすめ。
春や秋の軽めジャケットコーデにもよく合います。
JAPAN S
クラシックなコート系デザインが特徴。
アシックスの中でも特にベーシックな見た目で、初めてファッションスニーカーに挑戦する人にも向いています。
白Tシャツ×デニムのようなシンプルな服装に合わせると、清潔感のある印象になります。
これらのモデルはどれも「スポーツブランドの靴」という印象を超えて、日常ファッションに自然に溶け込むのが魅力です。
春のアシックスコーデ：軽やかに、ナチュラルに
春は気温が上がり始め、服装が一気に軽くなる季節。
スニーカーを主役にした“抜け感コーデ”が楽しめます。
おすすめは、GEL-NYCやJAPAN Sのような軽快なスニーカー。
トップスはシャツやスウェット、薄手のニットなどを合わせ、ボトムスは明るめのベージュやライトグレーでまとめると春らしい雰囲気に。
足元を白系スニーカーで軽く見せると、全体の印象がグッと明るくなります。
夏のアシックスコーデ：軽装でも品をキープ
暑い季節でも、足元をきちんと見せることで“だらしなさ”を回避できます。
Tシャツとショートパンツのラフな組み合わせでも、アシックスのスニーカーを合わせるだけで、清潔感のある大人カジュアルに変わります。
特にホワイトやベージュのスニーカーは夏コーデとの相性抜群。
足首を見せるクロップドパンツやワンピーススタイルにも合い、スポーティすぎず爽やかに仕上がります。
夏は靴下を薄手にしたり、素足風で履いたりして抜け感を意識するとバランスが取りやすいです。
秋のアシックスコーデ：深みのあるカラーで季節感を出す
秋は重ね着を楽しめる季節。
アシックスのボリュームスニーカーが最も映える時期でもあります。
GEL-KAYANO 14のような存在感のあるモデルを使い、上半身にはジャケットやカーディガン、ニットをプラス。
色味はブラウン、カーキ、チャコールなどの“秋カラー”を基調にすると、全体がまとまります。
足元のスニーカーをグレーやブラックにすると、大人っぽい雰囲気が強調され、季節のムードにもぴったり。
冬のアシックスコーデ：重めのアウターと好バランス
冬は厚手のコートやダウンなど、ボリュームのあるアウターを着る季節。
そんなときこそ、足元にも存在感のあるスニーカーがちょうどいいバランスを作ってくれます。
GEL-KAYANO 14などの厚底タイプは、アウターの重量感と自然に調和。
モノトーンのスタイルに取り入れると都会的な印象になります。
また、JAPAN Sのようなシンプルなモデルなら、ダークカラーの服装に“抜け”を作ることもできます。
寒い時期はウールパンツやコーデュロイパンツなど素材感のあるボトムスを選ぶと、全体がぐっと冬らしくなります。
アシックスコーデをおしゃれに見せる3つのポイント
- 全体のボリュームバランスを意識する
厚底スニーカーは足元にボリュームが出るため、上半身はすっきりまとめるとスタイルがよく見えます。
逆に細身のスニーカーを選ぶなら、オーバーサイズのトップスやワイドパンツを合わせてもOKです。 - スニーカーのカラーと服のトーンを合わせる
ホワイト系スニーカーならライトカラーの服、ブラック系ならダークトーンで統一すると、コーデ全体が引き締まります。
小物（バッグ・キャップ）も同系色でそろえると、よりまとまりが生まれます。 - 清潔感を保つ
いくらおしゃれでも、汚れたスニーカーは印象を下げます。
アシックスのスニーカーは素材が丈夫でお手入れしやすいモデルが多いので、定期的にクリーニングして長く履きましょう。
シーン別おすすめスタイル
- 通勤・通学：JAPAN SやGEL-NYCのような落ち着いたモデルが最適。スラックスやチノパンと好相性。
- 街歩き・買い物：GEL-KAYANO 14などクッション性のあるタイプを。長時間歩いても疲れにくい。
- 旅行・レジャー：軽量で歩きやすいモデルを選ぶと安心。ストレスのない移動コーデに。
- デート・カフェ巡り：清潔感重視。ホワイトスニーカーで清楚かつ爽やかにまとめる。
どのシーンでも、“頑張りすぎない自然体のファッション”が今の気分です。
アシックスのスニーカーで作る「自分らしいおしゃれ」
アシックスの魅力は、ブランドの信頼性や履き心地の良さだけではありません。
一人ひとりのライフスタイルに寄り添いながら、コーデの幅を広げてくれるところにあります。
シンプルな服でも、足元をアシックスに変えるだけで印象が変わる。
そんな「小さな変化でおしゃれになれる実感」が、アシックスコーデの最大の楽しさです。
“機能的でおしゃれ”という新しい価値観が浸透している今、スニーカーを中心にしたコーデは季節を問わず楽しめます。
ぜひお気に入りの一足を見つけて、自分らしいスタイルを完成させてみてください。
まとめ：アシックス コーデで快適さとおしゃれを両立
アシックスのスニーカーは、季節を問わずさまざまなコーデに合わせられる万能アイテムです。
春は軽やかに、夏は爽やかに、秋は深みを、冬は重厚感を――。
それぞれの季節に合わせて着こなしを工夫すれば、スニーカー一足で印象を自在に変えられます。
おしゃれは足元から。
履き心地もデザインも妥協しない「アシックス コーデ」で、毎日のスタイルをもっと快適に、もっと自分らしく楽しんでみましょう。
