バスケットボールをしていて「靴の横幅がきつい」「足の甲が痛くなる」と感じたことはありませんか？
特に日本人は足幅が広い人が多く、海外メーカーの細めバッシュではフィット感に悩むケースがよくあります。
そこで今回は、幅広プレイヤーにぴったりなアシックスのワイドバッシュを徹底解説。
「どのモデルを選べばいいか分からない」という方でも、自分に合う一足が見つかるように詳しく紹介していきます。
なぜワイドバッシュが必要なのか？幅広足型に合うシューズ選びの重要性
バスケットは急な方向転換やジャンプ、着地が多いスポーツ。
そのため、靴が合っていないとパフォーマンスの低下だけでなく、足への負担やケガのリスクも高まります。
特に「足囲（足の幅）」が広い人は、一般的なバッシュを履くと次のようなトラブルが起こりがちです。
- 足の側面が圧迫されて痛い
- 長時間履くと指先がしびれる
- 靴内で足が前後にずれて安定しない
こうした悩みを解決するのが「ワイド設計のバッシュ」です。
足幅に余裕を持たせながらも、アシックスのような設計思想ではホールド性や安定感を犠牲にしないよう工夫されています。
アシックスのワイドバッシュが人気な理由
アシックスのバスケットシューズは、日本人の足型を研究して開発されています。
特徴的なのは、足幅や甲の高さに合わせて複数のウイズ（足囲）を用意している点です。
- STANDARD（2E相当）
- WIDE（3E相当）
- EXTRA WIDE（4E相当）
つまり、細身から超幅広まで選べるようになっているのが大きな強み。
また、アシックスは日本の体育館フロアに最適なグリップ性や安定感のあるソール設計を得意としており、ワイドでもしっかりした履き心地を実現しています。
さらに、最新モデルでは軽量素材「FLYTEFOAM」を採用。
これにより、ワイドでも重さを感じにくく、スピードプレーにも対応できるよう進化しています。
ワイドバッシュを選ぶときのチェックポイント
幅広の靴を選ぶときに見落とされがちなポイントがいくつかあります。
快適にプレーするために、以下の点を確認しておきましょう。
- 足囲（ワイズ）を正確に測る
自分の足の幅を知らずに「とりあえず大きめ」を選ぶと失敗します。
裸足で足囲を測り、アシックス公式のサイズガイドで確認するのがおすすめです。 - サイズだけでなくホールド感も重視
幅に余裕がありすぎると、動いたときに靴の中で足がズレます。
サイドサポートや紐の締め具合でしっかり固定できるモデルを選びましょう。 - 通気性・軽さも確認
ワイド設計の靴は生地が厚くなりやすい傾向があります。
メッシュアッパーなど、通気性の良いタイプを選ぶと蒸れにくく快適です。 - レビューや試着でフィット感を確かめる
同じ「ワイド」でもモデルによって感覚が違うので、実際の口コミやショップでの試着が重要です。
アシックスのワイドバッシュ厳選5モデル
ここからは、数あるアシックスの中でも特に人気・評価の高いワイドモデルを5足紹介します。
どれも幅広プレイヤーの強い味方になる定番ラインです。
1. GELHOOP V17 EXTRA WIDE
アシックスのロングセラーモデル「GELHOOP」シリーズの最新作。
日本人の足型に合わせたエキストラワイド設計で、4E相当の幅広さを誇ります。
- ミッドソールに軽量素材「FLYTEFOAM」を採用
- トラスティック構造で安定感を強化
- 通気性の高いメッシュアッパーで長時間プレーも快適
軽量で動きやすく、幅広でも安定性を損なわないバランス設計。
「幅広×軽量×安定」を求めるプレイヤーに最適な一足です。
2. GELHOOP V16 EXTRA WIDE
前モデルながら、依然として高い人気を誇る定番バッシュ。
価格が手頃で、初めてのワイドバッシュにもおすすめです。
- クッション性と反発力のバランスが良く、部活プレイヤーにも最適
- FLYTEFOAMによる軽さで、疲れにくい設計
- 耐久性が高く、毎日の練習にも使いやすい
「コスパで選ぶならこれ」と言われる理由は、信頼性と履きやすさの両立にあります。
3. UNPRE ARS 2 WIDE
切り返しの速いプレイヤー向けに開発された、高機能バッシュ。
サイドの補強構造「ウォール」が足の横ズレを防ぎ、安定した動きをサポートします。
- 激しいステップやディフェンス時もブレにくい
- WIDE設定で、3E相当の幅広設計
- ソールのフラット構造が安定感を高める
横方向の動きに強く、フォワードやセンタープレイヤーに特におすすめ。
足幅が広くても安心して踏ん張れる安定感が魅力です。
4. NOVA SURGE 3
アシックスのハイパフォーマンスモデル。
ワイド表記はないものの、アシックスらしい余裕のあるラスト設計で、幅広プレイヤーからも高評価を得ています。
- FLYTEFOAM BLAST+による高反発クッション
- 大型ヒール構造でジャンプ着地時の衝撃を緩和
- モダンなデザインでストリートユースにも人気
特に「軽快に動けるワイド系シューズ」が欲しい人にはぴったり。
競技用としても外履き兼用としても使いやすい万能タイプです。
5. GELBURST 28
長年愛されるアシックスの定番ライン「GELBURST」シリーズ。
28代目となるこのモデルは、安定性・グリップ力・ホールド感の三拍子がそろっています。
- 底面の広いソールが接地安定性を向上
- クッション性の高いゲル構造を搭載
- 一部サイズでワイド展開あり
特にリバウンドやポストプレー中心のプレイヤーに好まれ、安定重視の幅広モデルとして根強い人気があります。
ワイドバッシュを履くメリットと注意点
メリット
- 足幅に余裕ができ、圧迫感や痛みが減る
- 長時間プレーでも疲れにくい
- 足の自然な動きを妨げにくく、踏ん張りやすい
注意点
- 幅広すぎると靴内で足が動き、安定感が失われる
- 紐の締め方や中敷きの調整でフィット感を補うことが大切
- 「大きめサイズ＝ワイド」とは限らないため、必ず足囲で確認すること
「ワイドだから緩くて快適」というよりは、「自分の足幅に合うことで自然にフィットする」という考え方が大切です。
幅広プレイヤーにおすすめの選び方とアドバイス
- ポジションで選ぶ
スピード重視のガードなら軽量タイプ、リバウンド重視なら安定性重視のモデルを選ぶと良いでしょう。 - 価格帯で選ぶ
練習用にはコスパの良いGELHOOP V17 EXTRA WIDEシリーズ、試合用には機能重視のUNPRE ARS 2 WIDEやNOVA SURGE 3が人気です。 - デザイン性もチェック
最近のアシックスはデザイン性が高く、オフコートでも履けるモデルが増えています。 - レビューを参考にする
足型は個人差が大きいので、実際の使用者の声は非常に参考になります。
まとめ：アシックスのワイドバッシュで快適なプレーを！
足幅が広いプレイヤーにとって、シューズ選びはパフォーマンスを左右する重要な要素です。
アシックスのワイドバッシュは、日本人の足型に合わせた設計と確かな品質で、多くのプレイヤーに支持されています。
特に今回紹介した5モデルは、快適さ・安定感・軽さのバランスが抜群。
自分の足に合う一足を見つけることで、プレー中のストレスが減り、より自在な動きが可能になります。
最後にもう一度――
「アシックスのワイドバッシュ」は、幅広プレイヤーの強い味方。
自分の足に合ったシューズを選び、コートで最高のパフォーマンスを発揮しましょう。
