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アシックスのファブレとは?復刻モデルの魅力と人気カラーを詳しく紹介

アシックス ファブレ」という名前、聞いたことがありますか?
スニーカーファンの間では、70〜80年代を象徴する名作として知られ、近年では“復刻モデル”としても再び注目を集めています。この記事では、ファブレの誕生背景から復刻モデルの特徴、そして人気カラーまでを詳しく紹介します。歴史あるアシックスの名作スニーカーが、なぜ今も愛され続けているのかを一緒に見ていきましょう。


ファブレの誕生背景と名前の由来

ファブレ(FABRE)」とは、アシックスが1970年代に発表したバスケットボールシューズのシリーズ名です。
当時の日本では、まだ軽量で高機能な競技用バスケットシューズが少なく、ファブレはその分野を切り拓いた革新的な存在でした。

名前の由来は “Fast Break” の略とも言われており、バスケットボールのスピーディーな動きを支える軽量性と俊敏さを象徴しています。アシックスが誇るテクノロジーを結集し、選手が素早く動けることを目的に作られたシューズでした。


ファブレが生んだ名作「FABRE POINTGETTER」シリーズ

1980年代に登場した「FABRE POINTGETTER」は、ファブレシリーズの代表作です。
1983年に発売され、瞬く間に多くのバスケットボールプレーヤーから支持を集めました。特に高校・大学の部活動や社会人リーグなどで履かれていた方も多く、当時の“体育館シューズの定番”といえばファブレという時代もありました。

ファブレポイントゲッターは、クッション性と安定性のバランスが非常に優れており、ジャンプやストップなどの激しい動きにも対応するグリップ力を備えていました。さらに、シンプルながらも力強いアシックスストライプのデザインが印象的で、履きこむほどに味わいが出るレザーの質感も魅力のひとつでした。

このモデルは競技用だけでなく、当時の若者文化やストリートファッションにも影響を与え、アシックスの名を世界に広めるきっかけにもなったといわれています。


日本人の足型に合わせた「FABRE JAPAN」

もうひとつ忘れてはいけないのが「FABRE JAPAN」です。
1982年に発売されたこのモデルは、日本人選手の足型データをもとに開発されました。フィット感に特化したラスト(木型)を採用し、日本人特有の足幅の広さに対応する設計が特徴です。

当時としては珍しい“人間工学的アプローチ”が取り入れられており、履いた瞬間から足に吸い付くようなフィット感を実現。まさに「日本人のためのシューズ」と呼ぶにふさわしいモデルでした。

この思想は、のちのアシックスランニングシューズやウォーキングシューズにも受け継がれ、現在の製品にも脈々と生きています。


ファブレの復刻モデルが人気を集める理由

時代は流れ、現代のスニーカーシーンでもファブレの名は再び脚光を浴びています。
そのきっかけとなったのが、2020年に登場した「FABRE CLASSIC(ファブレ クラシック)」シリーズです。

このモデルは、1975年に誕生した初代「FABRE BL-L」をベースにデザインを現代的に再構築した復刻モデル。
レトロなシルエットをそのままに、ミッドソールやアッパー素材には現代のテクノロジーを取り入れており、快適な履き心地を実現しています。ソールにはグリップ力の高いラバーを使用し、見た目以上に歩きやすいのも特徴です。

また、アッパー素材には耐久性と軽量性を両立したTyvek(タイベック)を採用したモデルもあり、ヴィンテージの風合いとモダンな機能性を兼ね備えています。これにより、ファブレは“ただの懐古的スニーカー”ではなく、“現代のライフスタイルに溶け込むレトロシューズ”として再評価されているのです。


ファブレの人気カラーとおすすめの選び方

復刻版ファブレには、さまざまなカラーバリエーションがあります。なかでも人気が高いのが以下の3系統です。

  • ホワイト×ネイビー
    クラシックで清潔感のある定番カラー。アシックスストライプが際立ち、どんな服にも合わせやすい万能カラーです。
  • ホワイト×レッド
    スポーティーで力強い印象。1980年代のオリジナルモデルを彷彿とさせ、ファンからの支持も厚い人気配色です。
  • ベージュやアイボリー系のヴィンテージカラー
    ファッション性を重視する人に人気のカラー。くすみ感のある色味がコーディネートに柔らかさを加えてくれます。

カラー選びのポイントは、自分のライフスタイルに合わせること。
通勤・通学用なら清潔感のあるホワイト系、カジュアルファッションに合わせたいならヴィンテージカラー、ストリートやスポーツミックスを楽しみたい人はレッドやブラック系を選ぶと雰囲気が出ます。


ファブレが持つ“日本的美学”と現代的価値

ファブレは単なる復刻スニーカーではなく、日本ブランドらしい“控えめな美しさ”を持っています。
奇抜さではなく、機能性とバランスを重視するアシックスの哲学が詰まっており、そのデザインはどこか懐かしく、どこか新しい。

特に若い世代のスニーカーファンの間では、「他人と被らない日本製の名作」として注目されています。
また、海外でもOnitsuka Tigerを中心に“ジャパニーズ・ヘリテージ”を打ち出した展開が進み、ファブレのようなアーカイブモデルへの関心が高まっています。

時代が変わっても、アシックスのファブレが持つストーリーと確かな作りは色あせません。履くたびに感じるクラシックな味わいは、流行を超えた普遍的な魅力を放っています。


ファブレを通して感じるアシックスの原点

アシックスのファブレは、単なるスニーカーの復刻ではなく、ブランドの原点を再確認させてくれる存在です。
競技用シューズとして誕生し、時代を超えてライフスタイルシューズへと進化。そこには「良い靴は人を導く」というアシックスの理念が一貫して流れています。

現代のファブレは、ファッションアイテムとしても、歩きやすく快適なデイリースニーカーとしても活躍します。
もし“レトロなスニーカーを探しているけど、派手すぎない日本ブランドがいい”と思っているなら、ファブレはまさにその理想にぴったりの一足です。


アシックスのファブレとは?復刻モデルの魅力と人気カラーを詳しく紹介

改めてまとめると、アシックスのファブレとは——
1970〜80年代に誕生した日本を代表するバスケットボールシューズであり、現在では復刻モデルとして再び注目されている名作スニーカーです。
その魅力は、歴史あるデザインと現代的な履き心地の融合にあります。

クラシックなルックス、上質な素材、日本人の足に合うフィット感。
これらが重なり合うことで、ファブレは“懐かしさと新しさ”を両立する唯一無二の存在として、今も多くのファンに愛され続けています。

アシックスのファブレを通して、ブランドが大切にしてきた“日本の靴づくりの精神”を感じてみてください。
それはきっと、これからのあなたのスタイルにも自然に溶け込む一足になるはずです。

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