バレーボールで「安定感」は何よりも大切。激しいジャンプや着地、素早い方向転換を繰り返すこのスポーツでは、足元の安心感がプレーの質を左右します。そこで今回は、国内外の選手に支持される「アシックスのバレーボールシューズ」に注目。最新モデルの特徴や選び方、人気の理由をじっくり紹介していきます。
アシックスが選ばれる理由は「日本人の足に合う安定設計」
アシックスの最大の強みは、長年にわたるスポーツ科学の研究に基づく“足型設計”です。神戸にあるスポーツ工学研究所で、ジャンプの衝撃や横の動きのデータを分析し、競技特性に合わせてシューズを作り込んでいます。
特にバレーボールでは、以下の3点が重視されています。
- グリップ力:床との密着性を高め、滑りを防止。動き出しがスムーズで、ブレーキも効きやすい。
- クッション性:着地時の衝撃を吸収し、膝や足首への負担を軽減。
- 安定性:中足部のねじれやぐらつきを防ぎ、どんな動きでも姿勢を保てる。
この3つの性能を高次元で両立しているのが、アシックスのバレーボールシューズが多くの選手に愛されている理由です。
ジャンプの衝撃を支える「SKY ELITE FF 3」
アタッカーやブロッカーなど、ジャンプを多用するプレーヤーに人気なのが「SKY ELITE FF 3」。
このモデルは、空中戦に強い“着地安定型”の代表格です。
- 厚めのミッドソールが高いクッション性を発揮。
- TWISTRUSS構造が中足部のねじれを抑え、ブレを防止。
- かかとのホールド力が強く、着地時の安定感が抜群。
「少し重いけれど、それ以上に安心感がある」という声が多く、ジャンプ後の着地姿勢が安定することでプレー全体が落ち着くという意見も。
特にスパイクやブロック時の安定感を求めるプレーヤーにぴったりです。
俊敏な動きを求めるなら「ROTE JAPAN LYTE FF 3」
一方で、セッターやリベロなどの俊敏な動きを求めるポジションには「ROTE JAPAN LYTE FF 3」がおすすめ。
このモデルは“軽量性とフィット感”に特化しています。
- アッパーに通気性の高いメッシュ素材を使用し、長時間でも快適。
- ミッドソールに軽量クッション材「FLYTEFOAM」を搭載。
- スリムな形状で足と一体化するようなフィット感。
軽やかで足さばきが良く、瞬発力を生かしたプレーがしやすいのが特徴。学生プレーヤーや女性プレーヤーにも人気です。
小指の外側が痛くなりにくい補強もあり、細身の足にもフィットしやすい構造です。
攻守のバランスを重視するなら「NETBURNER BALLISTIC FF 4」
「ジャンプもスピードも両方ほしい」という欲張りなプレーヤーには、「NETBURNER BALLISTIC FF 4」がバランスの取れた一足。
軽量性と安定性を高いレベルで両立し、攻守どちらの動きにも柔軟に対応します。
- クッションフォーム「FF BLAST PLUS」を採用し、反発力と安定感を両立。
- シームレスなアッパー構造で、足全体を包み込むようなフィット感。
- グリップパターンを最適化し、スライドや切り返しがスムーズ。
中級〜上級者に人気があり、試合でも練習でも使いやすい万能型モデルです。
初心者・学生向けには「GEL-ROCKET」や「UPCOURT 6」シリーズ
バレーボールを始めたばかりの人や、部活で初めてシューズを選ぶ人には、「GEL-ROCKET」シリーズや「UPCOURT 6」シリーズが定番です。
- 軽くて柔軟、履きやすい。
- 必要十分なクッションとグリップを備え、コスパも良い。
- デザインもシンプルで、男女問わず選びやすい。
特に「UPCOURT 6」は、エントリーモデルながら履き心地の良さが高評価。体育館練習や学校用としても人気です。
カットタイプの違いで変わるプレー感覚
バレーボールシューズを選ぶときに見落としがちなのが、「カットの高さ」です。
足首のサポートと動きやすさのバランスが、プレーの質に影響します。
- ローカット:足首が自由に動かせ、俊敏なプレーに向く。リベロやセッター向き。
- ミッドカット/ハイカット:足首をしっかり固定し、着地の安定性を高める。アタッカーやブロッカーにおすすめ。
どちらが正解というより、プレースタイルや好みに合わせて選ぶのがポイント。最近はローカットでも安定性を強化したモデルも多く、軽さと安心感を両立できるようになっています。
サイズ選びとフィット感の注意点
アシックスのシューズは全体的に“日本人の足型”に合わせていますが、モデルによって履き心地は微妙に異なります。
- 軽量モデルはややタイトめ。幅広や甲高の人は0.5cm〜1cm大きめを選ぶと快適。
- 靴下の厚さや中敷きで微調整するのもおすすめ。
- 新品はやや硬めでも、数回の使用でフィットしてくるケースが多い。
試し履きができない場合は、同じアシックスのランニングシューズサイズを基準にすると失敗しにくいです。
人気モデルに共通する「安定感」の秘密
どのモデルにも共通しているのが、「安定感を作る3つの仕組み」です。
- ソールの接地面積を広く取る設計
→ 着地時の体重を分散し、ブレを抑える。 - 中足部の補強構造
→ 横ブレを防ぎ、方向転換時のグリップを高める。 - かかとのホールドとトラス構造
→ 足全体の一体感を保ち、バランスを取りやすくする。
これらは見た目には地味ですが、プレー中に最も効いてくる部分。アシックスの“安定感抜群”という評価は、この地道な設計の積み重ねによるものです。
プレースタイル別のおすすめまとめ
- アタッカー/ブロッカー → SKY ELITE FF 3(着地の安定感)
- セッター/リベロ → ROTE JAPAN LYTE FF 3(軽量・機敏)
- オールラウンダー → NETBURNER BALLISTIC FF 4(バランス型)
- 初心者・学生 → GEL-ROCKET、UPCOURT 6(扱いやすくコスパ◎)
このように、自分のプレータイプを意識して選ぶことで、シューズの性能を最大限に活かせます。
アシックスのバレーボールシューズ特集!安定感抜群の人気モデルを徹底紹介
バレーボールで足元の安定は、プレーの土台です。
ジャンプ力やスピードよりも先に、「しっかり止まれる」「安心して動ける」ことが求められます。
アシックスのバレーボールシューズは、その“安定感”を科学的に支える設計が詰まっています。
足に合った一足を選べば、長時間の練習でも疲れにくく、思いきりプレーに集中できるでしょう。
これから新しいシューズを探すなら、ぜひアシックスのラインナップをチェックしてみてください。きっと、自分のプレースタイルにぴったりの“安定感抜群の一足”が見つかるはずです。


