子どもの成長は本当に早いもの。歩きはじめた頃に履かせていたファーストシューズが、あっという間に小さくなってしまった――そんな経験をした親御さんも多いはず。
今回は、そんな「次の一足」にあたる**アシックスのセカンドシューズ**に焦点をあてて、人気モデルの特徴や、サイズ選びのコツをじっくり解説していきます。
セカンドシューズとは？いつ買い替えるのがベスト？
「セカンドシューズ」とは、歩行が安定してきた子どもが履く“次の靴”のこと。
ファーストシューズは主によちよち歩きの練習用ですが、セカンドシューズは公園遊びや通園など、外でたくさん動くようになった時期に合わせて作られています。
一般的には1歳半〜2歳前後が目安とされ、この頃になると筋力もバランス感覚も発達し、歩くスピードも速くなっていきます。
そのため、足をしっかり支えつつ、動きを妨げない靴が必要になります。
アシックスでは、子どもの発達段階ごとに「FIRST」「BABY」「PRESCHOOL」「JUNIOR」とラインを分けており、セカンドシューズにあたるのは主にSUKU²（スクスク）シリーズのBABY〜PRESCHOOLモデルです。
なぜアシックスのセカンドシューズが選ばれるのか
アシックスのSUKU²シリーズは、「子どもの足を健やかに育てる」という理念をもとに開発されています。
単に小さいサイズのスニーカーではなく、成長段階に合わせた機能が随所に盛り込まれています。
特に評価されているのが次の4点です。
- つま先の広がり
扇形のデザインで足指を自由に動かせる。これが土踏まずや足裏の筋肉を自然に鍛えます。 - しっかりしたかかと構造
まだ未発達な足首をサポートし、正しい歩行姿勢を保ちやすい。 - 軽くて柔軟なソール
子どもが自然に足を曲げ伸ばしできる柔らかさ。屈曲性が高いので、蹴り出しがスムーズ。 - 脱ぎ履きのしやすさ
ベルクロ式のベルトや広い開口部で、子ども自身でも履きやすい設計。
歩行の安定をサポートしながら、足指や足裏の発達を妨げない。こうした設計思想が、長年多くの家庭に選ばれてきた理由です。
セカンドシューズ選びのポイント
1. サイズは「足長＋5〜10mm」が目安
成長期の子どもの足はすぐに大きくなります。
つま先に少し余裕をもたせて、実寸より5〜10mm大きめを選ぶのが基本です。
ただし大きすぎると靴の中で足が動いて不安定になるため、余裕はあくまで“指が自由に動かせる範囲”にとどめましょう。
2. つま先が少し反り上がったソール
子どもはまだ蹴り出しの力が弱いため、靴底のつま先部分が少し反っていると歩きやすくなります。
小さな段差や砂場でもつまずきにくく、自然な体重移動ができるのが特徴です。
3. かかとをしっかり支える構造
よちよち歩きから走る動きへと発展していく時期には、かかとの安定が非常に大事です。
アシックスのセカンドシューズは、ヒールカウンター（かかと補強部）がしっかりしており、足首のぐらつきを防ぎます。
4. 柔らかくて軽い素材
重い靴や硬い靴底は、足指の動きを制限してしまいます。
SUKU²シリーズでは、軽量ソールと柔らかい素材を採用。足の曲がる位置に合わせて屈曲し、自然な動きを助けてくれます。
5. ベルト式で脱ぎ履きしやすい
1日何度も履き替えることを考えると、親も子どももストレスなく扱える構造が理想的。
ベルクロ式のベルトなら、成長に合わせてフィット感を調整できるのも嬉しいポイントです。
おすすめのアシックスセカンドシューズモデル
ここでは、実際に多くの家庭から支持されている定番・人気モデルを紹介します。
SUKU² ベビーミッドカット（BABYシリーズ）
歩行が安定し始めた時期から活躍するミドルカットタイプ。
足首をしっかり支える構造で、よく動き回る子どもでも転びにくい設計です。
ソールは柔らかく、軽さも十分。ファーストシューズからの切り替えにも最適な一足です。
コトラ mini SL 2（PRESCHOOLシリーズ）
通園やお出かけ用として人気の軽量モデル。
屈曲性が高く、活発に走り回る年齢の子どもにもぴったり。
アッパー素材は通気性がよく、ムレにくいのも特徴です。カラー展開が豊富で、男女問わず選びやすいデザイン。
アイダホ MINI（BABY〜KIDS兼用）
SUKU²の定番モデル。かかとの安定性と履き口の柔らかさを両立させています。
「歩きやすい」「走りやすい」と口コミでも高評価。
マジックテープが広く開くため、朝の忙しい時間でもさっと履かせやすい点も魅力です。
アシックスシューズ CP MINI（セーフティ設計モデル）
外遊びが多い家庭に人気のモデル。
つま先補強が施されており、砂場や滑り台などで靴が擦れても丈夫。
少し大きくなった子どもに“自分の靴”という感覚を持たせやすいデザインです。
成長に合わせたサイズチェックと買い替えの目安
子どもの足は3か月で0.5cm以上伸びることもあります。
「まだ履けるから」と同じ靴を長く使っていると、足の指が当たったり、変形の原因になることも。
理想的なのは、3〜6か月ごとにサイズチェックを行うことです。
チェックの目安は次のとおりです。
- つま先が当たっていないか
- 靴の中で足が動きすぎていないか
- かかとが浮かず、しっかりフィットしているか
少しでも違和感がある場合は、早めの買い替えをおすすめします。
アシックスでは店舗で無料の足形測定サービスも実施しており、正確なサイズを知ることができます。
セカンドシューズを選ぶことの意味
「靴は消耗品」と思われがちですが、子どもにとっては“足を育てる道具”でもあります。
歩行姿勢、筋肉の使い方、そして将来の体のバランス感覚――すべて足元から始まります。
特にセカンドシューズ期は、歩く・走る・跳ぶといった動きが一気に発達するタイミング。
だからこそ、柔らかくて動きやすく、かかとを支えてくれる靴が必要です。
アシックスのSUKU²シリーズは、こうした成長段階のニーズを徹底的に研究して作られています。
親がチェックしたい“フィットの感覚”
お店で試し履きをするときは、次の3点を意識しましょう。
- つま先に5〜10mmの余裕があるか
- かかとを押してもグラつかず、しっかり支えられているか
- 靴底が自然に曲がる位置と、子どもの足の曲がる位置が合っているか
実際に歩かせて、転びやすさや違和感を確認することも大切です。
特に、靴底が硬くて足の動きに合っていないと、疲れやすくなったり姿勢が崩れることもあります。
よくある失敗と注意点
セカンドシューズ選びで多い失敗例を挙げておきます。
- デザイン重視で選んでしまい、フィット感が合わない
- サイズが少し大きい方が長く履けると思い、足が中で動いてしまう
- ソールが硬くて歩きにくい
- ベルトがゆるく、足首を支えられていない
こうした失敗を防ぐには、「見た目」よりも「足に合っているか」を最優先に考えることが大切。
成長期の靴選びは、数か月単位の投資だと思って慎重に選びましょう。
アシックスのセカンドシューズで、健やかな足育を
成長に合わせて靴を選ぶ――それは、子どもの未来の歩き方を育てることでもあります。
アシックスのセカンドシューズは、歩行の安定・足の発達・履きやすさを兼ね備えた理想的な一足。
SUKU²シリーズには、通園用、外遊び用、走ることが好きな子向けなど、幅広い選択肢が揃っています。
小さな足の“いま”を大切にしながら、その先の成長を支える靴を選ぶ――
それが、親としてできる最高のサポートかもしれません。
アシックスのセカンドシューズおすすめモデル特集！成長に合わせたサイズ選びのポイントも解説
- セカンドシューズは1歳半〜2歳頃、歩行が安定してきたら検討
- アシックスSUKU²シリーズは発達段階に合わせた設計で安心
- サイズは足長＋5〜10mmが基本
- つま先の反り・かかとのホールド・柔軟なソールが重要
- 定期的にサイズを見直して買い替えることが大切
子どもの足の成長は一瞬。
日々の遊びや通園を支える一足として、アシックスのセカンドシューズを選んでみてはいかがでしょうか。
