スポーツで肘を守る「エルボーガード」。特にアシックスは、野球やバレーボールをはじめ、幅広い競技に対応するラインアップを展開しています。この記事では、アシックスのエルボーガードの選び方や人気モデルをわかりやすく解説し、スポーツ別のおすすめポイントも紹介します。
肘を守る理由とエルボーガードの役割
スポーツ中に肘は想像以上に負担を受けています。
バッティング中にボールが当たる、レシーブで床に腕をつく、転倒して肘を打つ——こうした場面はどの競技でも少なくありません。
エルボーガードの主な役割は次のとおりです。
- 打撃や転倒時の衝撃から肘を守る
- すり傷や打撲の防止
- 筋肉や関節を軽く圧迫して安定させる
- 長時間のプレーによる疲労を軽減
特に肘関節は一度痛めると長引きやすいため、予防のために使用する人も増えています。
アシックスのエルボーガードが人気の理由
アシックスは、長年のスポーツ用品開発で培ったフィット性と素材技術が強みです。
エルボーガードも競技ごとに求められる動き方や衝撃レベルを考慮して設計されています。
人気の理由は次の3点。
- 競技別の最適化設計
野球・ソフトボールなどのハードコンタクト競技には、硬質パッド入りのガードを用意。
一方で、バレーボールなど接地動作が多い競技には、柔軟性重視のサポータータイプも展開。 - 軽量で動きやすい構造
スポンジや樹脂をハニカム構造で組み合わせた軽量デザインが多く、プレー中の違和感を最小限に抑えています。 - 信頼の品質とコスパ
プロ選手からジュニア層まで幅広く対応しながら、価格は2,000~5,000円台と手に取りやすいのも魅力。
野球向けエルボーガードの特徴と選び方
野球ではバッターの肘を守るために着用するのが一般的です。
硬球の直撃を防ぐには、十分な強度とフィット性が欠かせません。
代表的なモデルを紹介します。
ASICS エルボーガード BPE230
プロ・アマ問わず人気の高い定番モデル。
軽量ながら強度が高く、内部にポリエチレンやPUスポンジを組み合わせた多層構造で衝撃を分散します。
メッシュ素材を使用しているため通気性も良く、長時間の試合でも蒸れにくいのが特徴です。
高校野球ルールにも対応しており、学生プレーヤーにもおすすめです。
ASICS エルボーガード 3123A470
よりシンプルで軽快な設計。
試合よりも練習やサブ用として使いやすく、左右兼用で扱いやすい点が魅力。
柔らかい素材で動きを妨げにくく、初めてエルボーガードを導入する人にも向いています。
選び方のポイント
- プロテクション重視ならASICS エルボーガード BPE230
- 軽さ・動きやすさ重視ならASICS エルボーガード 3123A470
- サイズは上腕まわりを基準に選ぶ
- 所属リーグのルール(高校野球対応など)を必ず確認
バッティングフォームを崩さずに装着できるかどうかも重要です。
購入前に一度スイング動作を確認してみましょう。
インドアスポーツ向けのアシックス肘サポーター
野球以外でも、肘の保護が必要な競技は多くあります。
バレーボールやバドミントン、卓球などでは「サポータータイプ」が活躍します。
VBエルボーパッド GELパッド
アシックスのバレーボール用肘サポーターの定番。
衝撃を吸収するゲルパッドを内蔵し、レシーブ時の床との接地衝撃を和らげます。
ストレッチ性のあるニット素材で腕にしっかりフィットし、プレー中もズレにくい構造。
汗をかいても肌当たりがやわらかく、快適性に優れています。
VBエルボースリーブ
より軽量で動きを制限しないタイプ。
通気性が高く、長時間の練習や試合でも快適。
「保護」というよりは「サポート」に近く、軽い圧迫感で関節を安定させたい人に向いています。
これらのサポーターは、手洗いまたはネット使用で洗濯可能なモデルも多く、清潔に保ちやすい点も魅力です。
エルボーガードとサポーターの使い分け方
アシックスの肘用ギアは大きく分けて2タイプあります。
目的に応じて選び分けることが、パフォーマンスと安全性を両立する鍵です。
1. ガードタイプ
- 樹脂プレート入りで、衝撃吸収力が高い
- 打撃や転倒など、強い衝撃から肘を守る
- 少し重くなるが、プロテクション性能は抜群
2. サポータータイプ
- ニットやストレッチ素材で軽量・柔軟
- 擦り傷防止、軽いサポートに最適
- 動きを妨げず、素早いプレーにも対応
自分がどんなシーンで肘を守りたいのかを整理しておくと、失敗しにくくなります。
サイズ選びとフィット感の重要性
エルボーガードは「つけ心地」が命です。
きつすぎると血流を妨げ、ゆるすぎるとずれて防御効果が落ちます。
アシックスの野球用では、上腕まわり32~38cm対応のフリーサイズが多く、バレーボール用サポーターではM(22〜28cm)、L(26〜32cm)などのサイズ展開があります。
試着可能な店舗で確認するか、オンライン購入時は自分の肘周囲を正確に測って選ぶのがポイントです。
また、夏場は汗で滑りやすくなるため、ややタイトめを選ぶ人もいます。
逆に冬場は長袖インナーの上から着ける場合もあるので、季節や使用環境も考慮しましょう。
メンテナンスと耐久性をチェック
どんなに良いエルボーガードでも、汚れや汗を放置すると劣化が早まります。
素材に応じたケアが大切です。
- 樹脂入りガードタイプ:汚れた部分を軽く水拭き。金具やバンド部分は陰干しで乾燥。
- サポータータイプ:中性洗剤で手洗い、またはネットに入れて弱水流で洗濯。
- 共通注意点:直射日光は避け、変形や素材劣化を防ぐ。
定期的にゴムの伸びやマジックテープの粘着力も確認し、ゆるくなったら買い替えましょう。
スポーツ別おすすめの方向性
アシックスのエルボーガードは、競技によって適したモデルが変わります。
- 野球/ソフトボール:ASICS エルボーガード BPE230などの本格ガード系。打撃時の安心感が高い。
- バレーボール:VBエルボーパッド GELパッド。床への接地が多いプレーヤーに最適。
- バドミントン・卓球:VBエルボースリーブ。軽いサポートで素早い動きに対応。
- フィットネス・トレーニング:スリーブタイプで関節を安定させ、軽い負荷トレに便利。
それぞれのスポーツ特性に合ったモデルを選ぶことで、より安全で快適にプレーできます。
アシックス製品を選ぶ安心感
アシックスは日本を代表するスポーツブランドとして、品質と安全性への信頼が厚いメーカーです。
人体工学に基づいた設計や、競技現場でのフィードバックを反映した製品づくりは他社にはない強み。
特にエルボーガードやサポーターの分野では、プロ選手から学生アスリートまで幅広く愛用されています。
初心者にも扱いやすく、買い替えやすい価格帯も支持を集める理由です。
まとめ:アシックスのエルボーガードで肘をしっかり守ろう
アシックスのエルボーガードは、競技別の特性を踏まえて設計された信頼の防具です。
野球ならASICS エルボーガード BPE230のような本格ガード、バレーボールならVBエルボーパッド GELパッドなど、自分のプレースタイルに合わせた選択が大切。
大切なのは「どんな動きで肘を守りたいか」を明確にすること。
動きやすさ、衝撃吸収、フィット感のバランスを見極めて、自分に合った一枚を見つけましょう。
日々の練習や試合での安心感が、パフォーマンス向上にもつながります。
アシックスのエルボーガードで、あなたのプレーをもっと快適に、そして安全に。


