- アシックス イベント最新情報を総まとめ
- 大阪で話題の体験型イベント「DISCOVER. by ASICS」
- 一般ランナー向け本格イベント「META: Time: Trials JAPAN SERIES 2025」
- 表参道で開催「FIND YOUR MOVE with ASICS」:街ラン体験型イベント
- 世界陸上連動イベント「ASICS MOVE STREET」&「ASICS METASPEED EXPERIENCE」
- 新作コレクション「TOKYO Collection 2025」も注目
- シューズ試し履きイベント「TRY! ASICS! SONIC BLAST」
- アシックスがイベントを積極的に行う理由
- イベントから見えるアシックスの未来像
- まとめ:アシックス イベントは「体験でつながるブランド」の象徴
アシックス イベント最新情報を総まとめ
スポーツブランドの中でも「体験」を重視するアシックスは、2025年に入ってから全国各地で多彩なイベントを開催しています。
ランニング初心者からベテランランナー、ファッション好きまで、それぞれの楽しみ方で参加できるのが魅力です。
この記事では、2025年に注目されたアシックスの最新イベントをまとめつつ、その背景にあるブランドの狙いや今後の展望を紹介します。
大阪で話題の体験型イベント「DISCOVER. by ASICS」
2025年6月から10月まで大阪・梅田の「アシックス グランフロント大阪」で開催されたのが「DISCOVER. by ASICS」。
光と音、映像に包まれながら、自分の体を自然に動かしたくなるよう設計された没入型の体験イベントです。
体験時間は約30分。チェックインから始まり、音と光の空間で心を整え、ステップやジャンプで体を動かす構成。
運動経験がなくても安心して楽しめる内容で、家族連れや観光客にも人気を集めました。
このイベントは「Sound Mind, Sound Body(健全な身体に健全な精神)」というアシックスの理念を体現したもの。
「運動=ハードルが高い」と感じている人に、スポーツの楽しさを再発見してもらう狙いがあります。
一般ランナー向け本格イベント「META: Time: Trials JAPAN SERIES 2025」
競技志向のランナーから注目を集めたのが、5000mのタイムトライアルイベント「META: Time: Trials JAPAN SERIES 2025」。
愛知、福岡、京都、神奈川など全国で予選会が開催され、上位ランナーは決勝大会へ進出。
決勝では男子14分台、女子17分台といった高レベルの記録も生まれました。
このシリーズは「ともに、史上最速へ。」をテーマに、挑戦するランナーを後押しするアシックスらしい企画です。
最新のレーシングモデル「METASPEED」シリーズを着用する参加者も多く、走りの科学を体感できる場として定着しています。
表参道で開催「FIND YOUR MOVE with ASICS」:街ラン体験型イベント
東京・表参道では2025年10月に「FIND YOUR MOVE with ASICS」が行われました。
このイベントは「街と走る」をコンセプトにした初心者向けライトランニング体験で、
表参道から神宮外苑をめぐるコースを、ガイド付きで楽しく走る形式です。
1人でも、友人や家族とでも参加でき、ASICSスタッフが走り方や姿勢をアドバイス。
「走る=トレーニング」ではなく、「街を楽しむアクティビティ」としてのランニングを提案する内容でした。
ASICSのランニングイベントの中でも特に人気が高く、
「走るきっかけを探していた」「新しい趣味に出会えた」という参加者の声が多数寄せられています。
世界陸上連動イベント「ASICS MOVE STREET」&「ASICS METASPEED EXPERIENCE」
2025年9月、東京で開催された世界陸上に合わせて、アシックスは2つの大型イベントを実施しました。
ひとつは丸の内仲通りを舞台にした「ASICS MOVE STREET」。
もうひとつは国立競技場外構で行われた「ASICS METASPEED EXPERIENCE」です。
「ASICS MOVE STREET」は“Feel like an Athlete”をテーマに、3つのエリア(静・動・解)で構成。
アスリートの動きを模倣できる体験型トラックや、代表チームの公式ウェア展示など、
ランニングファンはもちろん、家族連れでも楽しめる設計でした。
一方「ASICS METASPEED EXPERIENCE」では、最新モデル「METASPEED RAY」などの展示を実施。
手に取って軽さや素材の違いを確かめることができ、開発技術の高さを実感できるイベントとして好評でした。
この2つの催しは、アシックスが掲げる「ブランド体験の可視化」を象徴する取り組みです。
製品を売る前に“体験を売る”という姿勢が、国内外で支持を広げています。
新作コレクション「TOKYO Collection 2025」も注目
イベントだけでなく、2025年はコレクション発表も充実しています。
特に「TOKYO Collection 2025」は、東京の都市文化やモダンな街のエネルギーをテーマにした新シリーズ。
新素材「FF TURBO SQUARED」を搭載した「MEGABLAST™」や、
軽量&高反発の「SONIC BLAST」など、革新的なランニングシューズが登場しました。
また、「GEL-KAYANO 32」や「GEL-NIMBUS 27」など人気モデルにも東京限定カラーが追加。
スポーツとファッションの融合を進めるアシックスらしい展開です。
シューズ試し履きイベント「TRY! ASICS! SONIC BLAST」
2025年9月には「SONIC BLAST」発売に先駆けた試し履きイベントも実施。
会場は「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI」で、参加者は最新モデルを実際に履いて軽くランニングを体験。
抽選制ながら多くのランナーが応募し、アシックスシューズの進化を肌で感じる場となりました。
こうした“発売前体験”の試みは、アシックスがユーザーの声を重視している証拠。
実際の感想を次の開発に活かすフィードバックループも整備されており、製品精度の向上に直結しています。
アシックスがイベントを積極的に行う理由
アシックスがこれほど多様なイベントを開催する背景には、明確なブランド戦略があります。
- 運動を「特別なこと」から「日常」へ変えるため
運動経験が少ない人にも気軽に体を動かす楽しさを伝える。
梅田や表参道のイベントは、まさに“日常の中にスポーツを取り戻す”試みです。 - 製品と体験の融合
シューズの性能を体感することで理解が深まり、購買につながる。
試し履きイベントや展示会は、単なる宣伝ではなく「学びの場」でもあります。 - ブランドとの接点を増やす
オンラインだけでは伝わらない“温度感”をイベントで共有する。
アスリートも参加する現場では、ブランドの信頼が自然に生まれます。 - 地域と共にスポーツ文化を育てる
全国展開のランニングシリーズや地方体験会は、地域の健康促進にも貢献。
地方自治体や地元スポーツ店との連携も今後の注目点です。
イベントから見えるアシックスの未来像
アシックスは近年、「体験」「共創」「健康」をキーワードにブランドの再構築を進めています。
シューズやウェアの性能だけでなく、「動くことを楽しむ空間」を提供する企業へと進化しているのです。
その象徴が、「DISCOVER. by ASICS」や「MOVE STREET」などの“没入型イベント”。
五感でブランド哲学を体験できる仕掛けは、従来のスポーツメーカーにはないアプローチです。
また、都市型イベントだけでなく、今後は地方都市やオンライン連動型の開催も期待されます。
OneASICS会員限定の体験会や、ライブ配信による参加型ランニングなど、
「誰でも、どこでも、走る楽しさを共有できる」仕組みが広がるでしょう。
まとめ:アシックス イベントは「体験でつながるブランド」の象徴
2025年のアシックスは、シューズの進化だけでなく“体験の進化”でも注目されています。
大阪の没入型イベント、東京の街ラン、世界陸上連動展示、全国レースシリーズ――。
それぞれが違う目的を持ちながらも、共通しているのは「人が動くことで得られるポジティブな感覚」です。
アシックスのイベントは、走ることを「義務」ではなく「楽しみ」に変える仕掛け。
スポーツが苦手でも、気軽に参加できるのが魅力です。
今後もアシックスは、「運動の喜びを日常へ」というブランド哲学のもと、
全国で新しい体験の場を増やしていくはずです。
次の開催情報を見逃さず、自分の街でアシックスの世界を体感してみてください。


