「アシックス＝スポーツシューズ」というイメージを持つ人は多いかもしれません。でも最近のアシックスは、ただ機能的なだけではありません。ランニングの技術をそのままに、ファッション性を兼ね備えた“かっこいい靴”が次々と登場しているんです。街でも映えるデザインで、ストリートでも通用する存在感を放つスニーカーたち。今回はそんな「アシックスのかっこいい靴」を、背景やトレンドを交えながら徹底的に紹介します。
なぜ今「アシックスの靴」がかっこいいと言われるのか
まず押さえておきたいのは、アシックスのデザイン進化です。長年、ランニングやスポーツ用シューズで培われた技術を土台に、近年はライフスタイルに寄り添う「アシックス スポーツスタイル（ASICS Sportstyle）」シリーズが急成長しています。
このラインは、機能性を残しつつ、デザインを日常使い向けにアップデートしたモデルが多く、まさに“走れるファッションスニーカー”。機能とスタイルを両立したシューズが「かっこいい」と評価される理由はここにあります。
さらに、90〜2000年代のレトロスニーカーを再構築したデザインも人気の要因。ハイテク過ぎず、どこか懐かしいフォルムがストリートスタイルにマッチし、今のファッション感度の高い層に刺さっているのです。
GEL-KAYANO 14 ― アシックスの名作が“街仕様”に進化
まず紹介したいのが「GEL-KAYANO 14」。かつてのランニング用シューズをベースに、現在はファッションスニーカーとして復活したモデルです。
メタリックなアッパーにボリュームのあるソール。どこか90年代を思わせるフォルムながら、今見ても新鮮。スポーティーすぎない絶妙なバランスで、スラックスやデニムにも自然に溶け込みます。
履き心地はいうまでもなく抜群。GELクッションによる高い衝撃吸収性と安定感があり、長時間の歩行もラクにこなせます。見た目と機能を両立した「アシックスのかっこいい靴」の代表格といえるでしょう。
GT-2160 ― “ちょっと無骨”が今の気分
次に注目したいのが「GT-2160」。こちらもアーカイブモデルの復刻版として登場し、ランナーからファッション愛好家まで幅広く支持されています。
メッシュとレザーを組み合わせた素材感、無骨で流線的なデザイン。まさに“ダッドスニーカー”の流れを汲みつつ、現代的に洗練された印象です。トレンドのワイドパンツやカーゴにも合わせやすく、スタイリングの主役にもなる存在感。
軽量で安定感があり、通勤・通学にも向いています。「実用的で、しかも見た目がかっこいい」という、今求められる条件をすべて満たした万能スニーカーです。
GEL-NYC ― ストリートでも通用する“新世代アシックス”
「GEL-NYC」は、その名の通りニューヨークのストリートカルチャーにインスピレーションを得たモデル。GEL-CUMULUS 16などの過去の名作をベースに、最新のソール技術を組み合わせた一足です。
デザインはボリューム感がありながらも洗練され、スポーティーになりすぎない絶妙なバランス。白・グレー・ネイビーといった落ち着いた配色が多く、大人のストリートスタイルにも自然にハマります。
ランニング技術を活かした快適さも健在で、街歩きでも疲れにくい。休日のスニーカーとしてはもちろん、旅行やフェスなど“動けるファッション”にも最適です。
GEL-SONOMA 15-50 ― アウトドアテイストを街に持ち込む
もし少しアクティブな印象を出したいなら、「GEL-SONOMA 15-50」もおすすめ。トレイルランニングシューズをベースにしたモデルで、アウトドア由来のデザインが特徴です。
ソールにはグリップ力の高いラバーを採用し、悪路にも強い仕様。それでいて、街中でも違和感のないカラーリングとフォルム。ミリタリーやアウトドアスタイルとの相性も抜群です。
「街でも履ける機能系スニーカー」という立ち位置が、このモデルの魅力。動きやすくて、見た目もタフ。そんな“かっこよさ”が多くのファンを惹きつけています。
GEL-KINETIC FLUENT ― ハイテク感と洗練を両立
「GEL-KINETIC FLUENT」は、アシックスの最新技術を詰め込んだハイテクスニーカー。スポーツとファッションの境界を曖昧にするデザインで、メタリックカラーや立体的なパターンが目を引きます。
歩くたびにソールがしなやかに反応し、足の負担を軽減。ハイテク感のある見た目と実用性が両立した一足で、都会的な印象を与えます。シンプルな服装に合わせても、足元が主役になる存在感。まさに“映えるアシックス”といえるでしょう。
街で履くアシックスを選ぶポイント
かっこいいスニーカーを選ぶときに大事なのは、見た目だけでなく「使うシーンとのバランス」。ここでは街履きで失敗しないためのポイントをいくつか紹介します。
- サイズ感：アシックスは日本ブランドなので、海外ブランドよりもやや細め。ゆとりを持たせたい場合はハーフサイズアップも検討を。
- カラー選び：白やシルバーはクリーンで都会的、黒やグレーは落ち着いた印象。差し色としてオレンジやブルーも人気。
- 素材感：メッシュ素材は軽快でスポーティー、レザーやスエードは上品でファッション寄り。
- 着こなしのバランス：ボリュームのあるスニーカーはワイドパンツやカーゴと相性良し。細身のパンツならスマートなシルエットのモデルを。
これらを意識すると、アシックスの靴をよりスタイリッシュに履きこなせます。
アシックスが“再評価”される時代背景
いまアシックスが注目されているのは、単なるブランドブームではありません。スニーカーシーン全体で「機能×デザイン」を重視する流れが加速しているからです。
以前は“ファッション性の高いスニーカー＝海外ブランド”という風潮がありました。しかし、アシックスのように実用性とデザインを両立した靴が増えたことで、評価は一変。街中でアシックスを履くことが「センスがいい」と見られる時代になっています。
また、アシックスはコラボにも積極的。KITHやA.P.C.、Kiko Kostadinovなどとの限定モデルは、スニーカーヘッズからも高く支持されています。こうしたコラボがブランド全体の“かっこいい”イメージを押し上げています。
“機能性＝美しさ”という新しい価値観
アシックスのかっこよさは、単なる見た目だけではありません。美しいフォルムの裏には、機能的な理由があります。たとえば、GELシリーズのクッション構造や安定感のあるヒールカウンターは、デザインとしても成立している。
つまり、「機能美」がアシックスの真の魅力。飾り立てるのではなく、実用性を追求した結果として“かっこよく”見える。この哲学が、他のスニーカーにはない深みを生んでいるのです。
アシックスのかっこいい靴で街に出よう
「走るための靴」から「街で映える靴」へ。アシックスは確実に新しい時代を切り拓いています。快適さをそのままに、ファッション性をまとったスニーカーは、日常をちょっと上質にしてくれる存在。
お気に入りの一本を見つけて、ぜひ街へ出かけてみてください。
機能とデザインが融合したその一足が、きっとあなたのスタイルを完成させてくれるはずです。
アシックスのかっこいい靴特集！街でも映えるデザインスニーカーを厳選紹介【まとめ】
今回紹介したように、アシックスにはランニング由来の技術を活かした“かっこいい靴”が数多く存在します。
GEL-KAYANO 14、GT-2160、GEL-NYC、GEL-SONOMA 15-50、GEL-KINETIC FLUENT…。どれも履き心地とデザインを高次元で融合させた名作です。
「スポーツブランド＝機能的」ではなく、「スポーツブランド＝ファッションの一部」として楽しめる時代。
アシックスのかっこいい靴は、その最前線に立っています。
