「アシックスとライザップがコラボした靴ってどんなもの？」と気になった方、多いのではないでしょうか。
ランニングやウォーキングのシューズと聞くと“スポーツブランドの技術”が真っ先に浮かびますが、そこに“ボディメイクの専門家”ライザップが加わると、ただのスニーカーでは終わりません。
この記事では、アシックス×ライザップの共同開発シューズについて、その狙いや特徴、実際の使用感・評判までを分かりやすくまとめていきます。
アシックスとライザップがコラボした理由
まずは、なぜ両社が手を組んだのか。
アシックスとライザップは、それぞれ“動き”と“体づくり”のプロフェッショナル。
このコラボのテーマは「普段の歩きをトレーニングに変える」。
つまり、靴を履いて歩くだけで、自然と筋肉や足指を使えるように設計されています。
ライザップは“運動指導の専門家”として、どんな動きが筋肉に効くのかを熟知しています。
一方のアシックスは、長年にわたりスポーツシューズの機能開発を続けてきた老舗。
両者の強みを掛け合わせることで、「日常のウォーキングをボディメイクの第一歩に」という新しい提案が生まれました。
製品の特徴：歩くだけで足指トレーニング
このシューズの一番の特徴は、ライザップ監修による「HAZUP（ハズアップ）インナーソール」。
この中敷には、歩行時に自然と“足指のグーパー運動”を促す構造が組み込まれています。
普段あまり意識しない足指を動かすことで、足裏の筋肉を刺激し、姿勢やバランスの改善につなげる狙いがあります。
さらに、「トゥグリップ」構造により、地面を蹴るときに指が自然に動くように誘導。
これが、ライザップのトレーニング理論とアシックスの靴づくり技術の融合ポイントです。
ほかにも、
- 中足骨パッドによるアーチサポート
- 高屈曲ソールによる自然な足運び
- 軽量で通気性の高いアッパー素材
- 幅広設計（4E）でゆったり履けるフィット感
といった実用面もしっかり押さえられています。
「健康志向の靴」としての設計思想が随所に見られるのが、このシリーズの魅力です。
実際の履き心地と効果の感じ方
公式では「歩けば足指の筋肉が活性化」「足把持力が約1.5倍に向上」という検証データが紹介されています。
ただし、この数値はあくまで特定条件での実験結果であり、個人差があります。
実際にユーザーが感じるのは、数値よりも「足が軽く感じる」「歩いていて自然と姿勢が良くなる」といった体感的な変化が多いようです。
特に、在宅勤務や立ち仕事などで足の疲れを感じやすい人には、「足がリセットされるような感覚」「長時間でも痛くなりにくい」といった声が目立ちます。
一方で、「トレーニング効果」を実感できるかどうかは、歩く頻度や姿勢の意識によっても変わります。
“履くだけで鍛えられる”というよりは、“歩くときに意識をサポートしてくれる”靴と考えるのが現実的です。
購入者の評判・口コミまとめ
実際のレビューを見てみると、全体的には高評価が多い印象です。
良い口コミ
- 「軽くて歩きやすい」「足が疲れにくい」
- 「幅広で締めつけ感がない」
- 「デザインが落ち着いていて普段履きにも使える」
- 「足の裏全体で歩ける感覚が気持ちいい」
特に、“ウォーキングを続けたいけど足が痛くなる”という人からの満足度が高いようです。
クッション性と屈曲性のバランスが良く、自然と歩数が伸びたという声もありました。
気になる口コミ
- 「足先が少し狭い」「甲が低めに感じる」
- 「耐久性がやや物足りない」
- 「トレーニング効果までは分からない」
つまり、“履き心地や疲れにくさ”という点では好評ですが、
“筋トレ効果を実感できるか”については感じ方にばらつきがあります。
期待する目的が「健康的に歩く」か「足を鍛える」かによって、満足度が変わる傾向です。
どんな人におすすめか
このASICS RAKUWALK × RIZAP コラボスニーカーは、次のような人に向いています。
- 運動が苦手だけど健康を意識したい
- 通勤や買い物など“歩く時間”を活かしたい
- 足の疲れやむくみを軽減したい
- 靴の締めつけが苦手で、幅広設計を探している
- ライザップのトレーニング理論に興味がある
逆に、
- 長距離ランニング向けの推進力を求める人
- ハードな運動で筋肉を鍛えたい人
- 耐久性を最重視する人
にはやや物足りないかもしれません。
この靴は“トレーニングシューズ”というより、“毎日の歩行をボディメイクに変えるサポートギア”という位置づけです。
アシックスとライザップの狙い ― 「歩くこと」を再定義
このコラボは、単なる商品開発ではなく“ライフスタイルの提案”です。
「ジムに行く時間がない人でも、歩くだけで体を整えられるように」という思いが込められています。
ライザップは「運動・食事・習慣づくり」を軸にしたボディメイクを提案していますが、
そこにアシックスの靴づくり技術が加わることで、“毎日履くこと”そのものが習慣化のきっかけになる。
この視点こそが、両ブランドの共通した理念と言えます。
“歩く＝健康”というシンプルな行動を、科学的に、そして気持ちよく続けられる。
そんな日常のサポートを目的とした靴なのです。
まとめ：アシックスとライザップの共同開発シューズで、歩きながら整える
アシックスとライザップの共同開発シューズは、
「歩くことで足指から体を整える」という新しい発想から生まれたコラボモデルです。
軽量で柔らかく、幅広設計で履きやすい。
そのうえ、インソールやソール形状によって自然と足指が動き、姿勢や歩行の安定に役立つ。
普段の通勤・買い物・散歩など、あらゆる場面で「歩きながら健康を意識したい人」にぴったりの一足です。
ただし、効果の感じ方には個人差があります。
過度な期待をせず、まずは“日常で歩く機会を増やす”ことが第一歩。
そうして毎日の歩行が少しずつ変わっていけば、自然と身体も応えてくれるはずです。
アシックスとライザップが提案するのは、トレーニングのハードルを下げること。
あなたの道が、そのままジムになる――。
そんなコンセプトを体感できる靴を、ぜひ一度試してみてください。
